夏休みの工作(2023)&Intel 第13世代CPU 奮闘記 その7~さようなら メモリスロットB2~

その6がこちら。

面白いものを見つけた。

ただただ、電源を入れるためのボタンだ。
それ以外の機能は何らない。

が、これが意外と便利だったりする。
例えば、PCが足元にある場合に、電源ボタンだけを机の上に置いておくと、簡単に押せる。

別に、ボクは必要としていないが、面白い。

面白いので、何か使えないかなぁ、と。

で、ふと気づいたわけですよ、そうか、電源ボタンか。
電源ボタンって、なかなか使えるんじゃないか、と。

さて、ボクのサブPCは、余りものを集めて作ったわけです。
足元にあるので、あまりどうでもよいのだが、PCのケースもどっちかというと気に入っていないわけです。

前面なんて、もう、だっさいの。
見ないようにしていたんだけど。

そこで、電源ボタンですよ。

PCを自作している人はわかると思いますが、PCケースの全面のパネルには、電源ボタンやUSBやオーディオをつなぐための線がついてるんですよ。
で、その線をマザーボードにつなぐわけです。

当たり前ですね、前面に電源ボタンやUSBの挿し口があるんだから。
最近は、前面に何もないケースも増えてきましたが。

さて、ボクのサブPCは、基本、動画を流すぐらいしかしていないので、USBの挿し口もオーディオの挿し口もいらないんですよ。
ただ、電源ボタンだけは、一応必要。

そう、電源ボタンさえあればいいんです。

・・・となると、電源ボタンがあれば、前面のパネルは必要がない。

ちなみに、あまり気に入っていないPCケースは前面にファンを3つ、つけられるようになっている。
前面のパネルをとれば、ファンがむき出しになるんじゃないか。

ということで、前面パネルをはずしてみる。
ファン、むき出し。

いや、これは危険だ。

よし、アクリル板だ。
ということで、余りもの(どこまでいっても余りものを使用される可哀そうな子)のアクリル板を加工。

良き感じの長さのボルトを買ってきた(これは買った!)。
たんなるボルトだとかわいくないので、中空ボルトとかも選んでみた。

そして、完成形がこれだ。

思いのほか、いい感じになった。

アクリルって、ほんと便利なうえ、きれいな仕上がり。
かなり気に入った。
ちなみに、光っててわかりづらいですが、上の方にある青っぽいやつが電源ボタンですね。

さて、サブPCはきれいになったので、よいとして、メインPCも少しいじってみる。
というのも、どうもHDDがあやしい感じなんですよね。

ということで、これを機に、SSDに変えてみようかな、と。
データ用のDドライブなので、OSとか全く影響がないので、交換するだけ。

で、ついでに、ずっと諦めていたメモリと格闘してみることにする。

前にも書いたのだが、どうもメモリスロットが壊れているみたいなのだ。
壊れているのか、壊したのか・・・

HDDをSSDに交換するために、PCを一度全開にするので、ついでにメモリスロット問題をなんとかできないかと。

ということで、どうせ壊れているのだから、いっそ壊れてもよいぞ、という勢いで掃除とかしたわけです。

掃除して、メモリさして、メモリテストして、掃除して、メモリさして、メモリテストして・・・
まぁ、本心では、そんなことで直ると思ってなかったんですけど、ふと見たら、なんかエラーの数が減ってるわけです。

おぉ、これは、いけるのか?
ということで、何度かやった結果がこれ。

初めて見たかもしれない。
メモリテストなんて、不具合があるときしかしないので、エラー表示ぐらいしか見たことないんですよね。

しかも、エラーが出ないまま、最後まで実施することもないし。

これで、z690 formulaさんが真価を発揮してくれる。

と思ったら・・・
Winは起動せず。

なんだよ。

もう一つ、作業をしながら気になったのが、メモリの側面の色が違うんですよね。
全く同じメモリを2つ買ったんだけど、2枚セットで相性保証なんだけど、2枚セットが2つなわけですよ。

全く同じメモリとはいえ、相性保証は2枚なわけですね。
それがスロットにちゃんとセットになってないんですよね。

ということで、相性保証のものをちゃんと対になるように挿してみる。
試しに、立ち上げてみる。

起動!

念のために、メモリチェック。

PASS!

これは来た!

いよいよ、z690 formulaさんが真価を発揮するときがきた。

改めて、起動!

・・・起動せず。

なんだよ。

結果、何度か起動したのだが、起動したのは3回のみ。
これでは話にならない。

はぁ、やっぱり、あきらめるか。

やっぱり諦めきれず、さらに調べてみる。
1つ、youtubeで見つけたものがある。

CPUファンを押さえつけすぎると、メモリスロットA1が認識されなくなる、という。
きっとそれだ!!

