MANLEYのプリアンプですねぇ。
プリアンプなので、倍音が付加される感じ。
同じUNIVERSAL AUDIOののHelios Type 69 Preampを紹介しましたが、こちらの方がやや穏やかな感じですね。
ただ、Heliosと違って、こいつにはEQはついていません。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
UA Connectというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
GAIN・OUTPUT
GAINを上げると音量が大きくなります。
で、音量だけではなく、倍音が付加される、強めると歪みにまでなる。
これは、倍音を付加するためのつまみというわけではなく、実機の場合、結果として倍音が付加されたのをプラグインで実現しているのでしょう。
音量が大きくなるので、OUTPUTで下げる。
本来、GAINが音量調整のためのものだったのだと思われるんだけど、こうなると、倍音を加えるためのものになってきますね。
このプリアンプは、倍音の負荷のされ方がおとなしめ。
60まで上げると、さすがにはっきりわかりますが、40、45あたりだと、ほんのりって感じでしょうか。
SOURCE・INPUT
SOURCEには、LINEとMICの切り替えがあります。
SOURCEっていうぐらいだから、本来、つなぐ素材?何をつなぐかで切り替えるんだと思います。
LINEとMICだから、LINEは楽器とか、MICはマイクだろう、きっと。
・・・が、ボクなんかは完全DTMerで実機をつなぐわけでもないので、まぁ、SOURCEによる違いとかないので、好きに選べばいいと思う。
たぶん、実機の場合、マイクの方が元の音量が小さいんだとおもうんです。
ということで、LINEにしたときよりも、MICにしたときの方が、音量がやや大きくなります。
で、MICにした方が、倍音の負荷のされ方も強くなります。
さらにINPUTがあります。
INPUTは、このプラグインに入れる音量の調整。
音量、音量と、全部、音量の話になっていますが、エフェクターに入れる音量を大きくするということは、エフェクトが強くなるということになります。
だから、同じGAINの設定にしても、INPUTを上げると、さらに倍音が付加されると考えたらよいでしょう。
つまり、ここのINPUTは音量を上げるためというよりも、エフェクトの強さを調整するため、と考えたらよいでしょう。
意味合い的にはAMOUNTとかと同じ。
ただ、音量も上がっちゃいますけど。
ローカット・POLARITY・PAD・XFMR
一番上がローカット。
OFFと80Hzと120Hzの切り替え。
POLARITYは位相の反転。
PADはMICを選んだ時だけ使用できる。
-20を選ぶと音量が下がり、倍音の負荷も減る。
XFMRはトランスのバイパスらしい。
INにするとトランスを通り、OUTにするとトランスを通らないらしく、それにより音がややかわるらしいが、正直、そこまでの変化はないように思う。
まとめ
Helios Type 69 Preampに比べ、倍音の負荷がややおとなしい。
ややおとなしいので、あまり極端な変化を求めないなら、こっちの方がいいかも。
特にボーカルに関しては、ボクはこっちがいいかもなぁ。
こっちがいいというか、こっちだといろいろ設定ができそう。
Heliosは設定できる範囲がものすごく小さくなりそうなんですよねぇ。
設定はできるけど、そこまでいくと極端って範囲が広くて(笑)
まぁ、このあたりも、結局、音を聴きながらですね。
最終的には好きな音になれば、それでいいんだからねぇ。
価格
【定価】
149ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
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