買ってもないのに、なぜか増えていくujam製のプラグイン。
無料配布をしていたのかもしれないし、購入時のプレゼントだったのかもしれないし、調べてみないとわからないが。
結構、新しいイメージなんだけど、最近、人気があるのかな。
お手軽ビート作成マッシーンですな。
そして、これを書くために、色々確認していったら、思っていた以上に使えるプラグインだとわかった。
それぞれの音の変更や調整できたり、MIDIの書き出しができたり、特定の音源をミュートできたり。
で、ujamって、1つのシステムでジャンルごとのバージョンをつくるというスタイルのようです。
だから、タイトルにBeatmakerと書いているけど、正確にはBeatmakerの○○というそれぞれ、別のプラグインなんですが、基本的に使い方が同じなので、共通部分のみを書いていこうかと。
この後、個別で違うところもまとめていこうかと思います。
ちなみに、他にもVirtual DrummerとかVirtual Bassistとかもあって、それらもまた、ジャンルごとにプラグインがいくつかある感じです。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
UJAM APPというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
これは、Beatmakerの中のHypeというプラグインの画像です。
たとえば、VOIDというのは、こんな感じ。
基本的には、同じような見た目ですね。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
Style
基本的に、ここに表示されているようにC3~B4で演奏されます。
白鍵が下に、黒鍵が上に表示されています。
Versesは日本ではAメロ、Chorusesがサビと考えたら良いかと。
海外では、Bメロという概念がないそうですね。
Specialsがスペシャルで、introsがイントロ、Fillsがフィル、Endingsがアウトロ、Buildupsがビルドアップ。
まぁ、それ用につくっているというだけで、ChorusesをAメロで使おうが、Bメロで使おうが、好きにすればよいと思いますが。
まぁ、ループ素材と考えれば、非常に便利ですね。
Style その2
鍵盤の上の方に点が6つ並んだ記号がついた部分が区切られています。
これは、MIDIノートの書き出しです。
ここをクリックしてトラックに引っ張っていけば、MIDIノートが書き出しできます。
上のLatchはONにすると、キーボードを押すとずっと演奏が続きます。
右下のB4を押すと、演奏が止まります。
128bpmーBeachballと表示されている部分は、変更することで、ビートも変更されます。
Style その3
Micro Timingという部分をクリックすると、表示が変更されます。
Player SyncはDAWのテンポ設定と同期して、4分音符、8分音符、16分音符、Song Positionに合わせて演奏をクオンタイズします。
Speedは×1から、半分の/2、倍速の×2に変更できます。
その横のSwingもプラグインによって変わるそうですので、個別で。
Instrument
自動演奏がいらないとか、部分的に変えたいという場合は、こちらですね。
こちらは、C1~D#2までになっていますね。
こちらも、書いている通りですね。
バスからスネアから全部そろっているので、自分でビートをつくることもできます。
Instrument その2
それぞれの音源の変更や調整もできます。
下の部分に、BD1-Devilzと書かれていますが、ここを変更することで、音源を変えることができます。
また、Volume、Decay、Pitch、Filterで、細かい調整ができます。
Decayは左に回すとエンベロープが短く、右に回すと長くなります。
Pitchは±6半音。
Filterは左に回すとローパス、右に回すとハイパス。
パラアウトもできます。
デフォルトではOutputのところがMasterになっていますが、individualにすることでパラアウトになります。
また、Sはソロ、Mはミュートです。
つまり、キックだけミュートにしたり、スネアだけなくしたりもできるというわけですね。
これらは、キックだけではなく、それぞれの音源を選ぶことで、変更できるようになります。
Kit
真ん中のKitでドラムキットを変更できます。
左側のKickとSnareと書かれたつまみは、キックとスネアの音量を調整するためのものです。
右側は、この画像ではRiseと書いていますが、これは、それぞれのプラグインによって異なりますので、個別に紹介します。
Mix
Mixも、それぞれのプラグインによって異なるようなので、個別に紹介します。
Master
マスターの設定ですね。
ちなみに、パラアウトした音源は適用されません。
Sweepは左に回すとローパス、右がハイパス。
Saturateはサチュレーション量。
Maximizeはマキシマイザー。
Ambienceはアンビエンスの設定。アンビエンスは上の部分で設定を変えられます。
Volumeはボリューム。
プリセット
音源やビート、音源の調整など、全ての設定を保存することができるのがプリセット。
もちろん、元々入っているプリセットを使用しても構わないのですが。
さて、無料でもらったプラグインだったから、何となく触って、自由度が低いから使いにくいなと思っていたのですが、全くそんなことなかったということが分かりました。
ほぼ、何でもできるじゃないですか。
これはなかなか、よいプラグインですね。
価格
【定価】
69ドル(2022年7月段階では、全て69ドルで統一されているようです)
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
セール等の価格は、種類ごとに変わるので、個別の方を見てください。
2023年12月 3799円(Media Integrationさん)
※500人購入するごとに1つプレゼント(最大4つまで。2024年1月4日終了)
※2000人達成で4つプレゼント決定。1つ約760円。
UJAM社の他のプラグインはこちら
Beatmakerシリーズ
Hype
Void
Hustle
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