402.有料プラグイン IK MULTIMEDIA社のWhite Channelを使ってみよう♪ ~チャンネルストリップ~

こ、これは、British Channelと同じだ。
こっちの方がLowとHiの周波数の範囲が広いのと、Gate/Expの方にHoldがあることでしょうか。

ちなみに、SSL XL9000Kのモデリングらしいです。
IKは、基本的に何のモデリングか書いてくれないから、保証はないんですけど。

SSL4000Eではないか?とも思ったりする。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

EQ

ここがEQセクションですね。
LowとHiにPeakというボタンがありますが、これはシェルフとピークの切り替えです。
Low MidとHi Midは、周波数とQとブースト、カットですね。
青色のInボタンは、EQセクションのオン、オフです。

で、緑色のBボタン。
これがまた、よくわからんのだ。

そもそも、いつものPlugin Doctorで確認してみると、Bをがオフの状態が、British ChannelのBがオフの状態と、ほぼほぼ同じなんですよ。
British ChannelのBがオフの状態は、4000Eのはず・・・まぁ、これも、推測なんですけど。

しかも、British ChannelはLowが茶色なのが、White ChannelはLowが黒色。
Bをオンにしたときは、逆にBritishが黒、Whiteが茶色に変わる。

Lowが黒に変わるからBritishの方はLowが黒になるから、4000Gじゃないのかと考えていたんですけど、WhiteはLowが黒なのに、BritishのLowが茶色のやつとEQカーブが似ている。
うーん。

で、Bをオンにすると、劇的に変わります。
British ChannelのBの切り替えによる変化は、本当に微妙な差だったんですが、White Channelの切り替えは、ものすごく変わる。

こんな感じです。

これって、SSL 4000Eと4000Gの切り替えではないだろうか。
いや、それにすると、Britishは一体何だ?ってなるし・・・

まぁ、どうでもいいけど。

Filter


ローパス、ハイパスフィルターですね。

Flt Inがフィルターのオン、オフになります。

Flt SCのSCはサイドチェーンです。
これをオンにすると、ローパス、ハイパスフィルターの機能がなくなります。

で、何になるかというと、下のダイナミクスの方(コンプとかですね)のためのフィルター、つまり、コンプとトリガーとするときの音のためのフィルターになります。
キックの音とかがトリガーにならないようにする場合とかですね。

Gate/Exp

ゲート、エキスパンダーですね。
右下のInは、ダイナミクスのオン、オフですので、ゲート、エキスパンダーだけではなく、コンプのオン、オフにもなります。

Thresholdは、ここより下を切る基準。
Release-Sはリリース。Sは「秒」の「S」のようです。
Rangeは音量を下げる幅ですね。
Holdはゲート、エキスパンダーを維持する時間ですね。

EQ S/Cは、Flt SCと同じようなやつですね。
これをオンにすると、Flt SCのように、ハイパス、ローパスのみではなく、EQセクション全てが、ダイナミクス用のEQになります。
つまり、EQの機能はオフになって、ダイナミクスのトリガーの音を決めるためだけのものになります。

EQ Preは、「EQ」の「前」ですので、ダイナミクスセクションが、EQセクションより先になります。
EQ→ダイナミクス、が、ダイナミクス→EQ、になるということですね。

Expをオンにすると、ゲートモードからエキスパンダーモードに変わります。
こんな感じ。

これは、British Channelのやつだけど、同じような感じです。

Fast Attは、アタックが早くなるボタンですね。

British Channelでも書きましたが、ゲートはこんな風に使うものではない。

Comp

ここは、コンプの一般的な設定ですね。
Hardは、トリガーとなる音の検出モードをRMSからピークに変更するボタンだそうです。

In・Out・Φ

インプット音量、アウトプット音量、位相の反転ですね。

L/R・M/S

このプラグインでは、LINKをオンにしている場合は、ダイナミクスセクションがLで設定したものがRにも適用されるみたいです。
それ以外は、LとR、別の設定になります。

LINKをオフにすると、ダイナミクスセクションもL、R、別の設定ができます。

まとめ

使い分けになるのでしょうけど、個人的には、British ChannelよりはWhite Channelの方が好みかな。
やっぱり、British Channelの「B」による切り替えがあまりにも微妙な違いすぎて・・・

こちらの方が、はっきり違いがあるので、使い分ける意味があるかな、と。

価格

【定価】
99.99ユーロ

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2024年9月 29.67ユーロ(PLUGIN BOUTIQUEさん)

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