426.有料プラグイン W.A.Production社のXTT BY VINALを使ってみよう♪ ~マルチバンドコンプレッサー~

無料プラグインの中でも一番有名なのではないかと思われるOTT。

明らかにOTTを意識して作られたプラグインです。
まぁ、公的にそう言っているかどうかは知りませんけど。

OTTはOver The Topの頭文字らしいですが、XTTは何なんでしょうね。

とにかく、迫力を増すプラグインです。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

THRESHOLD

マルチバンドコンプですので、基本的に、スレッショルドを超えると抑えるということですね。
そして、エキスパンダーでもあって、スレッショルド以下は逆に持ち上げるようになっています。

わかりやすいですね。

OUTPUT GAIN

スレッショルドの方は、入力音量によってエフェクトが変わりますが、こちらは単純なゲインですね。

RMS・M/S TILT・ATT・RELL・バンド設定・ソロ/ミュート

各バンドのGAINの下にある三角をクリックすると、細かい設定ができます。

RMSは測定の時間でしょうか?
よくわかりません。

M/S TILTは音の広がり。

ATTはアタック、RELLはリリース。

各バンドの間にある菱形で、バンドの周波数の設定ができます。

GAINの下のSをクリックすると、そのバンドをソロ、もう一度押すとミュート。
 

UPWARD・DOWNWARD

スレッショルドを上回った音を抑える量、下回った音を持ち上げる量の設定ですね。

MIX・TIME

MIXはDRYとWETの割合。
TIMEは、全バンドのアタック、リリースを一括操作。

LIMITER・BOOST・IN・OUT・LINK

上のLIMITERをONにすると、リミッター。
隣の三角をクリックすると、BOOST量を調整できます。

INはインプット音量、OUTはアプトプット音量。

LINKをオンにすると、インプットとアウトプットが連動して動くようになります。

まとめ

OTTが3バンドなのに対して、XTTは5バンド。
あとは、アタックやリリース、音の広がり、バンドの設定などができるのが、OTTよりも優れているところでしょうか。
リミッターなどもありますね。

で、OTTが無料に対し、XTTが有料。
そこをどうとらえるかでしょうね。

価格

【定価】
39.90ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2023年7月 11.97ドル
2023年11月 15.96ドル

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