(結局、おさらばしてしまった)Antelope AudioのZEN GO SYNERGY COREとオーディオインターフェイスの選び方

少し前に、セールでAntelope AudioのZEN GO SYNERGY COREを買った。

一つ前の記事で、お前はオーディオインターフェイスは要らないと書いていたじゃないか、と言われるかもしれません。

ちゃんと最後の方で書きましたよ。

高性能PCを手に入れてから、さらにお金を貯めて、高価なオーディオインターフェイスを買うのは良いと思いますよ。
高価なスピーカーも、高価なヘッドホンも、高価なMIDIキーボードも、STREAM DECKもフェーダーポートもトラックボールマウスも買えばよいです。
そこは、完全に趣味の世界というか、好みの問題ですから。

そう、趣味の世界なんだ!

ということで、何となくカテゴリーを「ざれごと」にしてみた。

何となく良いオーディオインターフェイスが欲しくなったんですよね。
趣味で!

前は、PreSonusのStudio 24cというのを使っていました。
よいオーディオインターフェイスでした。
音もよかったです。

が、さらにその上だとやっぱり音がいいのかなぁ、と。
果たして高価なオーディオインターフェイスは、より良いのか。

結論としては、やっぱり音は良いですよ。
・・・たぶん。
・・・主観ですけど。
・・・プラシーボかもしれませんけど。

っていうか、個人では、簡単に比較とかできないんですよ。
二つのオーディオインターフェイスがあるって言ったって、同じPCがあるわけでなく。
そうなると、線をつなぎなおして、切り替えて聴き比べるしかないわけで。

ということは、聴き比べる際に、そこそこのタイムラグがありまして・・・

そうなると音が良くなった気がするけど、さっきの音を本当に記憶できているのか自信もなくなるわけで。
やっぱり、お店で、自分の耳で確認するべきかと。

さて、オーディオインターフェイスも、色々なメーカーが出しているわけです。
そして、やっぱりここでしょ、という有名メーカーもいくつかあるわけですよね。

そんな中、ボクは、ZEN GO SYNERGY COREを選んだ。
理由はただ一つ。

RCA同軸出力があったから。
RCA同軸出力がなぜ必要なのか、についてはこちらを。

もちろん、その他、音的なことも色々調べたり、自分の予算的なこともあったりするんだけど。
いくらRCA同軸出力があろうと、ものすごい価格のものはさすがに・・・

しょせん、趣味だし(笑)

さて、このオーディオインターフェイスの良い点は、公式にいくらでも書いているので、それを読んでいただくとして。

ちょっと気になった点をいくつか書いておこうと思う。
このオーディオインターフェイスの購入を検討している人の中で、気にしている点である可能性もありますしね。

THUNDERBOLTとUSB

このオーディオインターフェイスは2種類あります。

THUNDERBOLTとUSB。

THUNEDERBOLTはTHUNDERBOLTに対応。
USBはUSBに対応。

ボクのはTHUNDERBOLTのみの方。
なぜなら、安かったから。

けど、USBの方が良いのかも、と思わなくもない。

というのも、USBの方は、USBの挿し口が2つあるんですよね。
つまり、USB接続でPCにつなぐと、電源供給もデータもOKなわけですが、電源だけを別でとることも可能なんです、たぶん。

電源用のUSBとデータ用のUSBを分けるわけですね。

一般的には、電源もデータも、というのは便利だけど、電源とデータを別にした方が性能的には良いはずなんですよね。
まぁ、それは好みなんだけど。

THUNDERBOLTの方は、THUNDERBOLTのみで電源とデータを担います。
構造上、分けられない。

まぁ、それができるように、THUNDERBOLTがつくられたんでしょうけど。

あっ、THUNDERBOLTとUSB TYPECって、挿し口が同じですが、別物ですので間違わないように。
自分の持っているPCをしっかり確認してくださいね。
USB TYPE Cの挿し口があっても、THUNDERBOLTじゃない可能性もありますから。

THUNDERBOLT4との互換性が確認されていない!

これ、買ってから知ったんですけど・・・

説明書には、

Windowsの場合、Thunderbolt(TM)4搭載のPCとの互換性はまだ確認されておりません。

と書かれています。

ちなみに、ボクのPCはThunderbolt4です。

おいっ!
もっとでかでかと書いておいてくれよ・・・

半泣きでつなぎましたが、ちゃんとつながっています。

ボクのPCはね・・・

説明書には、「Thunderbolt(TM)4搭載のPCとの互換性」と書いていて、「Thunderbolt(TM)4との互換性」とは書いていないんですよね。
ちなみに、ボクのPCは自作PCで、メーカーものではないので、参考にならないですねぇ。

