De-Esser Collectionと、コレクションという名前がついているように、The Classic De-EsserとThe Dual-Band De-Esserという2つのプラグインのセットらしいです。
どちらも、SPL社の実機のモデリングのようです。
このプラグインのすごいところは、歯擦音を圧縮したり、抑えたりする方法ではなく、位相差により低減するシステムをとっていることだそうです。
位相差による低減ってのがよくわからないけど、位相を反転させて消す感じなのでしょうか。
イヤホンとかのノイズキャンセリング的なやつでしょうかねぇ、きっと。
位相についてはこちら。
ここ(↑)にも書いていますが、位相が反転している音を同時に聴くと音が消えるんですね。
そういうことでしょうか。
基本情報
ダウンロードはこちら。
見た目はこんな感じ。
The Classic De-Esser
The Dual-Band De-Esser
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
■The Classic De-Esser
ACTIVE・AUTO THRESHOLD・MALE/FEMALE・S-REDUCTION
ACTIVEが電源ですね。
AUTO THRESHOLDは、入力音量が変化しても、ディエッサーの反応が変わらないように調整してくれるらしいです。
ボタンがある理由がよくわかりません。
これって、ずっとONでいいんじゃないの?と思いますけど。
MALE/FEMALEは、男性と女性の切り替え。
OFFの時はMALE、ONの時はFEMALE。
実際の性別というよりは、歯擦音認識の中心周波数がMALEだと6.4kHz、FEMALEだと7.2kHzになるそうです。
音を聴いて選択すればよいのだと思われます。
S-REDUCTIONで、歯擦音のリダクション量を決めます。
実質的には、MALE・FEMALEの選択と、S-REDUCTIONの設定ぐらいですね。
自然な感じですね。
■The Dual-Band De-Esser
POWER・MALE/FEMALE・HIGH S-REDUCTION・LOW S-REDUCTION
POWERが電源ですね。
AUTO THRESHOLDはこちらにはないようです。
MALE/FEMALEの設定は、The Classic De-Esserと同じのようです。
HIGH S-REDUCTIONの帯域幅は3kHzです。
LOW S-REDUCTIONの帯域幅は1.44kHzです。
The Classic De-Esserの方の帯域幅はマニュアルに書いていなかったですが、こっちが3kHzと1.44kHzに分かれているということは、クラシックの方は1.44kHzより3kHzあたりまでをリダクションしているということでしょうか。
まとめ
ミクさんがモノラルだったので、確認しなかったですが、どちらもMとSで別で設定ができます。
さて、どちらも自然な感じで、歯擦音を減らしてくれます。
2つセットになっていますが、The Dual-Band De-Esserだけでもいいんではないでしょうか。
価格
【定価】
149ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2022年11月 29.99ドル
2023年1月 24.99ドル
2023年4月 14.99ドル
2023年5月 19.99ドル(クーポン使用時)
2023年6月 29.99ドル
2023年7月 20.5ドル
2023年8月 29.99ドル(2つ買うと2つ無料)
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