Neutronを5にするかどうか悩んでいたんだけど、5にした一番の理由は、これが気になってたんですよね。
新しく追加された、これ。
ボクの認識では、波形の上下のずれ、非対称性を修正してくれるものだと思ってるんですけどね。
はたして、これで合っているのかどうか。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
iZotope Product Portalというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
Learn
このプラグインに関しては、概ね、このLearnを押して、DAWで音源を再生すれば、それでよいかと思われます。
で、それにより何が起きるか、ですね。
上の段(水色)が元の音源、下の段(黄色)がPhaseを挿した音源です。
中心に赤い線を入れましたが、元の音源は、波形が中心から、上に偏っています。
音は波なわけです。
上に上がったり、下がったりして、音が成り立っているわけです。
この上、あるいは下にいけばいくほど、音量が大きいということです。
これって、耳で聴いても、ほとんどわからない程度なんです。
しかし、機械が判断するのは、当然、大きい方の音量になるわけです。
たとえば、リミッターを挿した場合、大きい方の音量でひっかかるわけです。
あるいは、リミッターを挿していなくても、単純にクリップにひっかかるわけです。
これ、音量の大きい方を上げて、音量の小さい方を下げて・・・つまり、中心から対称になる程度にすれば、ちょっとだけ音量を下げることができるわけです。
それをするためのプラグインです。
上に、あるいは、下に、ちょっとだけ偏っている波形の偏りをとるんですね。
それをしたのが、下の波形ですね。
これ、単体では、ほぼ何もかわらない程度なんですが、そんな音源が、5、10、20、30と重なっていくと、「ちょっとだけ」が「ちょっとだけ」じゃなくなってくるわけです。
そうすると、クリップにひっかかることなく、音量を上げることができるわけです。
まぁ、いわば、それだけなんです。
うん、何も違いがない。
違いがないんだけど、違うんですよね。
Rotation・Delay
一応、手動でも設定できます。
Rotationで、波形をずらすことができます。
これが、非対称を対象にするためのつまみです。
Delayは、音のスタートをずらすもののようですが、これは・・・何のためにあるんでしょう?
Delta・Oscilloscope Type Display・Oscilloscope Time Display
Deltaはエフェクトのかかった音だけを聴くやつ。
右側のやつは、エフェクトの設定ではなく、オシロスコープの表示の切り替えの設定ですね。
まとめ
正直、動画がなくていいかなとは思うんだけどね。
これが、一番気になっていたんですよねぇ。
そして、確認してみて、やっぱり、これのためにNeutron5にする価値はあるかもしれない、と思った。
価格
価格は、Neutron5の方でご確認を。
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