たぶん、一番のポイントはコード進行がいっぱい入っていることなんだと思います。
ただ、ボクの場合は、別の目的がありまして、それはまた、後で書くとして。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
インストールファイルでインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
基本的な設定
まず、「SCALES」をクリックしてみましょう。
すると、こんな画面になります。
真ん中の「SCALES」のところに、色々なスケールが表示されます。
メジャー、マイナーなど。
今、ドリアンを選んでいるので、青くなっていますね。
ここを選ぶと、上の鍵盤に青い色がつきます。
この青い色の鍵盤が、そのスケールで使う鍵盤になります。
また、下に、コードがあります。
これは、その選んだスケールのコードになります。
今、画面に出ているスケールはCだけですが、ずーっと下まで、C#からBまでずらっと並んでいます。
黄色で囲っていませんが、「ALL NOTES」となっているところで、Cだけ、Eだけを表示することができます。
「ALL TYPES」の方は、メジャーだけ、マイナーだけ表示の切り替え。
SONGS
次にお隣の「SONGS」。
ここが主要な機能?なのかな。
ここをクリックすると、こんな風に、ジャンルごとに、コード進行を提案してくれます。
全部でいくつあるのかわかりませんけど。
隣の「ARTISTS」は同じコード進行をアーティストごとにまとめたもののようです。
で、例えば、EDM5を選ぶと、こんな風になります。
黄色で囲っているところのように、コード進行が表示されます。
もう、これをそのまま使うというのもありですね。
ただ、これスケールがGになっています。
Cの場合、使えないじゃないか、という話ですが、ちゃんと変更可能です。
左側にある「ST」と書いているところをクリックすると、+24から-24まで。
+5にすると、ちゃんとGのコード進行からCのコード進行に変えてくれます。
ただ、やっぱり部分的に変えたいとかありますよね。
その場合は、上に提示されたコードを選んで、下にずるずると引っ張ってきて、移動。
で、上にG maj、G sus2、G sus4、とかあるのを、引っ張ってきて、上に重ねると、変更ができます。
今、「DOMINANT:G」と青字で表示されています。
だから、Gのコードがずらっと並んでいますが、ここを変えるとCのコードやDのコードが表示されます。
MIDIノートへの変換
さて、ボクの場合、コード進行は別に困っていないんですね。
困っていないというか、ただ自分の耳で聴いて、気に入ったコードを選んでいるから。
その時に使用するのが、Studio Oneのコードトラック。
じゃあ、何のために、このScalerを導入しようかと思ったのか。
それが、Scalerの中でボクが一番気に入っている機能。
先ほどから移動したり、交換したりしているコード。
これ、ピアノロールに引っ張ってきたら、MIDIノートになるんです。
上の、コードトラックの残念な点が、MIDIノートにできないことと、書いたのですが、それができるんです!【Studio Oneが5.3になって、MIDIにできるようになりました♪】
もう、ボクにとっては、この機能だけで十分価値があります。
その他の設定
他にも色々と設定はできるので、ざっと紹介。
上の部分。
「KEY-LOCK」
これは、MIDIキーボードを使用する場合に使う。
スケールから外れた音は鳴らないようにしたり、黒鍵の音を白鍵に割り当ててくれたりする。
「VOICE GROUPING」
コードで使う音を決める。
低音から高音までたくさん使ったり、C1からB2まででコードをつくる、とか。
「HUMANIZE」
ベロシティやクオンタイズやスウィングなどの設定。
下の部分。
「TRIADS」
3和音、4和音、5和音などの設定。
「VOICINGES」
いわゆるボイシング。Cならド・ミ・ソにするか、ド・ソ・ミにするか、みたいなやつ。
「VARIATIONS」
さっき書きましたね。
何もしなければ、CからBのコードを表示してくれますが、ここで設定すると、Cだけのあらゆるコードを表示される。
MODULATION
これだけは、ちょっと詳しく説明。
転調の際に使用。
CメジャーからAメジャーへ転調する場合、上をC、下をAに設定。
上にCメジャーで使うコード、下にAメジャーで使うコードが表示。
で、真ん中に4つほど表示されていますが、これは、転調の際に、このコードを経由するとどうですか?という提案。
あとは、ちょこっと出ているB minとE7は、転調先のⅡとⅤのコード。
さて、一つだけ残念な点。
ボクはこれを、コードトラックの代わりに使おうと思っていたのですが、
これ、曲に合わせて音を流せないのです。
だから、メロを聴きながら、色々とコードを試すというのができない。
結局、メロを聴きながら、色々なコードを試せるけど、MIDIノートにできないコードトラックと、
MIDIノートにできるけど、メロを聴きながら色々なコードを試せないScaler2と、
両方合わせてやっと、ボクのやりたかったことができるという状況。
それでも、十分、作業がラクになったので、価値はありました。
ということで、Scaler2の紹介でした♪
価格
【定価】
59ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年8月 49ドル
2021年9月 53.9ドル
2021年11月 49ドル
2021年12月 49ドル
2022年2月 49ドル
2022年5月 53.89ドル
2022年11月 42.9ドル
2023年4月 49ドル
2023年6月 49ドル
2023年8月 49ドル
2023年10月 53.9ドル
2024年1月 +bundle 55ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年1月 +advanced bundle 59ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年3月 49ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年4月 39ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年5月 31.9ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年6月 38.5ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年8月 31.9ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年9月 38.5ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年11月 31.9ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
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