197.有料プラグイン iZotope社のNIMBUSを使ってみよう♪ ~リバーブ~

以前PhoenixVerbを紹介した。

PhoenixVerbと同じく、元々はExponential Audioというメーカーのプラグインですが、iZotopeの傘下に入ったらしいです。
だから、見た目がiZotopeのプラグインとは随分違いますよね。

基本情報

ダウンロードはこちら。
※正規販売終了

インストール方法

インストールファイルでインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

プリセット

Phenixverbがこれ。

左側がつまみが増えているのと、Warpというのが増えていますね。
基本的には、PhoenixVerbの上位版と考えたら良いようです。

これまた、大量のプリセットがありますので、とりあえず、プリセットで確認しましょうか。

393のプリセットがあるので、もう、プリセットから選べばそれで使える。
で、今の動画は、Wet100%ですので、リバーブとしてはかかりすぎなのかもしれませんが、まぁ、わかりやすいかな、と。

基本の設定

Early Levelが初期反射の音量。

Reverb Lebelが後部残響の音量。

Predelay Timeが初期反射までの時間。

Reverb Timeが残響音の持続時間。

MIXが、元の音とリバーブの割合。

Trimはリバーブの音量。

MIXはインサートに挿すときに調整、センドの場合は100%のままでよいですね。

フィルター

フィルターが3つあります。

左から、入力音自体のフィルター、初期反射音のフィルター、後部残響音のフィルターです。

フィルターの種類は、見たままですね。
低音にはリバーブをかけたくないな、という時は、入力音にフィルターをかけるとよいですね。
初期反射音、後部残響音どちらかの、この部分だけ邪魔だな、というときは、入力音にはフィルターをかけずに、右の2つで調整。

後部残響のアタックの設定

Reverb Typeでリバーブの種類を選べます。
Plate1、Plate2、Chamber、Hallの4種類。

Diffuser Sizeで壁などの素材を制御。
Diffuserで、素材の効果量を制御。

Envelope Attackは最初強くか、後から強くか。
Envelope Timeは最初のアタックの時間。
Envelope Slopeは高音の削り具合。

どれも、たしかにちょっと違ってるかなぁ、ぐらいにしか、ボクには認識できない。

後部残響のテールの設定

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Reverb Sizeは空間の大きさ。

Low-Mid Balanceは低音と中音のリバーブの時間の調整のようです。
Xover Frequencyで、低音と中音の区別する周波数を決めるようです。

Damping Factorで高音の量を決める。
Damp Frequencyで、どこから高音として扱うかを決める。
表示によると、明るさが変わるということです。
Dampが湿度的な意味みたいなので、音の吸収の問題のようですね。

Widthは音の広がり。

RfbDelay Timeは、初期反射から後部残響までの時間。

Tail Suppressは、コンプ的なものみたいですね。
Tail RecoveryはTail Suppressをコンプとしたときのアタックのような感じ。

アタックに比べ、こちらはリバーブの主要な部分に影響するので、だいぶわかりやすい。
あまり違いがわからないものもありますけど。

初期反射の調整

初期反射だけの調整もできるようですね。

Early Attackは初期反射のアタック。
Early timeは初期反射の時間。
Early Slopeは初期反射の高音の削り具合。
Early Patternは、初期反射のパターンらしく、PhoenixVerb、Nimbus1~4、Vintageから選択。

初期反射のパターンというのもよくわからないけど・・・
後部残響を消して、初期反射の音だけにして確認してみましょう。

特殊効果

ここは、リバーブと関係ない部分ですね。
なぜWarpなのかわかりませんけど。
リバーブと関係ないので、基本はOFFになっていますので、使用する場合のみONにします。

一番上の段は、コンプ関係。
二段目がオーバードライブ関係。
三段目、Word Sizeがビット数、Wrap TrimがWarpに関する音量。

このあたりは、リバーブとして使う人にとっては、それほど必要のない部分でしょうね。
そりゃ、デフォルトでOFFになっているはずです。

概ね、こんな感じでしょうか。

ただ、実際に使うときは、プリセットを選んで、微調整を最初に書いた基本の設定の項目で行うぐらいではないだろうか。
それ以外の設定は、よほど、こだわりたい人向けなのではないでしょうか。

価格

【定価】
199ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年11月 9.9ドル
2022年1月 29ドル

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