超有名なMODO BASS2。
知らない人はいないんじゃないか、というぐらい。
フィジカルモデリング音源という珍しい音源。
一般的なベース音源は、ベースの音をたくさん、たくさん録音して、「ド」を押せば、録音した「ド」の音を出すという形なんですね。
MODO BASSは、楽器の構造を分析して、こうすれば、こういう音が出るというのを計算して、つくり上げるという、すごいシステム。
ということで、どうしてもCPU負荷が高めですね。
別に、フィジカルモデリングだからすごいというわけではないですが、音がいいんですよ、これがまた。
ちなみに、無料版があるので、とりあえずそれだけでも入れて試してみましょう。
無料版とは言え、機能的には、ほぼ使えますよ。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
MODEL
ベースのモデル22種類が用意されています。
ものすごいですね。
無料版は、’60s P-Bassだけ使えるらしいです。
いやぁ、これだけでも、ものすごいですねぇ。
PLAY STYLE
フィジカルモデリングだからなのかどうか、よくわからないのですが、このプレイスタイルがものすごいんです。
FINGER・PICK・SLAP
ベースは指弾きとピック弾きがあり、選べるようになっています。
で、同じく指で弾くのですが、スラップ奏法も選べるんですね。
それだけでも、結構すごいですよね。
MUTING・STROKE・TOUCH・SCRATCH・THRESHOLD
FINGER・PICK・SLAPによって、内容が変わります。
MUTINGだけは全部にあります。
FINGER
STROKEはALT.(親指と人差し指を使う)、INDEX(親指だけ)、MIDDLE(中指だけ)の3種。
TOUCHはSoft、Normal、Hardの3種。
PICK
STOROKEはALT.(オルタネイト・ピッキング)、DOWN(ダウン・ピックのみ)、UP(アップ・ピックのみ)の3種。
SCRATCHは、Light、Normal、Hardの3種。
SLAP
STROKEは、AUTO、SLAP(スラップのみ)、PULL(プルのみ)の3種。
AUTOにした場合は、THRESHOLDを設定し、それ以上のときにプル、以下のときはスラップになる。
LET RING・FINGERING・OPEN STRING
LET RINGをオンにすると、弦を止めずに、自然なサステインに任せて演奏する。
FINGERRINGは、First Position、Easy、Nearestの3種。
First Positionは、最初の5フレットを基本に演奏する。
Easyは、ベーシストが一般的に演奏するような動作に基づいた演奏法。
Nearestは、最後に演奏した音に最も近い音を演奏する。
同じ音でも、押さえる場所が複数あるからでしょうね。
OPEN STRINGは、開放弦を使用するかどうか。
DETACH NOISE・SLIDE NOISE
DETACH NOISEは、指を押さえたり、離したりする際の音。
SLIDE NOISEは、指がフレット間を移動する際に発生する音。
STRING
STRINGは弦に関係するところ。
弦に関係する?ところ。
関係するのか?
FINGERBOARD・STRINGS・DROP・ACTION
FINGERBOADはフレットのあり、なしを選択。
STRINGSは4弦、5弦、6弦から選択。
DROPはオンにすると、最低限を1弦下げる。
ACTIONは弦とネックの間の距離の設定で、Low、Standard、Highから選択。
TYPE・GAUGE・AGE・A4 REFERENCE
TYPEは弦の種類で、Round WoundかFlat Woundかを選択。
GAUGEは弦の太さで、Light、Medium、Heavyから選択。
AGEは弦の使用度合いで、NewとBroken In、Oldから選択。
A4 REFERENCEはピッチですね。
いやぁ、微妙に異なるものですねぇ。
ELECTRONICS
ベースのカスタマイズの画面のようです。
BRIDGE・NECK
ブリッジ・ネックを変更することができます。
PIEZO・CIRCUIT
PIEZOはピエゾの音量。
なんでしょう、ピエゾ・ピックアップって。
CIRCUITは、EQと考えればよいのかと。
Passiveを選択時はTONEで設定。
Activeを選択時はBASS、MIDDLE、TREBREで設定。
STUDIO
STUDIOと表示されていますが、つまりはアンプですね。
Solid StateとTubeを選択できますが、この2つだけです。
まぁ、きっと、ここはオフにして、エフェクターを買えってことですね。
エフェクターの方、充実していますからねぇ。
逆に、それをくっつけられて、価格が上がるのも困るので、妥当なところかもしれません(笑)
PATTERNS
MODO BASSにはなかったのが、MODO BASS2になってから、追加されました。
需要が高まっているんでしょうね。
CONTROL
キーコントロールの一覧ですね。
ここで設定の変更もできますが、そもそも、この画面で確認しないといけませんよね。
ここについては、詳しくは説明しません。
まとめ
フィジカルモデリングだからできるのでしょうが、とにかく設定が細かい。
他のベース音源では選択できないようなことも選択できたりする。
ただ、どうしたって、CPU負荷は高くなるのは仕方がないですよね。
何を求めるか、でしょうね、結局。
価格
MODO BASS2 CS(無料)
パターン数が少ない。
フレットレス機能なし。
パターンインポートなし。
’60s P-Bassのみ
MODO BASS2
【定価】
149ユーロ
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2023年11月 79.99ユーロ(本家さま)
2023年11月 MODO DRUMとのバンドル 129.99ユーロ(本家さま)
2024年1月 MODO DRUMとのバンドル 15789円(beat cloudさん)
2024年4月 79.99ユーロ(本家さま)
2024年6月 82.10ユーロ(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年6月 MODO DRUMとのバンドル 102.63ユーロ(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年7月 49.99ユーロ(本家さま)
2024年7月 MODO DRUMとのバンドル 99.99ユーロ(本家さま)
2024年10月 MODO DRUMとのバンドル 99.99ユーロ(本家さま)
2024年11月 49.99ユーロ(本家さま)
2024年11月 MODO DRUMとのバンドル 99.99ユーロ(本家さま)
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