初心者DTMerのSSSです。
はい、DTMを始めて何年経ったか、わかりませんが、初心者DTMerのSSSです。
さて、これからDTMを始めてみようという、あなた。
DTMを始めるには、何に金をつぎこむべきか、について書いていきます。
もちろん、DTMを始めるだけなら、ほぼ無料で大丈夫です。
詳しくはこちら。
まぁ、PCを持っていたら、DTMはできる。
なんなら、最近はスマホでもできる。
今回のテーマは、そうやって無料でもいいので、ちょっとやってみた人が、ちょっと本気だしてやってみようかな、という人のお話。
本気だして、というのは、つまりは、ちょっと金をつぎ込んで始めてみようかな、ということ。
あぁ、あと、バンドをずっとやっていて、ギターはバリバリ弾けるという方も、今回は除外。
ギターに限らず、楽器を持っている人は除外。
別に読むな、ということではなく、参考にならないので。
ということで、対象は、楽器なんて弾けない、けど、作曲をしてみたい、無料で触ってみたけど、これは本気で取り組んでみてもよいかも、という人ですね。
つまりはボクに似た人ですけど。
全くやっていなくても、無料でちょっとやった人でもいいんですが、お金を貯めて、ちょっと本気(お金)を出してみようかなぁ、と思ったら、まぁ、何がいるか調べますよね。
ちょっと調べたら、これは必須と言われることが多いのが
オーディオインターフェイス
必須ではないが、あった方がよいと言われるのが、
モニタースピーカー
もしくは、モニターヘッドホン
MIDIキーボード
とかでしょうか。
最初はなくてもよいけど、今後買った方がよいと言われるのが、
音源プラグイン
エフェクトプラグイン
まぁ、必須のものから、あった方がよいもの、後々買った方がよいものまで、買いそろえていけば、まぁ、結構な金額になるわけです。
ということで、お金を貯めて、じゃあ、まず何につぎ込むのかという問題です。
ボクの結論はこれです。
最初にお金をつぎ込むべきはPC
ということです。
何はともあれ、PCです。
そして、
オーディオインターフェイスなんて買うな!
です。
そもそも、オーディオインターフェイスってなんだ?という話ですね。
オーディオインターフェイスっていうのは、楽器の音をPCに入れるためのものです。
DTMはDesk Top Musicですから、Desktop、つまりパソコンで作業するわけです。
ギターを大音量で鳴らしたって、パソコン上のデータにはならないわけです。
だから、ギターの音をパソコン上のデータとして入力しようと思ったら、そのための機材が必要なわけです。
それがオーディオインターフェイス。
楽器などの音をPCに入力するためのものです。
だから、楽器を使わない人には必要ないのです。
逆に、楽器を使う人には必要です。
なぜ、オーディオインターフェイスが必須と言われるかというと、そう言っている人は概ね楽器を使っているからです。
たぶん・・・
他にも、PCの負荷を減らすと言われます。
オーディオインターフェイスは入力以外に、出力もできます。
つまり、オーディオインターフェイスにスピーカーやヘッドホンをつなげば、音が聴けます。
とは言え、別に、PCにイヤホンなり、ヘッドホンなり、スピーカーなりを挿せば音が聴けるわけです。
ただ、その場合、音を出すための処理をPCが行うわけです。
その処理をオーディオインターフェイスを使うことで、PCではなくオーディオインターフェイスに任せることができる。
つまり、PCの負荷が減る、という理屈です。
これは、まぁ、正しいのでしょう。
そう、ここです。
だからこそ、PCに金をつっこめと言っているのです。
PCの負荷を減らすことなんて考えずに、PCに負荷がかかっても良いように、PCの性能をあげろと言っているのです。
なぜか、PCについては、今PCを持っているなら、それを使ったらいいよ、と言われます。
嘘ですよ。
そもそも、DTMってPCにものすごい負荷をかけるんですよ。
DTMについて調べると、よくひっかかるのが、いかにDAWが止まらないように、という話題。
DAW以外のソフトは全部閉じろ、とか。
バックグラウンドで起動しているソフトがある、とか。
このプラグインは負荷が高い、とか。
レイテンシーが、とか。
オーディオインターフェイスも、その中に入ってきます。
いやいや、DAW以外のソフトを全部閉じてまでやりたいですか?
ということで、もう少し具体的に書いてみよう。
例えば、10万円つぎこもうと思ったとしよう。
それを何につぎこむか。
ちなみに、オーディオインターフェイスって、1万円ぐらいから何十万とかまであるわけです。
となると、PCは持っているから奮発して10万円のオーディオインターフェイスを買ってやろう、は間違いと言いたいわけです。
10万円のPCを買え!
例えば、20万円つぎこもうと思ったとしよう。
10万円のPCと10万円のオーディオインターフェイスを買う。
15万円のPCと5万円のオーディオインターフェイスを買う。
18万円のPCと2万円のオーディオインターフェイスを買う。
いやいや、
20万円のPCを買え!
例えば50万円つぎこもうと思ったしよう。
40万円のPCと10万円のオーディオインターフェイスを買う。
・・・これはありかもしれないが、それでも、
50万円のPCを買え!
と思う。
一生懸命、曲を創っていて、いい感じになってきたって頃に、急にPCがフリーズしたら、どう思いますか。
2時間、3時間やったものが0になったときの悲しさがわかりますか!
良い音源や、良いエフェクターは、負荷も高いし、容量もでかい。
せっかく買ったのに、この音源使うときは、この音源のみしか使えないとか、このエフェクター以外は全部無効化しないといけない、とか、嫌じゃないですか。
DTMを快適に行うというのは、
・PCが急にフリーズしない
・こまめに保存しないといけないという恐怖に支配されない
・購入したプラグインは思う存分使える
ということじゃないですか。
だから、ものすごいCPUに、必要以上のメモリをつんで、大容量のストレージをつんだパソコンがいいじゃないですか。
じゃあ、楽器を使わない人はオーディオインターフェイスは不要なのか、というと、そういうことはないですよ。
高価なオーディオインターフェイス、高価なスピーカー、高価なヘッドホンは、音が良い!!
良い音源プラグインも、音が良い!
これは間違いないです。
ただ、音が良いというのと、曲が良いというのは、全く違うんですよ。
どんなに良い音に金をかけても、良い曲になるわけではない!
だから、やるべきは作曲なんです。
DTMなんです。
それを踏まえると、まず金をかけるのはPCだ、と言いたいわけです。
高性能PCを手に入れてから、さらにお金を貯めて、高価なオーディオインターフェイスを買うのは良いと思いますよ。
高価なスピーカーも、高価なヘッドホンも、高価なMIDIキーボードも、STREAM DECKもフェーダーポートもトラックボールマウスも買えばよいです。
そこは、完全に趣味の世界というか、好みの問題ですから。
ただ、なぜかDTMの世界でPCの価値が低く見られている、というか、あまりPCについて触れられないから、あえてこんなことを書いてみました。
ちゃんと調べたことはないですけど、仕事で作曲をしている人のPCは、たぶん、ものすごく高価だと思いますよ。
ということで、DTMで一番お金をかけるべきはPCだ、という話でした。
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