178.有料プラグイン WAVES社のC1 Compressorを使ってみよう♪ ~コンプ~

WAVESといえば、C1 Compressorというぐらい、有名なやつ。
有名というか、シルバーバンドルに入っているので、WAVESのバンドルを買った人はほぼ全員が持っているプラグイン。

コンプと紹介したのですが、実はコンプだけではありません。
このプラグインを購入すると、8つのプラグインが手に入ります。
C1 Comp、C1 Gate、C1 Comp-SC、C1 Comp-Gateの4種類で、それぞれにStereo、Monoの2種類。
Compはコンプとエキスパンダー、Gateはゲートとエキスパンダー、Comp-SCはコンプの細かい設定、Comp-Gateは全部入りみたいなもんですね。

基本情報

見た目はこんな感じ。
■C1 Comp

■C1 Gate

■C1 Comp-SC

■C1 Comp-Gate

ダウンロードはこちら。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

C1 Comp

まずは、C1 Comp。
これが基本ですね。

コンプの基本的な設定です。
Reference。
Low RefとPeak Refの2種類。
Low Refが通常で、コンプで音を潰すと、音が小さくなります。
Peak Refを選ぶと、小さくなった音を、自動的に元に戻してくれる(音量を上げてくれる)。

Makeupは、潰して小さくなった音を大きくする。

Thresholdは圧縮を始める基準の音量。

Ratioは圧縮量なのですが、Theresholdとの兼ね合いで、エキスパンダーにもなります。

Attackは、Thresholdを上回ったときに反応する速度ですが、0.01~1000までという、すごい設定範囲。

Releaseは、Thresholdを下回ったときに、元に戻すまでの速度で、1~10000。

PDRは入力の音量によってリリースタイムを変えてくれるという、やや不思議なもの。

Outputは最終的な音量。

C1 Gate

次に、C1 Gate.

Typeで、GateとExpanderの選択。

Floorで、ゲートを下回った時の音量の下げ具合。

Gate Openはゲートを開く(音を出す)音量の設定。

Gate Closeはゲートを閉じる(音を出さなくする)音量の設定。

Attackは設定音量を上回った時の音を出すまでの時間。

Releaseは設定音量を下回った時の音を出さなくなるまでの時間。

Holdはゲートが開いてから、開きっぱなしにする時間。

Outputは最終的な出力。

C1 Comp-SC

最後に、C1 Comp-SC。

上の部分と右下はコンプ。

で、ここからがSCの本領発揮。

EQ MODEで、Wideband、Sidechain、Splitの選択。
Widebandは通常のコンプ。

Sidechainにすると、特定の周波数の音量をトリガーにする。
その周波数を決めるのが、下の部分。
フィルターがローパス、ハイパス、バンドパス、バンドリジェクトの4種類。
左側の数字が周波数で、右側がQ。
で、ここで調整した周波数の音量によってコンプがかかる。
つまり、全体の音量ではなく、例えば、高音の音量にのみコンプが反応するような設定ができるわけです。

Spilitにすると、下の部分で設定した周波数をトリガーにするのではなく、その部分のみにコンプをかける。
だから、高音のみにコンプをかけたい、などの場合はこちら。

Look Aheadは先読み機能ですね。

というように、色々と設定ができるわけですね。
色々と設定したい人にとっては、とても使い勝手が良いコンプ。
色々と設定したくない人にとっては、とても使い勝手が悪いコンプ。

ボクは、Studio oneのコンプが初めて見たコンプで、あっちの方が分かりやすくて好きなんですけど。
というか、Ratioの設定で、あんなぐにゃぐにゃ曲がられるのはちょっと・・・

シンプルにコンプだけでいいんだけどなぁ。

価格

【定価】
99ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年11月 24.99ドル
2022年3月 29.99ドル
2022年11月 14.99ドル
2023年4月 29.99ドル
2023年6月 4400円
2023年8月 29.99ドル(本家さま)
2023年9月 29.99ドル(本家さま)
2023年12月 19.99ドル(本家さま)
2024年2月 29.99ドル(本家さま)

WAVES社の他のプラグインはこちら

コメント