132.『生きて』

久方ぶりの「ことのは/おといろ」です。

いやぁ、長かった。
前回の『ぽりぬくれ落度』が8月、しかも、ショートバージョン。
フルはたぶん『解因』で、6月。

6月!
半年空いてるじゃないですか。
なにやってたんでしょうか、半年。

もう、半年も経ったら、もうやめたんかな、と思いますよね。
ボクも思いました、嘘です。

何度も書きますが、ボクは詞先なんですよね。
だから「ことのは」ができないことには、何も進まぬ。

とはいえ、創らないことには、ボクのブログのトップがずっと変わらないんですよね。
まぁ、そんな事情はどうあれ、できんものはできん。

あくまで、ボクの場合なんですけど、自分のメンタル状態によって、全く「ことのは」ができないんですよ。
とりあえず、「ことのは」のタネがいるんです。

タネから、自由に連想していって、あぁ、これはできそうだ、となってから、スタートするんですよねぇ。
けど、メンタル状態によって、タネから連想がうまく進まないんですよ。

今回は、「息」というのがタネだったわけです。
そこからの連想がうまくいかず・・・

「息して」と「生きて」がいい感じにつながるなぁ、とは思いつつ、数か月。
「息て」としようかと思ったんだけど、うーん、イマイチだよなぁ、とか。
いやぁ、やっとこさですよ。

しかも、ボクの曲よりも、プラグインの紹介用のただ、プラグインを操作している動画の方が、何倍も何十倍も再生されているんですよ。
それなら、ブログを更新する方がみんなの役に立つのではないか?と思っても不思議ではないじゃないですか。

ただ、連想がスムーズに進み始めると、そこからは速いんですよね。

できたのが嬉しくて、その勢いでメロを作って、アレンジして、ミックスして、一気に動画を仕上げたんだけど・・・
改めて自分の「ことのは」を読んでみると・・・いつものやつやね(笑)

「何のために生きるのか」

ボクのいくつかある永遠のテーマの1つですね。

さて、今回の曲は、A、B、A、B、C、EDM、D、C、Cという構成になりました。
なんじゃ、そのEDMって。

なんとなく、「ことのは/おといろ」を創るときと、「いんすと」を創るときとで、創り方が違うんですよね。
先入観でしょうか、先にメロがあるからでしょうか。

なんとなく、メロに対して、コードつけて・・・となってしまう。
「いんすと」を創るときは、コードなんてないんだけど(笑)

で、やっていて気づいたんですけど、ボク、苦手なんですよね、アレンジが。

だんだんイライラしてきて、間奏で、「いんすと」をやっちゃいました。
ボーカルチョップは、今回のミクさんを使いました。

いつも「ことのは/おといろ」を創ったら、そのミクさんを使って「いんすと」を創っていたのだが・・・もう創れないじゃん。

さて、今回の「ことのは/おといろ」に関しては、4小節からの脱却を意識しました。
素人だから、どうしても、4小節、8小節、12小節、16小節になっちゃうんですよね。

だから、そこをちょっと変えられたらなぁ、ということで、ちょっとずつずらしてみました。

あと、最後の「意味はあるんじゃないか」のタイミングが難しかったんだよなぁ。

聴いてくださったみなさん的には、どうだったでしょうか。
いろいろ動かしてみたんだけど、どうもしっくりこなくって、最終的に1/4小節から1/64で3つ分前にずらすという、非常によくわからないタイミングになりました。

なんでしょうかね。
こういうタイミングのしっくりこない感じがたまにあるんですけど、難しいんですよね。
そして、しばらく経ってから聴くと、なぜ、このタイミング?ってなってりすることもよくあるわけで。

どうだったんでしょうかね。

『チェンソーマン』のエンディング、マキシマム ザ ホルモンさんでしたね。
いやぁ、マキシマムですね。

最近、すっかりボカロばっかり聴いていましたが、久しぶりにマキシマム ザ ホルモンさんを聴きなおしてみました。
あんな曲を創りたい、とは思わない、というか、創れないんだけど、マキシマム ザ ホルモンさんを聴くと、音楽って自由だと思う。

まぁ、ボクと違って、基礎があっての自由なんだけど。

基礎がないと、やっぱり自由にはならない。

ダイナミック自演ズさんも新しい曲が出ていました。

マイキさんも新しい曲を出してたなぁ。

deco*27さんやピノキオピーさんは頻繁に出しているし。

えっと、なんの話だっけ?

ということで、『生きて』です。
どうぞ、お楽しみください。

キミの苦しみを理解できるだなんて
そんな安易な言葉を
ボクは口にすることはできないけれど

キミの哀しみを
ボクが代わりに受け止めるなんて
想うだけで実現できないこともわかってるけれど

ただキミの幸せを願う以外に
できることがないという現実を
ボクはまだ受け入れられないんだ

まだ受け入れたくないんだ

「なりたい自分」と「なれない自分」が乖離しちゃって
「したいこと」と「できないこと」も分離していっちゃって

逃げることでしか守れない心
逃げたことで守れなかった心
刻まれた闇 傷だらけの未来
思い出せない いつか見た夢

キミの苦しみを取り除けるのなら
どんな無理難題でも立ち向かっていくべきなんだろうけれど
キミの哀しみを消し去る方法があるならば
選択の余地なんて何処にもありやしない
わかっているけれど

ただ何もかも捨ててしまうことが
本当に正しい選択なのかどうか
いまだボクは自信が持てやしないんだ

ただ何もかも捨ててしまうことが
本当に正しいことなのか 
誰か教えて

見えている夢 届かない現実
零れ落ちる普通 
特別な何かを求めているわけでもないのに

変わりたい自分 変われない自分
自分で自分を縛る鎖
ただ あなたの手の温もりを感じられるだけ
それだけで十分なのに

ただ 息を吸って 息を吐くだけで
生きていると言えるのか
キミは「そこにどれほどの価値がある」と訴えるけれど

ただ 息を吸って 息を吐くだけで
得られる未来
手放してしまうと取り戻せないなら意味はあるんじゃないか

ただ 息を吸って 息を吐いて
ただ 息を吸って 息を吐いて
ただ 息をして ただ 息をして
息して 息して 息して 息して
息して 息して 息して 息して
息して 息して 息して 生きて

夢も持たずに

ただ 息を吸って 息を吐くだけで
生きている言えるのか
キミは「そこに何も見いだせやしない」と
口にするけれど

キミがいることがボクの存在意義になってるんだ
生きる意味が見つかるまで
ボクのために生きてくれないか

ただ 息を吸って 息を吐くだけで
生きていると言えるのか
キミは「そこにどれほどの価値がある」と訴えるけれど

ただ 息を吸って 息を吐くだけで
得られる未来
手放してしまうと取り戻せないなら意味はあるんじゃないか

意味はあるんじゃないか

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