665.Lindell Audio社のLindell 50 Seriesを使ってみよう♪ ~チャンネルストリップ~ 有料プラグイン

APIの実機をプラグイン化したやつみたいです。
このプラグインを買うと、チャンネルストリップと、プリアンプ部分のみのプラグインが手に入ります。

このプラグイン、EQが3種類、コンプが2種類、切り替えて使用できるようになっています。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

Plugin Alliance Installation Managerというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

プリアンプ

GAINはインプットゲイン。
左の赤ボタンは、ローカットフィルター。
黄ボタンは、-20dBになるボタン。
緑ボタンは、UNITYでいわゆるオートゲイン。

THDは、倍音を付加してくれます。
0の状態で実機と同じ程度の倍音が付加されています。
だから、より追加したい場合にプラス方向、より減らしたい場合にマイナス方向です。

EQ

上に電源ボタン、下にINのボタン。
どちらも、EQセクションをオンにしたり、オフにしたりするんだけど、違いがわからなひ。
矢印にpostとあるのをオンにすると、コンプの後でEQがかかるようになります。

50Bと表示されているところで、EQを切り替えることができます。

ちなみに、PLUGUIN DOCTORで確認すると、

何も調整していない状態でも、こんな風に20Hzあたりが持ち上がっています。

50B EQUALIZER


4バンドのEQです。
デフォルトでは、このEQになっています。
HF、HMF、LMF、LFはベルカーブのようです。

下にあるローシェルのマークは、LFのカーブをシェルフに変えるボタンで
ハイシェルフっぽいやつは、HFのカーブをシェルフにするボタンっぽい感じです。

50A EQUALIZER

3バンドのEQ。
HF、MF、LFはベルカーブのようです。

50Bとほぼ同じですが、FILTERというのがついています。
FILTERはバンドパスフィルターらしく、ローとハイがばっさりと切られます。

60 EQUALIZER

10バンドのグラフィックイコライザーです。
見たままですね。

コンプレッサー

上に電源ボタンがあります。
VCAと表示されている部分で、コンプを切り替えられます。

VCA

基本的なパラメーターが並んでいます。
一番下のLINKは0%だと、左右で別に圧縮する、100%だと左右同じように圧縮する形です。

SOFTはオンにすると、ソフトニーになります。

NIV.をオンにすると、低音が圧縮されなくなります。

F.B.はオンにしていると、コンプレッサー出力に基づき圧縮されるという、謎機能。
コンプレッサー出力って、圧縮されたあとじゃないの???

うーん、よくわからない。

FET

FETタイプのコンプ。
CEILINGで圧縮量を決めるタイプです。
真ん中のメーターでリダクション量を確認できます。

MIXはDRYとWETの割合。
HPFはハイパスフィルター。
INはインプットゲイン、OUTはアウトプットゲイン。
RELはデフォルトで0.1s、1をオンにすると0.5s、2をオンにすると2s、1と2をオンにすると2.5sと、4種類用意されています。
MODEはCがコンプでレシオが2:1、Lがリミッターでレシオが20:1、OFFが1:1。
D-Sはディエッサーとして機能するようにするボタンです。

GATE/EXP

EXP.をオンにするとエキスパンダー、オフにするとゲートになります。

THRESH.がスレッショルドで、ゲート、エキスパンダーをかける音量の設定ですね。
RANGEがゲート、エキスパンダーでどれぐらい音量を下げるか。
RELEASEはリリース、アタックはFASTをオンにするかしないかで設定。

INV.はTHRESHOLDを下回った時にゲートが開くという、逆方向になります。

HYST.は、一度閉じたゲートを改めて開く音量を調整します。
上げすぎると、閉じっぱなしになってしまいます。

基本的には、ノイズ除去のためのものなので、録音とかしないボクはあまり無関係なんですが、エフェクト的に使うことも可能。

TMT

TMTはBrainworxのいつものやつです。

・・・Brainworxのいつものやつ???

あれ?これ、Brainworx製じゃないよね。
このあたり、ずっと謎なんだけど。

とりあえず、TMTだけをBrainworxからもらっている形なのかな。
Brainworxのプラグインは全てbxをつけてほしいんだけど(笑)

bxがついていなくても、SPLやelysiaはBrainworx製だし、Lindell AudioはBrainworx製じゃないし・・・

マスター

ここは、そのままですね。
最終音量、CUTはミュート、Φは位相の反転です。

Lindell 50 Buss

ちなみに、プリアンプ部分のみのプラグインも一緒についてきます。
基本的には、プリアンプ部と同じですが、-20がなく、Φがついている感じです。

まとめ

チャンネルストリップは嫌いだ。
書くことが多すぎるんだ(笑)

まぁ、つまりは一つでなんでもできる便利なやつなんですけどね。

価格

【定価】
349ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2024年6月 29.99ドル(Plugin Allianceさん)
2024年9月 19.99ドル(PluginAllianceさん)
2024年12月 19.99ドル(PluginAllianceさん)
2025年1月 19.99ドル(Plugin Allianceさん)
2025年3月 29.99ドル(Plugin Allianceさん)
2025年5月 29.99ドル(Plugin Allianceさん)
2025年6月 29.99ドル(Plugin Allianceさん)

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