残念ながら、Ozone10になっても、変化はなかったようです。
ということで、Ozone9の方で確認ください。
ロゴだけが変わっています。
Ozone9に付属しているMatch EQ。
Standard以上に入っているようです。
Match EQって何だ?って思いますが、Matchというのは、他の曲にMatchさせるということです。
つまり、この曲みたいなバランスにしたいな、というときに、その曲と同じようになるようにEQの設定をしてくれるというもの。
色んなことができるもんですねぇ。
基本情報
Ozone9のダウンロードはこちら。
インストール方法
iZotope Product Portalというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
基本的な設定
使い方は単純で、手本にしたい曲をDAWに貼りつけて、REFERENCEのCaptureをクリックして、手本にしたい曲を再生する。
すると、こんな感じで分析してくれる。
このオレンジが理想のラインになります。
次に、APPLY TOのCaputureを押して、自分の曲を再生する。
すると、こんな感じになります。
青のラインが自分の曲ですね。
この青をオレンジに近づけるようにEQが設定されます。
FINE TUNEのSmoothingとAmountでどれぐらい近づけるかを調整します。
Amountを上げていくと、可能な限りオレンジに近づけるように細かく設定されます。
Smoothingを上げると、凸凹が滑らかになっていきます。
Smoothingを0%にして、Amountを100%にしたときが、手本に一番近くなるような設定なのでしょうが、不自然になってしまう可能性もあるので、どこら辺が一番良いかを探すわけですね。
ちなみに、低音だけ、高音だけ近づけるという使い方も可能です。
また、LRやMSで設定を変えることもできます。
面白いですね。
最終的な調整のために使うのもよいでしょうし、自分の好きな人の曲と自分の曲の違いを確認するために使うのもありなのではないでしょうか。
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