137.『嫌われちゃったら』

新しい「ことのは/おといろ」が完成しました。
今、改めて聴きながら、これを書いているのですが、うん、やかましいな。
ミックスが悪かったのか、アレンジが悪かったのか。

今回は、アレンジの仕方がわからない病のリハビリみたいな感じでした。
そして、新たな1番しか創れない病が発症しております。

もともと、「ことのは」やメロディを、移動中などに、スマホで創ったりしていたんですよね。
まぁ、しかし、スマホって、全く慣れないんですよね。
そもそも、ボクはスマホですら、キーボード式の打ち込みをしているわけで。

スマホの画面のキーの小さいこと。

で、以前に書いたように、iPadさんを手放すにあたり、ノートPCを購入したわけで。
ノートPCを購入したら、普通に作曲できるじゃないか、ということで、途中から、ノートPCで作業していたわけです。
まぁ、あくまで下書き的な使い方しかできないですが。

ノートPCで作曲した初の曲でもあるわけです。

さて、ノートPCの使い心地は、うーん、難しいですね。
そもそも、普段から、移動中などにスマホで作曲をしたりしているんです。
とはいえ、やっぱりスマホは慣れない。

ボクは、スマホもキーボード打ちなんですよね。
キーの小さいこと。

ということで、ノートPCになり、「ことのは」の入力がとてもラクになった。

・・・が、肝心のミクさんが。
どうも、今回のノートPC、性能重視で選んだのですが、モニターも大きいようなんです。
モニターにはあまり興味がなかったので、調べていなかったんですが。

ちなみに、大きいというのは物理的な大きさじゃなくて、解像度の話です。

で、peapro studioが対応していないようで、ものすごく小さくなってしまうんですよね。
困ったものです。
とはいえ、スマホよりは、やっぱり便利なわけです。

で、今回の「ことのは/おといろ」について。

まずは「ことのは」ですね。

今回は、サビ始まりの予定だったんです。
最初に創ったときは、「嫌われちゃったらメンドクサイ」が最初にあったんです。
そして、「ことのは」の発想も、それがスタートだったんです。

で、そこから膨らませていこうと思って、いろいろ考えていたんだけど、結局、「嫌われちゃっても構わない」になっちゃったわけです。
ボクは、基本的に、誰かに嫌われることとかを、あまり気にしないんですよね。
誰かに好かれるために生きているわけでもなく。

そうなると、「嫌われちゃっても構わない」関連の「ことのは」ばかりが浮かんでくるわけです。
根っこがそうなので。

まぁ、思いつくままに、「ことのは」を創っていった結果、「嫌われちゃったらメンドクサイ」を最後に持っていくしか構成できなくなっちゃったわけです。

「嫌われちゃったらメンドクサイ」からスタートして、ずっと「嫌われちゃっても構わない」では、おかしくなるんで。

そうなると、結局、「大きい家に住みたい」と同じパターンになっちゃうんですよね。
まぁ、ボクの「ことのは/おといろ」って、そのパターンが多いですね。

結局、物ごとって、一面だけが正しいなんてことがないので、ついつい、最後に逆のことを言いたくなってしまうという、メンドクサイ人間ですね。

何にせよ、嫌われるのは、全く気にならないのですが、嫌われるとメンドクサイですよね。
ヒトって、嫌いな人に対する評価が、かなり厳しいですので。
だから、できるだけ嫌われないように気をつけておるわけです。

とまぁ、書きながら思ったけど、全部「ことのは」に書いておりますね。
改めて、「ことのは」を読んでみると、ボクが思っていることを見事なまでに、忠実に書かれておりますね(笑)

