シンセサイザーについて。
そんなものは知っているという人には、どうでもいい話です。
けど、DTMを始めたばかりという人にとっては大切な話かもしれません。
ボクの「ことのは/おといろ」や「いんすと」を聴いていただいたらわかると思いますが、大部分がシンセサイザーの音でできています。
そして、その大部分がNexus3です。
ブラックフライデーで安くなっていたので、購入した。
色々なシンセサイザーがあるようですし、有名どころを全部持っているわけではないので、ちゃんと比較できているわけじゃないですが、Nexusはかなり素晴らしいと思います。
音楽に触れてこなかったボクにとって、どうも生楽器ってのに、引け目を感じてしまうんですよねぇ。
リアルなギターや、リアルなピアノとかに、それほど魅かれない。
そんなこんなで、行き着いたところがシンセサイザー。
そういう人って、他にもいるんじゃないかな?
そんなことない?
さて、色々なプラグインに触れてみてわかったことがあります。
シンセサイザーと思っていたNexusはシンセサイザーじゃなかった・・・
Nexusについて調べたら、シンセサイザーって出てきます。
だから、シンセサイザーで間違ってはいないんですが、本当のところ違うんですよね。
これまでのボクのイメージは、シンセサイザーって生楽器ではない、いろんな音が出る楽器だったわけです。
そういう意味では、Nexusは完全にシンセサイザー。
と思ってたけど、そうじゃなかったんですよね。
Nexusはサンプラー(※改めて考えたら、サンプルを取り込めないので、サンプルプレイヤーの方が正しいかも)です。
サンプラー(※サンプルプレイヤー)ってのは、用意されたサンプル(音)を鳴らす楽器です。
Nexusのスターターエディションを買うと、2750以上の音が入ってるそうです。
さらに、追加で音を購入することもできます。
そのサンプルの中に、シンセサイザーっぽい音もたくさん入っています。
だから、シンセサイザーと思ってしまうわけです。
でも、サンプラーだから、実は生楽器っぽい音も入ってるんですね。
つまり、Nexus3っていうのは、いろんな音(シンセっぽい音を含む)を出せる楽器(サンプラー)です。
ただし、当然ですが、用意された音(追加で購入した音を含む)しか出せないわけです。
※購入した音しか読み込めない時点で、サンプラーという表現も間違っている気がしますが・・・
もちろん、エフェクターやアルペジエーターなども入っているから、用意された音をある程度変えられたりします。
グダグダと書きましたが、じゃあ、シンセサイザーって何だ?という話。
シンセサイザーって、「音を作る楽器」です。
用意された音を鳴らす楽器ではなくて、自分で作った音を鳴らす楽器です。
そして、Nexus3は音を作れません。
一般にシンセサイザーと言われるプラグインは色々あります。
それらの中には、音を作れるものもあります。
が、果たして、どれほどの人が自分で音を作ろうと思うのか。
音を作れるシンセサイザーを持っている人も、結局プリセットを使っているのではないでしょうか。
プリセットを使うのならば、Nexus3は素晴らしいプラグインだと思います。
これは、ボクの単なる好みだから、それぞれのシンセサイザーの特徴を調べてから購入すればいいんだけど。
いや、私は音を作りたいんだ。
そんなプリセットなんかじゃない、自分の音を作りたいんだ。
そんな方は、シンセサイザーを買う価値もあるだろうと思う。
思うんだけど、買わなくてもいいんですよ。
なぜなら無料で手に入るから。
それがVital。
前にも書いたんだけど、音作りについては触れなかった。
なぜなら、音作りについて書くということは、シンセサイザーについて書かないといけないから。
だから、プリセットの使い方、プリセットに追加の仕方だけ書いた。
けど、ほんとは、プリセットの使い方なんて書いたって、Vitalの使い方をほとんど書いていないようなものなんですよね。
ということで、Vitalの使い方を書こうかな、なんて思ったりした。
まぁ、いずれにせよ、シンセサイザーを買う時は、シンセっぽい音を使いたいのか、音を作りたいのかを、しっかり考えて購入してください。
追記。
ボクには要らないと書いたけど、色々とあって、音創りの仕方について書いたので、興味があればどうぞ。
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