661.有料プラグイン UNIVERSAL AUDIO社のUAD Sound City Studios Plug-Inを使ってみよう♪ ~スタジオシミュレーション~

リマイクのプラグインだと思っていました。

リマイクのプラグインと言えば、こいつ。

これと似たようなプラグインかと思っていました。
まぁ、そんなに間違っているわけでもないんですが・・・

で、リマイクってことは、マイクで録音しないボクにはあまり関係ないっぽい。
まぁ、そうは言っても、当然ですが、音が変わるので、リマイクじゃなくても、そういうエフェクトがかかるプラグインと考えればいいんですけどね。

が、このプラグインはリマイクだけではないんですね。
スタジオで録音したのをシミュレーションするプラグインなんですね。

ボクみたいな、PCしか使用しない、スタジオなんて行ったことも見たこともないDTMerにこそ必要なプラグインでした。
スタジオに行かなくても、スタジオで録音ができるんですから。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

UA Connectというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

最初の設定

このプラグインにはエフェクターが3つ付属しています。
デフォルトで、EQ、コンプがオンになっています。
とりあえず、このエフェクターはオフにしましょう。

右のこのマークのところ、黄色い丸がついていますが、これエフェクターがオンになっているマークです。
一番下のCHAMBERはデフォルトでオフになっています。

横のマークのところから、エフェクターを表示することができます。
それぞれのINをオフにしても大丈夫です。

これらはあくまでメインではないので、とりあえずはオフです、オフ。
使いたかったら、メインの設定の後ですね。

もちろん、これを使わずに、自分のお気に入りのエフェクターを使ったってかまわないわけです。

ということで、メインじゃないエフェクターについては、今回は説明なしで。
概ね一般的なEQとコンプとリバーブです。

マイクの設定画面

先ほどのエフェクターを表示するところの上側をクリックすると、マイクの設定画面が出てきます。
これが、基本の画面となると思います。

マイクの設定


マイクは3セット使うことができます。

下の部分の黄色い四角が、マイクを使う、使わないの設定になります。
右側のMUTEも同じ働きです。

C12とか、C414とか書いているのは、マイクの種類です。

で、右上のDISTANCEで、マイクの距離を設定できます。
マイクの距離は、変更できるものとできないものがあります。

フェーダーはもちろん、音量です。

3セット、全て一度に使うこともできますが、1セットずつ録音(?)していって、重ねて使う方が、より本格的かもしれません。
なんか、スタジオで録音している気になりますよね。

SOURCE

SOURCEはスタジオの選択ですね。
DRUMS、ACOUSTIC等、音源ごとのスタジオが用意されています。

先ほどは、ミクさんに使ったので、しれっとVOCALに変えていました。

基本的には、ドラム音源ならDRUMSを、アコースティックギター音源ならACOUSTICを選べばいいです。

まぁ、別に、必ずそうしないといけないわけでもないので、ちょうどよいものを選べばいいんですけどね。
というのも、マイクの位置や距離が違うんですよね。

試しに、ミクさんを、色々なSOURCEで確認してみましょう。

ねっ、別に使えないわけじゃないです。
だから、このSOURCEの、このマイクポジションで録音(?)とかを選んでいっても、別にいいわけです。

BYPASS

バイパスが、一番右にあります。
フェーダーを表示していない状態でも、エフェクターの並んでいた一番上のやつが、バイパスのボタンになっています。

せっかくなので、ドラム音源で確認してみましょう。
ドラム音源に限らず、他の音源でもそうですが、音源の方に、OH(オーバーヘッド)とか、ROOMとかがあるなら、それはオフにしておいた方がよいでしょうね。
まさに、このOHやROOMを録音するプラグインなので。

時計マーク、ローパス、ハイパス、Φ、BALANCE

時計マークをクリックすると、元の音とマイクで録音した音の時間差がなくなります。
つまり、本来、マイクの距離分、元の音よりも遅れますよね。
それをなくすやつですよね。

これ、耳ではものすごくしっかり聴かないとわからないぐらいです。
ただ、波形にしたら、わかるぐらいにはずれています。

まぁ、後から合わせるのもありですし、この時計マークを使うのもありですし、そもそも合わせない方がいい場合もあるでしょうし・・・

その下は、ローパス、ハイパス、位相の反転、PANですね。

わかりやすいやつです。

MODE

RE-MICとREVERBとあります。
今まで、ずっとRE-MICモードを使っていました。

REVERBモードにすると、リバーブがかかります。
で、このREVERBモードにすると、右側のPREDELAYやMIX、SOLOが使用できるようになります。
RE-MICモードの場合、ここは動かないようになっています。

・・・が、このプラグインにおいて、果たしてREVERBモードって必要なのかなぁ?って思ったりする。
最初に書いたエフェクターと同じですね。

使ってもいいけど、みたいな。

まとめ

こういうことをするために、ルームリバーブを使ったりするんだろうけど、そもそもスタジオで録音した感じをつくりだしてくれるわけです。
ボクはリバーブが、どうにも苦手なんだけど、こうやって見てみると、あぁ、これを実現するためなんだなぁって、ちょっと理解できた気がします。

そして、リバーブではなく、こちらを使った方がよいのではないかと思ったりもする。

価格

【定価】
349ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2024年8月 42.9ドル(PLUGIN BOUTIQUEさん)

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