883.Kilohearts社のGateを使ってみよう♪ ~ゲート~ 無料プラグイン

Kiloheartsの無料プラグインバンドル、KILOHEARTS ESSENTIALSに入っているゲート。

KILOHEARTS ESSENTIALSは以前、有料だったのが、いつのまにか無料になっていた。
snapheapやmultipass、phaseplantなどに組み込むためのモジュール群なんだけど、単体でも十分使えるやつが多い。
前に、全部まとめて、何の説明もなしに紹介したのだが、改めて、1つずつ紹介してみようと思う。

まぁ、何の説明もなしにしたのは、説明するほど、難しいものがないからなんですけどね・・・
シンプルな機能しかないのですが、それ故に、重宝するプラグインたちです。

基本情報

ダウンロードはこちら。

KILOHEARTS ESSENTIALSのダウンロードはこちら。

インストール方法

Kilohearts Installerというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

Threshold

ゲートですので、スレッショルドを下回る音を出さないようにするプラグインですね。
例えば、録音したものにノイズが入っていた場合、ノイズを削除することができるわけです。

あえて、ノイズを加えたものを用意したので、それを消してみましょう。

聴いていただいたらわかるように、スレッショルドを上げたら、ノイズが消えました。
つまりは、そういうことですね。

が、ミクさんの歌が入ったら、ノイズが復活しましたね。
これは、ミクさんの声の音量がスレッショルドを超えているので、音は消えないわけです。
だからと言って、スレッショルドをさらに上げても、ミクさんが消えますからね。

ということで、ノイズは入らないようにするのが一番いいわけです。

で、ボクは完全DTMerなので、ノイズってあまり関係ないので、こういう使い方はあまりしません。
まぁ、完全DTMerでも、ものによってノイズが発生はするんですけど、たぶん録音よりは少ないです。

じゃあ、ゲートを使わないかというと、使わなくもないわけです。
これ以降はノイズを消す以外の使い方で確認していきます。

Range・バイパス

Rangeはスレッショルドを下回っている音の音量をどれだけ下げるかの調整です。
レンジがあるとゲートというよりは、エキスパンダーみたいな挙動になります。

左上の青い四角はバイパスですね。

Attack・Release

アタックとリリースですね。

スレッショルドを超えたときに、ゲートを開く、つまり音が出るまでの時間がアタック。
スレッショルドを下回ったときに、ゲートを閉じる、つまり音が出なくなるまでの時間がリリースになります。

Hold

ゲートは、一度開いた後、開いたままで保持する時間の設定です。

Tolerance

ちゃんと見られていた方は、途中から、スレッショルドの線が変化したのに気付いたかもしれません。
これがトレランスで調整するやつで、線が一本から、二本に変わります。

こうすることにより、スレッショルドが二段階になり、上の線を越えたら門が開き、下の線を下回ったら門が閉じます。
開くスレッショルドと閉じるスレッショルドに幅をつくるわけですね。

Look-ahead・Flip

Look-aheadは、未だに謎機能な先読みボタンですね。

Flipをオンにすると、門の働きを逆転します。

まとめ

やりませんでしたが、Sidechainにも対応しているみたいですね。

最初に書いたように、ノイズを消すのが主な機能かと思うんですが、今回のように、リズムを生み出すこともできます。
ここまで積極的な使い方でなくても、音源のリリースを調整したい場合にも使えますよね。

まぁ、毎回書いてるような気がしますが、シンプルでよいですよね。

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