TEAC A-3340Sというテープシミュレーター。
なんかお洒落さんですね。
とはいえ、つまみもほぼ同じ。
コピペだ、コピペ。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
INPUT・OUTPUT・POWER・RESET
基本的なところを先に。
INPUT・OUTPUTはインプットゲインとアウトプットゲインです。
当然INPUTを上げると、エフェクトが強くなります。
音量も上がるので、OUTPUTで下げます。
電源は一番右で、ON/OFFができます。
RESETで設定をリセットできます。
FORMULA
テープが4種類あります。
これは、本家さまのページに書いてあるのを、そのまま引用しましょう。
911: BASF社のSM911をモデルにしています。TEAC A-6100 MKIIやTEAC A-3340Sに最適な、正確で暖かみのあるバランスの取れたサウンドを実現するTASCAM推奨のテープです。
456: Ampex 456をモデルにしています。1974年頃から生産されたモデルで、テープ・サウンドの確立に貢献した最も広く使用されたテープです。暖かみのある丸みを帯びたサウンドが特徴で、録音レベルに応じて心地よい飽和感が得られます。
GP9: Quantegy GP9をモデルにしています。レンジが広く、歪みや圧縮感を最小限に抑えます。モダンで高音質なアナログ録音に最適で、パンチのあるサウンドが魅力です。
499: Ampex 499をモデルにしています。大きな入力レベルでも、歪みや圧縮感を抑えることが可能です。高域の再現性が高く、アナログ感を維持しつつ、デジタル・ライクな録音を行うのに適しています。
らしいです。
TAPE SPEED
テープスピードの設定です。
LOWとHIGHという表示があります。
IPSという表示がないですね。
LOWが7.5、HIGHが15がらしいです。
HIGHの方も遅めですね。
スピードが速いほど忠実度が増し、スピードが遅いほど温かみのある丸みのある音色になるそうです。
INPUT/REPRO・TRUE STEREO・TRANSPORT MODELING
デフォルトでREPROになっていますが、INPUTとの切り替えができます。
INPUTにすると、テープ部分を通らないということで、バイパスみたいなものですね。
ただ、完全なバイパスではなく、倍音は負荷されるみたいなので、アナログ感は生まれるようです。
でも、それならテープシミュレーターを使わなくてもよいのでは?と思ってしまいますよね・・・
TRUE STEREOは実機における左右の差異を実現したものです。
オフにすると、左右同じようにエフェクトがかかります。
TRANSPORT MODELINGは実機における左右のゆらぎを実現したものです。
これもオフにすることで、安定します。
まぁ、とりあえずは、TRUE STEREO、TRANSPORT MODELING・REPROをオンの状態、つまりはデフォルトからあえて変更する必要はないと思うんですけどね・・・
RECORD(BIAS・LEVEL・HF EQ)・PLAY(LEVEL・HF EQ・LF EQ)・AUTO CALIBRATION
RECORDとPLAYはたぶん、録音段階と再生段階ですね。
BIAS(RECORD)は、録音信号のバイアス量の調整。プラス側はよりウォーミーで緩やかなサチュレーション・サウンド、マイナス側は高域ブーストとディストーション。
LEVELはRECORDにもPLAYにもあり、どちらも音量ですが、RECORDはテープの前、PLAYはテープの後。
だから、RECORD側は上げると倍音が付加され、PLAY側は倍音は付加されない。
いわば、RECORD側はインプット、PLAY側はアウトプットぐらいの認識でよいかと。
HF EQは高域のEQですが、RECORD側は高域を上げつつ(下げつつ)、それ以下を下げる(上げる)ようです。
PLAY側は、高域、低域だけを調整するみたいです。
AUTO CALIBRATIONは、RECORD、PLAYでの調整をリセットするスイッチのようです。
まとめ
やっぱり、テープスピードが15より遅くなると変化がわかりやすいですね。
わかりやすいのが良いかどうかは、また別問題ですが。
わかりやすいというのは、変わりすぎだ、という可能性もあります。
が、ボクみたいな素人は、わからなさすぎもまた、つらいところなんですけど・・・
価格
【定価】
99.99ユーロ
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
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