55.有料プラグイン WAVES社のVocal Riderを使ってみよう♪ ~ボーカル処理~

これは、びっくりした。
これぞ有料プラグインって感じですね。
WAVES社のプラグインの中でも人気のプラグインの1つらしいです。

何がすごいか、見ていきましょう。

基本情報

ダウンロードはこちら。

さて、見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

基本的な設定

まぁ、見た目はそんなすごい感じはないですね。
これ、何をしてくれるかと言うと、ボーカルの音量を調整してくれるんですね。
抑揚があるのはいいんだけど、あまりにも音量の上下が激しいのも困りもの。
ということで、あまり上下しないように自動で調整してくれます。

これ、ボーカロイドにも使用が可能です。

使い方。

音楽を再生すると、この黄色い部分に、ボーカルの音量が表示されます。
その音量の表示を見ながら、まぁ、このあたりを中心にしたいな、というところにスライダーを動かします。
元々の音量の真ん中あたりにするのが手っ取り早いでしょう。


左側の「Vocal」のつまみは、ボーカルの声を認識する際の感度。
まぁ、ボカロの場合は他に雑音も入らないから、あまり気にしなくてよし。

その横の「Fast」と「Slow」は、予想通り、音を認識してからの反応ですね。
これも、聴きながら良い方を選べばいいんですけど。


で、このRangeの部分のスライダー。
この上と下のスライダーは、これもだいたい想像できると思いますが、先ほど選んだ真ん中あたりに対して、
上はどこまで、下はどこまでの範囲かを決めるものです。
上はいいけど、下はこれよりは下げない、とかの設定ができます。

ここまで設定をしたら、後は歌声を流せば、真ん中のスライダーが勝手に音量を調整してくれます。

まぁ、これだけでも結構すごいなぁと思うんですが、さらにあと2つ、すごいことがあるんです。

オートメーション

まず、オートメーション。
オートメーションについては、ここにまとめていますので、こちらをどうぞ。

まず、準備。
オートメーショントラックをつくります。
つくり方は、上の記事ね。
「Rider Fader」を動かせるように設定。

で、黄色で囲んでいるところ、Vocal RiderのWRITEをクリック。
オートメーショントラックも「ライト」に設定。

そして、歌声を流すと・・・

そう、オートメーションを勝手に書いてくれるんですね。

これ、ミクさんの歌声なんですが、意外と音量が上下しているんですね。
ボカロって、そういうのは無関係かと思ってましたが・・・

ちなみに、このオートメーションは、手作業で調整可能です。

あと、オートメーションを書き終えたら、緑色のREADに変えます。
WRITEにしたままだと、手作業で調整しても、歌声を流したら、また上書きしてしまいますよ。

サイドチェーン

そして、もう1つの驚きが、サイドチェーン。

まず、準備として、ボーカル以外の全ての音が流れるバスチャンネルを作っておきます。
バスチャンネルについては、こちら。

で、Vocal Riderの上に「サイドチェーン」って部分があります。
これを、先ほど作ったバスチャンネルと連携させます。

サイドチェーンについては、こちら。

ちなみに、サイドチェーンは、ドラムの音が鳴っているときに音量を下げる仕組み、と書きましたが、それは正確にはダッキングと言うらしいです。

で、サイドチェーン=ダッキングではなく、サイドチェーンはあくまで、ある音をメインの接続とは別のところにも送ることらしいです。
Vocal Riderの場合、サイドチェーンで受け取ったボーカル以外の音の音量を認識して、ボーカルの音量をそれに合わせるんです!
そう、周りの音量が大きければボーカルも大きくなるんです。

試してみました。

他の音源の音のボリュームを上げて、先ほどのオートメーションを上書きしたものです。
白い線の右側は先ほどのオートメーションです。
白い線の左側は上書きされたもの。

明らかに音量を上げていますね。
周りの音量が上がったから、ボーカルの音量も上げようとしているわけです。

いや、もう恐ろしいですよ、これ。

さて、説明が終わったところで、実際に聴いてもらいましょう。
Vocal Riderなし。

Vocal Riderあり。

安物のイヤホンで聴いてたら、全然違いがわからなかったけど、ヘッドフォンで聴いたら、はっきり違いますね。
あぁ、このプラグインを確認するために、ミクさんに関しては他の全てのプラグインをOFFにしているので、
そもそも小さくなってますね。

ただ、ミクさんの声がはっきりと聴こえるようになりました。

うん、これは有料でもおかしくないですね。
すごいです♪

価格

【定価】
249ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年11月 38.99ドル
2021年12月 29.99ドル
2022年3月 29.99ドル
2022年5月 3960円

WAVES社の他のプラグインはこちら

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