Ozone10に新しく追加されたエフェクター(モジュール)です。
ダイナミックEQというのでしょうか。
単純なEQではなく、ジャンルを選ぶことによって、そのジャンルっぽいEQ設定をしてくれるというものですね。
これをありがたいととるのか、大きなお世話ととるのかは、人それぞれかな、と。
ちなみにAdvancedにしか入っていないようです。
もう一つ、追加されたImpactもAdvancedにしか入っていないので、Ozone10のStandardに関しては、アップデートする価値は低めなのでは、と思います。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
iZotope Product Portalというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
Target・Amount
基本的な使い方としては、この2つの設定かと思います。
Target、上の画像でAll-Purposeと表示されているところで、ジャンルを選ぶと、そのジャンルっぽさが出るように、勝手にEQカーブがつくられます。
あとは、Amountでどれぐらい、そのカーブに近づけるかを決めるわけです。
Mode・Speed・Smoothing
ModeはShapeとCutの2種類。
字の通りで、Shapeへブーストもカットもする、Cutはカットのみをする、ということのようです。
Speedは入力音量に反応する速さ。
数値を上げる方が、正確なタイミングで修正できるけど、ノイズが発生する可能性がある。
Smoothingはバンド数と考えればよいかと。
数値を下げた方が、バンド数が増えてより正確になるけど、ノイズが発生する可能性がある。
数値を上げた方が、バンド数を細かくわけず、大きく変動(つまりは、これをスムーズと呼んでいるのだろう)する。
Tame Transients・Low/Mid/High
Tame Transientsは・・・正直よくわからないんですよね。
「Stabilizerが即材に反応して、一時的な素材の音色を修正できるようにします」って書いているんですけど、どういうことでしょうか。
トランジェントと関係しているような名前なんですけど。
Low/Mid/Highは、低・中・高音ごとに、あまりここは触らないでほしい、という場合に下げればよいかと。
便利と言えば、便利なのかな。
まぁ、AIなどを信じて任せるのであれば、非常に便利なエフェクターかな、と。
価格
価格は、Ozone10の方でご確認を。
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