375.有料プラグイン IK MULTIMEDIA社のMic Roomを使ってみよう♪ ~マイクモデリング~

なかなか面白いタイプのプラグイン。

本来の使い方としては、録音したボーカル音源のマイクを、違うマイクで録音した状態に変更するというものです。
面白いものですね。

マイクによって、色々な特徴があるわけです。
たぶん、その特徴を一度リセットして、別のマイクの特徴を付加する、というふうになっているんでしょう。
EQカーブをフラットにして、別のEQカーブにする、みたいな感じでしょうか。

ということで、マイクで録音なんてしないボクには関係ないプラグインなんだけど、そんなことなかったわけです。

これ、ミクさんに挿すとなかなかいい感じになるんです。
・・・ミクさんって、どんなマイクで録音しているんでしょうかねぇ。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

SOURCE・TARGET

マイクが二本並んでいます。
SOURCEが実際に録音に使用したマイク。
TARGETが変更したいマイク。

それぞれ設定することにより、TARGETで指定したマイクで録音したようにしてくれます。

TARGETのマイクの種類は20種類。
たぶん、有名なマイクたちなんでしょう。

SOURCEはそれ以外にも、IKのマイクが入っているようですね。
さすがに、IKのマイクを使用することで、このプラグインの機能をフルに発揮できるんでしょうね。

ということで、ほぼほぼマイクで録音しないボクにはあまり関係ないですので、ミクさんに挿してみます。
ミクさんがどんなマイクを使っているのか知りませんので、ただただSOURCEとTARGETのマイクを変えて、良い感じの設定を探すだけです。

バイパスがないので、Studio One側で最初はバイパスにしておきます。

INPUT GAIN・PROXIMITY・HARMONICS

INPUT GAINはインプットの音量ですね。

PROXIMITYはマイクとの距離の調整らしいです。
マイクは、音源がマイクに近いほど、ローエンドが増加するらしいです。
低音を増やしたければ右、減らしたければ左。

HARMONICSは倍音の付加。

L/R・M/S

T-RackSの代名詞ですね。
しかし、マイクのモデリングだというのに、LとR、MとSで別の設定ができるってすごいですね。

SOURCEもMとSで変更できます。
SOURCEはMとSで別なんてことはないだろうと思うんですけどね。

ということで、確認してみようかと思ったら、今、手元にあるミクさんがモノラルだった・・・
だから、普通の音源で確認します。

まとめ

本来の目的とは別なんでしょうけど、これはもう、ボーカルエフェクトと考えたらよいのではないかと思います。
録音したマイクがどうとか、どのマイクにしたいとか、そういうのを気にせずに、気に入る音を探せば。

あぁ、実際にマイクで録音している方にとっては、本来の目的のために使用することも良いのかもしれませんが。

さらに言えば、もう、ボーカルエフェクトじゃなくてもいいかもしれないという気がしてきました。

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