「おといろ」の方ですが、まずはメロディの方ですね。
メロディは、それほどの工夫はないですね。

小節の始めより先に始めるのが多かったかな。

Bメロやサビがそうですね。
「例えば」とか、「誰もが」とか、「別に」とかが。

あとは、「そんな太陽みたいな存在に」の部分は、わざと韻を踏むようにしたっけ。
「『たいー』ようみ『たいー』な存在に」という感じで。

「妄想じみた想像ばかり」の妄想と想像も韻を踏んだっけ。

メロディについては、それぐらいかなぁ。

あとは編曲の方。

今回はリハビリだったので、コード進行をベースにしてみた。
なんか、前回、それができなかったから。

でも、最近、コード進行ってなんだ?って思ってきていたりもする。
別に、コードとかいらなくない?って。

まぁ、そのあたりは、色々試していこうかと思うんだけど。

そして、改めて聴いてみると、非常にうるさいですね、今回の曲。
いや、正確に言えば、聴く環境によって、非常にうるさい。

というのも、最近、オーディオインターフェイスを変えたんですよね。
また、改めて書くかもしれませんが。

で、ヘッドホンで聴いて創っているときは、全然気にならなかったんです。

が、それをyoutubeにupしてみた場合、mp3にした場合、有線ヘッドホン、ワイヤレスヘッドホン、ワイヤレスイヤホン、色々な環境で聴いてみると、やっぱり聴こえ方が全く異なるんですよね。
やっぱり、音って違うんだなぁと。

サンプルレートってのが違うことなんて、音を聴いただけで、違いなんてわからない程度じゃないのか、と思っていました。
思っていたんですけど、やっぱり違うんですね。
音楽について、よくわかっていないボクでも違うと思ったんだから。

サンプルレートだけの話ではないのかもしれないけど、良い環境で聴くと、音がちゃんと分かれるんですね。
たとえば2つの音が合ったときに、良い環境だと2つの音が聴こえるんだけど、悪い環境では、1つの音しか聴こえない、みたいな。

音楽のことがわからないから、正しく言語化できているのか怪しいですが。

そして、環境が良いと、音量を上げても聴きやすい。

とは言え、一旦、寝てから聴き直したら、思いのほかベースの音が大きい。
キックも大きい。
クラッシュも大きい。

いや、そもそもミックス、失敗していないか?

なんか、良い環境で聴くと、許容範囲が広い気がするんですよね。
悪い環境って、許容範囲が狭い。

許容範囲が広い環境で、ギリギリセーフのラインなんて攻めたら、悪い環境ではギリギリアウトか、ものすごくアウトな感じがする。

そうそう、今回、珍しくギター音源とか使った。
ギターの音って、やっぱりギターの音なんですよね(笑)

他のもので代用するのが難しい。
まぁ、そんなの当たり前なのかもしれませんけど。

あとは、今回のドラム音源は、Avengerさんを使った。
ドラム音源が好きで、結構色々試してみたけど、意外なことにAvengerのドラムが好きかもしれない。

まぁ、このあたりは好みですけどね。

なんか、グダグダと書いているなぁ。
たぶん、このページを全部読む時間の方が、今回の「ことのは/おといろ」を聴く時間より長いんじゃないか、と思う。

けど、たかが1分ちょっとに、一体どれぐらいの時間がかかったんだろうってぐらい、かかってる。
この効率の悪さって、どうにかならないものですかね。

費用対効果が悪すぎ。

せめて、自分が創るために使った時間ぐらい、再生されたら報われるかもしれないのだが、実現する気がしない。

メリハリがないんだよな、きっと。

『嫌われちゃったら』

うたごえ:初音ミク
ことのは/おといろ:SSS

好かれたくない なんてことはなく
できることなら みんなに好かれたい
嫌われたいなんて 思うわけもなく
できることなら 誰にも嫌われたくない

好かれるように 気を付けてみても
できることなんて そんなに多くない
嫌われないように 気を付けてみても
できることなんて 不器用なボクにはあまりない

例えば
八方美人的な 誰もが引き寄せられるような
そんな太陽みたいな存在になれるのならば
何も考えないで生きていけたのかもしれない
いつだって そんな妄想じみた想像ばかり 
膨らんで しぼんでいく

別に
嫌われちゃっても構わない
嫌われちゃっても構わない
嫌われちゃっても構わない
誰に
嫌われちゃっても構わない

ボクがボクらしく生きていくのに
必要な対価ならば
どれだけ嫌われようと
別に困ることなんて 
一つもありやしない

嫌われちゃっても構わない
嫌われちゃっても構わない
嫌われちゃっても構わない
たとえ
嫌われちゃっても構わない

ボクがボクとして生きていく中で
他の誰に何と思われてしまおうと
キミに嫌われなければ
それだけでいい

けど
嫌われちゃったらメンドクサイ

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