492.有料プラグイン NATIVE INSTRUMENTS社のMASSIVEを使ってみよう♪ ~シンセ~

なぜかMassiveについて調べると、シンセを学ぶならMassive的なものを見かけます。
なんか、これが基本、みたいな。

ボク的には、シンセはSerumやVitalが一番わかりやすいと思っているんですけど。

Serumとかは後発だから、という理由もあるのかもしれませんけど。
そして、逆にMASSIVEが、わからなさすぎて、嫌なんですけど(笑)

ということで、わからなさすぎるけれども、わかるように見ていきましょう。
まぁ、プリセットを選ぶ方が早いんですけど。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

Native Accessというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

プリセット

Browserをクリックすれば、プリセットの一覧が表示されます。
プリセットを選べば、上に8つのノブが表示されます。
このプリセットで、音を変えたいのであれば、このあたりを変えたいんじゃないですか?という、いわば、プリセット側の提案ですね。

つまり、好みのプリセットを選ぶ、上のつまみでより好みの音にする、というので完結です。

プリセット追加

さらに、Massiveはサードパーティ製のプリセットもたくさん販売されています。
無料でもらえる場合もあります。
それらを購入したら場合の追加方法。

FileからOptionsを選択。

Brouserを選んで、Addをクリックで、プリセットの入っているフォルダを選択すればOKです。

ROUTING

よくわからないから、ルーティングを確認。
ROUTINGというのがあるので、そこで確認できます。

オシレーターが3つとノイズ、フィルター2つ、アンプ、パン、FX・・・

まぁ、概ね、こんな感じでしょうね。
そんな特殊な感じはないですね。

OSC

OSC1~3がオシレーターですね。
Massiveはウェーブテーブルです。

上の画像は、Serumの画像ですが、つまりはこんな感じで、波形の集合体みたいになっているわけです。

OSCで、Squ-SwⅠと表示されているところが、このウェーブテーブルを選択するところです。
Wt-Positionで、ウェーブテーブルのうちの、どの部分の波形にするかを決めます。
波形が見えないので、音で決めるしかありませんね。

まぁ、波形が見えても、波形で音がわかるようにならないと、意味がないから、一緒かもしれませんね。

Intensityで選んだ波形をさらに調整していきます。
上のSpectrumというところを変更することで、Intensityの波形の調整の仕方が変わります。
これらも、何がどうと決まってはいるのですが、もう耳で判断するのが早いでしょうね。

Ampは音量、Pitchはピッチですね。

他のシンセと違って、この部分ではユニゾンとかパンは設定できないようです。
つまり、OSC1を真ん中に、OSC2を右、OSC3を左とかにはできないんですね。

左の青い丸は電源で、ここが消えていると、機能がオフの状態です。

VOICING

なぜかボイシングはここ。
VoicingのMaxは同時に出せる音。
つまり3和音を同時に鳴らせるか、ってことですね。

Unisonoはユニゾンで、1つの音にどれだけ音を重ねるか。

で、ユニゾンもMaxの方に含まれるので、ユニゾンを2にして、Maxを2にすると、ドとミを同時には出せなくなります。

monophonの場合、和音は出せなくなります。
ただ、Unisonは複数でOK。

Monorotateは、ドとソを同時に押し続けると、ド・ソ・ド・ソと交互になるという謎仕様。
いつ使うんでしょう。

Trigerはキーを押したときに、モジュレーションがリセットされるか、続きで動くかみたいなやつです。

Unison Spreadは、Unisonした音をどのように出すかですね。

MODULATION OSC

オシレーター専用の揺らす系(笑)
ここも、音をつくるために、設定します。
どのオシレーターに適用するか選んで、つまみを回す感じ。

OSC

なぜか、オシレーター関係が散ってる感じ。
このあたりが、よくわからんのですよね。

Glideは違うキーの音を鳴らしたとき、パッと音が変わるか、ムニョーンと変わるかってやつですね(笑)

Pitcbendはピッチベンドを動かしたときのピッチの動く範囲。
MIDIとかで操作するときや、オートメーションをかくとき用かと。

Oscillator Phasesは、各オシレーターの位相を設定するところ。
これは、結構重要だと思う。

Vibratoはビブラート、Internal Envelopeはエンベロープ。

KTR OSC

ここにもオシレーター関係。
これも、何に使うのかよくわかりませんが、見た通り、キーを押したときに出る音を設定するわけですね。
まぁ、キック的に、どのキーを押しても、OSC1だけは、低い音だけを出すというのに使えなくもないのかな。

NOISE

忘れていたノイズ。
まぁ、ノイズです。
Whiteと書いているところで、ノイズの種類とColor、Ampで音量を選べます。
少しノイズを足すのであれば、ここです。

Filter

フィルターは、Noneと書いているところで、フィルターの種類を選んで、設定をするだけなので、詳しくは書きません。
それよりも、OSCの横にある、F1、F2と書かれたつまみですね。

これは、F1側につまみを動かすと、Filter1に送られるという意味です。
当然、F2はFilter2。

で、Filterの左に、Ser.⇔Par.というのがあります。
これが、Serはシリアルで、音はFilter1→Filter2と流れるようになっています。
Par.はパラレルで、Filter1とFilter2は並列で流れます。

で、右側にはMixがありますが、Mix1はFilter1から出た音、Mix2はFilter2から出た音になります。

ということは、
Ser.側に最大限に動かして、Mix2側に最大限に動かした場合、音は、Filter1→Filter2→Outとなるわけです。
Ser.側に最大限に動かして、Mix1側に最大限に動かした場合、音は、Filter1のみを通って、Outに出てきます。

例えば、Filter1でローパス最大、Filter2でハイパス最大にして、シリアルにしたら、Filter2を出るときには、音が出ないですよね。
けど、Mix1に方にすると、Filter1の音がOutに出てきますので、音が聞こえます。

このあたりは、色々工夫できる感じですね。

AMP・FX


アンプとエフェクターですね。
Panはパンですし、FXはエフェクターですね。

INSERT

これは、どこにでも挿せるエフェクターですね。
一般的には、だいたいの音の流れが終わって、最後にエフェクターって感じですが、Massiveは挿す場所を選べるんですね。
もちろん、エフェクターの種類は限定ですが、ROUTINGで、自分で選ぶんですね。
これは面白いですよね。

FEEDBACK

これもINSERT同様、ルーティングにとらわれないやつです。
というのも、オシレーターから出て、フィルターがかかった後の音を改めて戻してきて、発信するとか、とにかく一度出したものも、もう一度引き戻して、出すという、なかなか面白いもの。
これもROUTINGで設定できます。

モジュレーション

で、シンセと言えば、モジュレーション。

ENV4種類、LFO2種類、Performer2種類、STEP1種類。
十字矢印をつまみの下の四角に持っていくことで、割り当てる形です。

ここも、色々なカーブを選んだり、設定はいくらでもできるので、楽しいところですね。

MACRO CONTROL

これは、マクロ用ですね。

プリセットで用意されていたようなマクロつまみの設定ですね。

まとめ

しっかりみていくと、なかなか面白いシンセですね。
ただ、どうやったって、わかりづらい。
なんだろうなぁ、このわかりづらさは。

価格

【定価】
21400円

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2023年8月 3866円(PLUGINBOUTIQUEさん)
2023年8月 9722円(PLUGINBOUTIQUEさん)
2023年12月 41.5ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年5月 3285ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年6月 19ドル(Plugin Allianceさん)

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