10.有料プラグイン WAVES社のL1 ULTRAMAXIMIZERを使ってみよう♪〜音圧〜

マキシマイザーとしては有名らしいですね。
そして、これはマキシマイザーです。
LouderでもLimiterでもなく。

やっとマキシマイザー(笑)

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

基本的な使い方

使い方は単純。
THRESHOLDを下げるだけ。

OUT CEILINGは、リミッターとして使う場合みたいです。
RELEASEも調整できるけど、下のAUTO RELEASEにすればよし。
右側のBitsは、出力段階でのBit数と合わせる。
DitherとSHAPINGとDOMAINは好みで調整するんでしょうが、
まぁ、別に触らなくても問題なし。

ということで、早速、聴いてみましょう。
これも、0dBから-30dBまであるんだけど、-30dBなんて聴けたものではないので、
今回は0dBから-7dBまで聴いてみましょう。

で、視覚的にはこう。

だいたい-3dBぐらいまでが良い感じなのかな。
-5dBあたりから音が悪くなっている感じ。
ボクの鈍感な耳では。

毎回書いていますが、他のエフェクターを使っていないので、
各音源をもっと上手く調整して、平らにしておいたら、
-5dBでも問題ないぐらいになるかもしれませんね。

ちなみに、THRESHOLDとOUT CEILINGの間にLINKと書いた三角が2つ外を向いているのは、
この部分をクリックして上下すると、THRESHOLDとOUT CEILINGが同じように動きます。

試しに、完全にリンクさせてみましょう。

うん、音圧は変わらない。
なんじゃそれ。

ただ、最後の方はとげとげが無くなっていますね。
OUT CEILINGはリミッターの目盛りだから当然か。

何となく、OUT CEILINGを調整することで、
音割れを防ぎながら、音圧を上げてくれるのかと思ったら、違った。

リミッターをかけて、音圧を上げてくれるのではなく、
音圧を上げたものに、リミッターをかけてるってことかな?

音圧を上げて、音量が上がり過ぎたら、抑えるということだろうと思いますので別で調整した方が良さそうな気がします。

すまない、ボクの知識では、これ以上わからない。

とりあえず、THRESHOLDを下げたら、音圧が上がるよということと、
音圧を上げた時の変化はこんな感じだよ、ということだけをお伝えします・・・

詳しい使い方

[追記]
色々と理解できたので、改めて確認。

OUT CEILINGは最終的な出力のリミットで正解でした。

THRESHOLDで、圧縮し始める音量を決めると、それを超えた分を圧縮し、空いた分、音量を上げる。
ただし、OUT CEILINGで決めた音量よりは大きくならないように設定されます。

で、さっぱり触れていませんでしたが、

RELEASEはTHRESHOLDを下回った時の圧縮を解除する時間。
ただし、AUTO RELEASEをONにすると、よき感じに設定してくれます。

右側の説明。

QUANTIZEは最終出力のビット数。

DITHERは出力のビット数を下げるときに、ノイズがわからなくなるようにするためのもののようです。
TYPE2の方がノイズを減らすようですが、その分、歪みが生じるそうです。

SAPINGも、DITHER同様、ノイズを減らすためのものです。
左から、None、Moderate、Nomal、Ultraと並んでいます。
Ultraが一番、ノイズが少ないけど、高解像度でないと、問題が起きる場合があるとのこと。

DOMAINは出力の際のタイプの選択のようです。
OUT CEILINGで設定した音量を超えないようにするのですが、それをDIGITALかANAROGかTRUEPEAKかの選択。
TRUEPEAKでよいのでは?と思うんですけど。

そういえば、INPUTの音量を左右別で調整できます。
あまり使い道がよくわからないですけど。
ただ、Studio One付属のプラグイン、Mixtoolを使ってみるのはありかも。

Studio Oneじゃない人は、同じ働きをするプラグインで良いのですが、何をするかというと、MS Transformです。
Midの音をLに、Sideの音をRに出力するんですね。
それをしてから、L1のLRの入力を調整すれば、MidとSideの調整になりますので。
その後、元に戻さないといけないですけど。

ちなみに、L1 ULTRAMAXIMIZERには、L1 Limiterというのもついています。

こちらは、ややこしい設定なしで、THRESHOLDとOUT CEILINGとRELEASEのみです。
特に細かい設定はいらないのであれば、こちらを使用しても問題ないかと思います。

価格

【定価】
149ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年11月 24.99ドル
2022年3月 29.99ドル
2022年11月 24.99ドル
2023年4月 29.99ドル
2023年6月 4400円
2023年8月 29.99ドル(本家さま)
2023年9月 29.99ドル(本家さま)
2023年11月 19.99ドル(本家さま)
2023年12月 24.99ドル(本家さま)
2024年2月 29.99ドル(本家さま)

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