まぁ、使える可能性もありますが、使えない可能性もあるので、Thunderbolt4の方は、微妙ですね。

誰かが実機を持っていて試せるとかであれば良いですが・・・

そのまま挿してもPCの音が聴こえない

これ、DAWは聴こえるんです。
けど、Youtubeとかは聴こえないんです。

なんか、説明書によると、

WindowsではASIOのみに対応しております。WDMには対応しておりませんのでご了承ください。

と書いています。
このあたり、ボクは詳しく知らないんですけど、どうも、Windowsにもともと入っている何か(?)だけではダメだということらしいです。
なんか、無料のVoicemeeterを入れると大丈夫ということで、入れてみたら、ちゃんと聴けるようになりました。

ちょっと、面倒くさい。

オーディオインターフェイスなんて、挿せば使えるものと思っていたんですが、ZEN GO SYNERGY COREは準備が色々面倒くさい。
ちなみに、ラウンチャーというのをダウンロードしないといけないし、アクティベーションとかもいるし・・・

突然、オーディオインターフェイスを認識しなくなる

これが大問題だったのです。

なんか、急に音が止まったと思ったら、オーディオインターフェイスを挿せとか言ってくるんです。
この問題があったので、今まで、このオーディオインターフェイスについて、書かなかったんですよねぇ。

というのも、これが、製品の問題なのか、ボクのPCの不具合なのかわからなかったから。

ボクのPCも、自作だから、ちょっと色々な不具合を起こしているんですよねぇ。
なんとか乗り越えてきているんだが、新しい不具合を起こしている可能性がないとも言えない。

ボクのPCが原因なのに、商品が悪いと言ったらダメだし。

色々試したけど、結局全く改善されず、一度、認識しなくなると、PCを再起動する以外に手がなかったのだ。
で、結局メーカーに確認。

メーカーとやりとりをしている中で、
「このドライバを使ってみろ」と言われた。
それが、これ。

結論から言えば、このドライバを入れてから、不具合を起こしていない。

正規のドライバを入れていたんだけど、これ、何なの?
試作品?
問題があるけど、そういう症状だけ改善できるドライバ?

もし、同じような不具合を起こしている方、とりあえず、このドライバを入れてみる・・・というのはやめた方がよいですよ。
ボクは、メーカーじゃないですからね。

メーカーのサポート、丁寧に対応してくれました。
サポートに連絡して、サポートからもらった方が良いですよ。
このドライバかもしれませんけど。

サポートにもらったら、文句も言えますし(笑)

(追記)
やっぱりダメでした。
こうなってくると、やっぱりボクのPCの方に原因がある気がしますねぇ、
色々問題を抱えてるしなぁ、今回の自作PCは。

(追記の追記)
結局、ZEN GO SYNERGY COREとはおさらばすることにしました。
見た目や音など、かなり気に入っていたんですけどね。

手がかかる子ほどかわいいと思いながら付き合ってきましたが、やっぱり、いちいち手を取られるのは、時間の無駄ですから。
ホントの子どもであれば、おさらばできませんが、言っても機械です、はい。

(追記の追記の追記)
Antelope Audioの方に怒られるかもしれませんが、おさらばしてから、CPUの温度がかなり安定的に下がった。
ZEN GO SYNERGY COREが原因だとはっきり言えないのですが、可能性としてはあるかな、と。

というのも、ZEN GO SYNERGY COREは使用時にAntelope Audioへの認証がいるんですよね。
そのため、常にAntelopeServer(だったかな?)というのがずっと起動しているんですよね。
で、だいたいそいつの挙動が怪しいんですよねぇ。
いずれにせよ、今、ボクのPCが安定しているので、ボクは素直に幸せです。

オーディオインターフェイスの選び方

最後に、オーディオインターフェイスの選び方について。
入出力端子の種類や数はもちろん、調べないといけませんが、最も大切なことは

入門機を買うな

ということです。
初めて買うならこれ、みたいなやつがあります。
初心者はまず、これ、みたいな。

あれ、やめた方がよいですよ。

なぜなら、

どうせもっと良いものがほしくなるから。

結局、トータルで見ると、無駄になるんですよね。

入門機でこれなら、もっと高価なものを買うと、もっと良いのでは、って、絶対思うから。

それなら、最初から、そこそこのものを買った方がよい。

そして、思い知ればいいんだ。

音が良くなっても、曲は良くならねぇ

ってことを。

実は、意外と大事だったりするんですけどね。
もしかしたら、良くなるかもという可能性を最初からなくすわけですね。

ボクの曲がパッとしないのは、オーディオインターフェイスのせいじゃないか?と思わないようにするためにね。

(追記)
クリアになった音をちゃんと認識できて、それを操れる力がある人に限っては、音が良くなると、曲もよくなりますね。

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