686.有料プラグイン IK MULTIMEDIA社のTASCAM PORTA ONEを使ってみよう♪ ~テープシミュレーター~

TASCAMの2つめ。
電池駆動の持ち運べるタイプのやつらしいです。

テープサチュレーターというよりは、ローファイになる感じかな。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

INPUT・OUTPUT・POWER・RESET

基本的なところを先に。
INPUT・OUTPUTはインプットゲインとアウトプットゲインです。
当然INPUTを上げると、エフェクトが強くなります。
音量も上がるので、OUTPUTで下げます。

POWERは電源で、ON/OFFができます。

RESETで設定をリセットできます。

TAPE FORMULA

テープが2種類あります。
というか、2種類しかないです。

そして、カセットテープです。
安っぽいですね(笑)

しかも、これについては、本家の方にも何の説明もない。
TYPEⅠとTYPEⅡがあるぜ、ぐらいにしか説明がない。
TYPEⅠの方がよりローファイらしいです。

INPUT/REPRO・TRUE STEREO・TRANSPORT MODELING

デフォルトでREPROになっていますが、INPUTとの切り替えができます。
INPUTにすると、テープ部分を通らないということで、バイパスみたいなものですね。
ただ、完全なバイパスではなく、倍音は負荷されるみたいなので、アナログ感は生まれるようです。
でも、それならテープシミュレーターを使わなくてもよいのでは?と思ってしまいますよね・・・

TRUE STEREOは実機における左右の差異を実現したものです。
オフにすると、左右同じようにエフェクトがかかります。

TRANSPORT MODELINGは実機における左右のゆらぎを実現したものです。
これもオフにすることで、安定します。

まぁ、とりあえずは、TRUE STEREO、TRANSPORT MODELING・REPROをオンの状態、つまりはデフォルトからあえて変更する必要はないと思うんですけどね・・・

RECORD(BIAS・LEVEL・HF EQ)・EQ・AUTO CALIBRATION

BIASは、録音信号のバイアス量の調整。プラス側はよりウォーミーで緩やかなサチュレーション・サウンド、マイナス側は高域ブーストとディストーション。
LEVELはテープの前の音量ですね。
HF EQは高域のEQですが、RECORD側は高域を上げつつ(下げつつ)、それ以下を下げる(上げる)ようです。

EQはLF EQとHF EQしかないです。
たぶん、このEQはテープの後だと思われます。

AUTO CALIBRATIONは、RECORD、EQの調整をリセットするスイッチのようです。

まとめ

うん、わかりやすくローファイですね。
つまり、テープシミュレーターには、ちょっとしたアナログ感を持たせるものと、これみたいなはっきりローファイになるものがあるんですね。

もちろん、はっきり分かれているわけではなく、その幅のうちの、どのあたりにあるか、って感じなんでしょうね。
T-RackSもそうなんだけど、このテープシミュレーターってのが、結構な数あって、なんでこんなにあるんだろうなぁと不思議に思ってたんですよね。

これはつまり、この幅の中のどの部分あたりを目指すかってところで使い分けるってことなんでしょうね。
もちろん、それぞれ、つまみで調整したりできるんですが、前提としてのどのあたりってのなんでしょうね・・・たぶん。

価格

【定価】
99.99ユーロ

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2024年9月 29.56ユーロ(PLUGIN BOUTIQUEさん)

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