ピアノ音源を含む鍵盤音源としては、超有名なKEYSCAPE。
いや、そもそもSPECTRASONICSさんが、高音質、高性能で有名。
発売自体は結構古いけれども、今でもずっと愛用されている方が多い。
それも使い慣れているということだけではなく、質の良さを理由にして。
そして、音源の数がとにかく多い。
36の楽器の音を再現しているので、とりあえず、これがあれば鍵盤楽器に関しては、まぁ困ることはないというぐらい。
当然、その分、値段も高めですが。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
インストールメディアでインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
音源・プリセット
とにかく、楽器自体が36、それぞれのプリセットがそこに追加されているので、全部は紹介しようがないですので、一部、紹介させていただきます。
まぁ、ざっととばしながらでこれですから、すごいですよね。
しかも、同じ楽器でも、随分違う感じのプリセット(?)がたくさんあるので、実際には、ものすごい数なんですね。
最後の方に出てきましたが、Duoという、2つの楽器をセットにしたプリセットまであるんですから。
ベロシティ
はい、恒例のベロシティチェックです。
たくさんの鍵盤楽器が入っていますが、ベタなグランドピアノで確認。
ベロシティをほぼ0から100までちょっとずつ上げていって確認。
ベロシティによって、音量が当然違うので、オーディオ化してから、音量を上げてみたのがこちら。
んーっと、全部違わない?
音の確認。
うーん、ボクの耳では完全に把握はできないけど、波形的には・・・
ということで、調べたら、最大32ウェイのベロシティ・スイッチング!
えっ、32?
しかも、ラウンドロビンを備えているとのこと。
ラウンドロビンというのは、同じ音を連打したときに、全く同じ音が出るのではなく、違う音が出るような設定です。
たしかに、複数ありますね。
まぁ、音の違いはボクにはそこまでわからないですけど。
けど、わかるか、わからないか程度の違いでも、やっぱり実際には違うと感じられるんでしょうね。
MAIN・EFFECT
REBERBやEQ、COMPなどがあるので、確認していこうかと思ったけど、やめました。
というのも、これ、楽器によって、設定が違うんですよね。
こんな感じですね。
つまり、エフェクターというよりは、音づくり用の設定画面が色々とある、と考えた方が良いでしょうね。
VELOCITY
SETTINGは全楽器共通です。
SETTINGの中にVELOCITYというベロシティカーブの設定があります。
マニュアルにもあるのですが、とにもかくにも、ここの設定をするように勧められています。
ボクみたいなMIDIキーボードはどんな音が出るかの確認用、もしくは、DTMをやっている感を出す用の場合はあまり関係ないですが、MIDIキーボードで演奏(入力)する人にとっては大事らしいです。
そして、ボクにはよくわからないですが、どうも、KEYSCAPEって、MIDIキーボードで弾いたときの感じがものすごくよいらしいです。
他の人がそう言ってるだけですが(笑)
で、そのときに、ベロシティーカーブをちゃんと設定すると、よりよくなるとか。
一応、ベロシティカーブのプリセットがあります。
そんなに多くはないですけど。
SETTINGS
先ほど、書きましたが、MAIN関係と異なり、SETTINGSは共通です。
VOICESは、同時に鳴らすことができる音の数。
OCTAVEはオクターブ上げたり、下げたりですね。
GAINは音量。
BEND DOWN/UPは、ピッチベンドホイールを動かしたときの、ピッチの変更幅ですね。
ボクみたいな打ち込み勢には関係ないやつ。
SCALEはスケールですけど、この設定を変えないといけない人はどういう人なんでしょうね。
THINNINGは、何かと思ったら、ラウンドロビンやベロシティスイッチサンプルの数を減らしてメモリーを節約するらしいです。
なるほどねぇ。
必要な方もいるのかもしれませんね。
SYSTEM
ここでも、細かい設定ができます。
必要であれば。
まとめ
ボリュームがありすぎると、紹介が簡素になるという現象。
とにかく、見るまでもなく、やっぱりいいプラグインです。
高価ですけど、安いものを順番に買っていくよりも、最初にこれを買ってしまったほうが、結果的には安くつくのかもしれません。
価格
【定価】
399ユーロ
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2023年4月 38800円
2023年8月 37000円(島村楽器さま)
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