ということで、CPUファンのねじをやや緩めてみる。
起動!

やはり、これだ。
念のため、再起動。

・・・起動せず。

はぁ。

他に考えられる方法・・・Biosアップデートとか?

調べてみると、新しいバージョンがあった。
Biosのアップデートって、あまりしないほうが良いという情報もあったりするが、もう、既にアップデートしている。
※z690に13世代をのせるためには、Biosのアップデートが必要だった。

くわしくは、これ。

もう、どうせいろんな不具合を味わってきたんだから、ダメならダメで諦めるか。
最悪、マザーボードを変えないといけないが・・・

ということで、Biosアップデート。

終了。

まずは、そもそも起動するかどうか。

ん?なんか怪しい。
・・・再起動を繰り返すぞ。

やばいか。

ん?F1を押せ?
Biosに入った。

なぜ、Bios?

まぁ、とりあえず起動。

また、F1。

・・・起動。

起動!

起動したぞ!

さぁ、メモリを挿してみる。

よし、起動。

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・起動!

念のため、再起動。

OK!

まだ予断を許さないが、現在、触っている感じでは、安定している。
このまま、動いてください。

「おかえり、z690 formula。」

いや、「はじめまして、z690 formula。」の方が正しいか。

嬉しい♪
これで、48GBから64GBになったぞ。
いや、基本的に48GBも使わないんだけどね。

ただ、起動がものすごく速くなった。
そう、16GBについてもこだわりがあったのだが、これも大きかったんですよね。

最終的には起動するんだが、明らかに起動に問題が起きていたんですよね。

原因ははっきりしていて、認識していなかったメモリスロットなんです。

メモリスロットって、メモリを挿す順番があるんですよ。
1枚だけ使うならここ、2枚使うならこことここ、と。

今回認識してくれなかったやつが、1番最初に挿すべき(※2番目でした)スロットだったんですよ。

それが直ったおかげで、起動の不具合も無くなった。

これぞ、完全体。

さぁ、曲を創るぞぉ。

さて、SSDを購入するためにAmazonさんを見ていると、ボクの使っているファンの白バージョンが出ているのを発見。

透過ディスプレイにとっては、背面が白の方が見えやすいので、ついでにファンを白にしてみる。。

そもそも、Formulaを選んだ理由のうちの一つが白だったからなんだよなぁ。
ということで、だいぶと白系のパソコンになった。

残念ながら、ケースの内側が黒系なんだよなぁ・・・

(追記)
その後、どんどん不具合を増やしていき、結局、さようならしてしまいました。
やっぱり、メモリスロットがおかしいんだろうなぁ。

かなりの時間をかけて、不具合と戦い続けましたが、とうとう断念。
いい加減、PC全体を壊してしまいそうで・・・

そして、この時間も無駄だし。
やっぱり、

PCは性能よりも安定性

です。

まぁ、しばらくの間、完全体と一緒に過ごすことができたので、こいつも本望だろう。
不完全体になってしまったが、これからも一緒に過ごしていこう。

(追記の追記)
CPUのピン曲がりが原因でメモリに不具合が起きる場合があるというのを知ったので、念のために確認した。
CPUを確認するとなると、CPUファンを外さないといけない。

そうなると、グリスを塗りなおしたり面倒なんだよなぁ。

とは言え、万が一、ピン曲がりとかしてて、それが原因で今後さらに悪化したらいやだしなぁ。
うまい具合に、グリスはまだ残っていた。
よし、がんばるか。

ということで、確認したが、見る限り、ピン曲がりなどはない。
せっかくなので、グリスを塗りなおし、CPUファンを取り付けて、ついでに簡単な掃除。
少し前に掃除したので、別のところの掃除。

ついでにメモリスロットも掃除。

なんか、よくわからないところに、よくわからない部品(ごみでもないし、部品でもないと思われる金属のパーツがでてきた)がついてて、びっくりしたり・・・

あとは、何事もないように祈りながら組み立てなおした。

少しだけ、メモリが直ってないか期待して起動してみたが、やはりダメだったので、もう、さすがにメモリは諦める。

まぁ、ピン曲がりがないことを知れただけ、今後まだ安心して使える。

ちなみに、この作業後、やけにPCが安定している気がする。
ブラウザが落ちるんですよ、なんか。

youtubeとか、すぐに止まるし。

それが、なくなった・・・気がする。
まぁ、何をしたというわけでもないので、気のせいかもしれないですけど。

コメント