427.有料プラグイン ADPTR AUDIO社のSCULPTを使ってみよう♪ ~ダイナミクス~

ダイナミクスを調整するプラグイン。
迫力マシマシです。

プリセットがものすごくあるので、プリセットを選ぶだけでも十分です。
だから、これを読む必要もないんですけど、まぁ、とりあえず、全部見ていくとします。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

Plugin Alliance Installation Managerというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

プリセット


プリセットを選ぶだけで十分と書いたので、プリセットを見ていきましょう。

もう、これで気に入ったら、購入してもよいと思いますよ。

COMP UP・COMP DOWN・TONE・TRANSIENT

後で、細かい設定を見ていきますが、プリセットを選ばない場合の、次の設定がこの真ん中の大きいつまみ4つです。
COMP UPは、小さい音を大きくする、エキスパンダーですね。

COMP DOWNは、大きい音を抑える、通常のコンプですね。

TONEはTILT EQと呼ばれる、高音を上げて低音を下げる、もしくは、高音を下げて低音を上げる。

TRANSIENTはトランジェント、ざっくり言えば、アタック感(正確には違うらしいですが・・・)でしょうか。

つまり、プリセットを選択して、ここを調整するだけで、概ね問題ないかと思います。

COMP UP

COMP UPをクリックすると、細かい設定画面が出てきます。

COMPをクリックすると、EXPに変わります。
COMPは小さい音を大きくしますが、EXP(エキスパンダー)は、小さい音をさらに小さくする働きをします。

THRESHはスレッショルド、RATIOはレシオ、KNEEはニー。
このあたりは通常のコンプの設定ですね。

BOUNDは小さい音をより大きく、あるいは小さくする設定です。

右側はデフォルトではオフになっているので、オンにしないと設定できません。
ATTACKはアタック、RELEASEはリリース。

AR ADAPTはアタック・リリースアダプトらしいです。
0%にすると、アタック、リリースの設定どおり、100%に設定すると周波数に依存するという、ボクにはよくわからない設定。
低音にはゆっくり反応して、自然な結果になる・・・らしい。

MAKE UPは音量、MS PROCESSはミッドとサイドのどちらにエフェクトを適用するか、らしいです。

ちなみに、4つのつまみ、それぞれにもプリセットが入っています。
至れり尽くせりですね。

COMP DOWN

COMP DOWNの方もCOMP UPと同じ項目です。

ちなみに、こちらもコンプとエキスパンダーが選択できます。
COMP UPはスレッショルド以下の音量、COMP DOWNはスレッショルド以上の音量にエフェクトをかける形になります。

TONE

DETAILは、正確にはわからないのですが、どうも、TONEで設定したカーブに対して、プラスにすると音量を上げる方向でカーブに近づける、マイナスにすると音量を下げる方向でカーブに近づけるに調整するみたいです。
たぶん・・・

MS PROCESSはコンプと同じですね。

TRANSIENT

SCULPTは下の大きいつまみですね。

FOCUSはトランジェントの強いものをさらに強くする。

EXTENDはトランジェントを強調する時間とでも言えばよいでしょうか。
リリース的な。

SOFTENはトランジェントの強調をややソフトにする。

MS PROCESSはM/Sですね。

Range・MASTER

Rangeはそれぞれ、上げたり下げたりする幅ですね。
4つのつまみと、マスターにそれぞれあります。

MASTERはMIXとMS PROCのつまみですね。

GAIN・AUTO GAIN

ゲインはゲインですね。
AUTO GAINをONにすると、自動的に音量を調整してくれます。

ANALYSEを押すと、分析してくれて、設定を保存したりできるらしいですが、正直、どうでもよいかな。
A~Dのスロットがあるので、比較も可能みたいです。

が、とりあえず、これを立ち上げたら、AUTO GAINにするのが良いのではないかと思います。
実は、プリセットを確認したときに、しれっとAUTO GAINにしていますので、そちらの動画で、自動的に音量が変わっていることを確認できます。

SIDECHAIN-EQ

4つのつまみ、それぞれにサイドチェーンEQの設定ができます。
サイドチェーンEQは、エフェクトをかけるための音量の周波数ごとの設定ですね。

例えば、コンプをかけるときに、キックの音が入っていると、キックの音量が大きめのことが多いので、キックにコンプが反応する形になります。
ですので、キックあたりをEQで削ると、キック以外の音量を基準にエフェクトがかかるようになります。

サイドチェーンEQは、実際の音を変化させるわけではありません。

ローシェルフ、ハイシェルフ、ピーク、チルトの4種類のカーブがあります。

まとめ

結構便利ですね。

COMP UP、COMP DOWNがあるので、OTT的な使い方ができますね。
マルチバンドじゃないんですけどね。

価格

【定価】
299ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2022年11月 39.99ドル
2023年1月 79.99ドル
2023年5月 29.99ドル(クーポン使用時)
2023年6月 29.99ドル
2023年8月 29.99ドル(Plugin Allianceさん)
2023年9月 69.99ドル(Plugin Allianceさん)
2023年11月 69.99ドル(Plugin Allianceさん)
2024年3月 49.99ドル(Plugin Allianceさん)
2024年6月 29.99ドル(Plugin Allianceさん)

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