Distressorというコンプをプラグイン化したComprexxor。
そして、ボクはこのDistressorというのが苦手なのだ。
不可思議コンプなんですよね。
あまりにもよくわからなくて、Distressorというコンプについて調べてみた。
なんか、LA-2Aや1175ほか、有名なアナログコンプを再現できるコンプらしい。
じゃあ、どうやって再現するのかといえば、選択するレシオやアタック、リリースの設定で再現できるらしいんです。
ということで、PLUGIN DOCTORで調べてみると、驚くことに、アタックやリリースを動かすと、圧縮のカーブが変わるんです。
そんなことあります???
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
RATIO
スレッショルドのないタイプのコンプなので、INPUTを上げるのが、このコンプの使い方・・・なんですが、どうも、このコンプはデフォルト(INPUT・ATTACK・RELEASE・OUTPUT全部5)設定の状態で、RATIOを先に決めた方が良いようです。
RATIOの下のボタンをクリックするか、1:1などの上にあるランプの部分をクリックすれば変更できます。
INPUT・OUTPUT
先ほど書いた通り、スレッショルドのないタイプですので、スレッショルドを下げるのではなく、INPUTを上げていきます。
当然、上がった音量はOUTPUTで下げます。
ATTACK・RELEASE
アタックとリリースです。
コンプの基本となるつまみです。
基本となるつまみなんですが、このコンプは、アタック、リリースを動かすことにより、圧縮のかかり方が変わるという変態コンプです。
ここを動かすとこうなるだろう、という予想がなかなかできないんですよねぇ。
困ったものですねぇ。
OPTICAL・GB MODE
OPTICALは光学式コンプですね。
光学式コンプっぽい挙動ということでしょうかね。
OPTICALにした場合は、レシオは10:1、アタック、リリースは、黄色い点線で表示されている範囲でしか調整できません。
それ以外にすると、OPTICALではなくなります。
GB MODEは76コンプの全押しバージョンになります。
オンにしたら、レシオが1:1、アタックが0になりますが、こっちはレシオを変更してもきくみたいですね。
サイドチェーンフィルター
ハイパスフィルターは、低音をコンプのトリガーからはずすためのフィルターですね。
その隣はピークフィルターですが、BANDをオンにするとバンドフィルターに変わります。
低音以外ですね。
COLOR
色付けですね。
ディストーションが2と3。
DIST 2は第2倍音、DIST 3は第3倍音を強める感じです。
HPは普通のハイパスフィルター。
TONEも倍音の付加の仕方の調整ですね。
右に回すと強まる、左に回すと弱まる。
M/S・L/R・Link・Left/Right・DRY/WET
L/R以外にもM/Sにもできるやつです。
Linkは左右で同じようにコンプをかける場合ですね。
その隣は、右だけ、左だけにコンプをかける設定もできるという、使う必要性がよくわからないやつ。
DRY/WETは、DRYとWETの割合ですね。
パラレルコンプです。
まとめ
どうも苦手意識があった、Distressor(このプラグインはComprexxorだけど、他のメーカーにもありますものね)ですけど、こうやって、改めて確認していくと、そこまで苦手意識をもつこともないのかもしれない・・・
とはいえ、RATIOのところで気づかれた方もいるかと思うんですが、レシオが大きくなるにつれ、圧縮が順に強まる、という単純な動きじゃないんですね。
なんなら、レシオごとに違うコンプと思った方がよいかもしれない。
まぁ、逆に、そう考えれば、ただただ、音を聞いて、気に入ったレシオを選ぶというのもありかもしれない。
サチュレーション(ディストーション?)もついているので、便利ですよね。
価格
【定価】
99.99ユーロ
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2024年9月 29.56ユーロ(PLUGIN BOUTIQUEさん)
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