クラリミコンに参加したことにより、色々な方とのつながりができた。
結果、Twitterやyoutubeさんにコメントをくださったり、反応してくださる方が増えた。
とても嬉しいことです。
で、クラリミコンを主催しているクランさんとリオンさんが、初心者向けのDTMに関する情報発信をされている。
だからクラリミコンも初心者参加者がたくさんおられる。
・・・おられるはず
・・・なのに、なんでしょうか、このクオリティの違いは。
色々と知り合った方々の創った曲を聴くたびに凹むわけですよ。
こんなのを創れる人が、プロでもなく、ただ、普通に存在するわけですよ。
凹みますよね、正直。
さて、あまり他の人の作品とかにコメントを書かないボクですが、たまに書いたりするわけです。
あまりコメントを書かないのは、誰かにコメントを書いたら、他の人にも書かないと失礼な気がして。
とは言え、全ての人にコメントができるわけでもなく、それなら最初から書かない方が良いかと。
そのあたりは、普通は、なんとなくで皆さんされているのでしょうけど、そのあたりの何となくが苦手なもので・・・
まぁ、それはどうでもよいのですが、すごいものを聴かされて、すごいと書くんですけど、最近、「SSSさんは個性的で良い」というお言葉をいただくことが多いんですよね。
ありがたいことです。
ありがたいことなんですが、ボクからすると、クオリティが高すぎて、素直に喜べないんです。
いや、素直に喜んではいるんですよ。
ボクに対する評価としては、もったいないぐらいの言葉なので。
そっちじゃなくて、そこで付け加えられるのが、自分があまり個性がない的な言葉なんですよね。
いやいやいやいやいやいや、そのクオリティで個性がないって!
まぁ、ボクの創るものを「個性的」と表現されるのは、わからなくもないんです。
BPM200の16分音符をただただ、ずっと続けているだけなんですけど、数としては少ないですものねぇ。
とはいえ、そういう曲を創る人がいないわけでもないわけで。
で、ふと考えたわけです。
みなさん、何をもって個性とか言ってるんだろう。
いや、そもそも個性ってなんだろう。
自分の感覚で言えば、ボクの曲に対する「個性」なんて言われる要素は、たいして何もないわけです。
BPM200を選択していることは、DAWの設定をすれば誰でもできる話ですから。
じゃあ、それ以外にボクらしさってなんだろう、って考えたら、何でしょうかねぇ。
まぁ、「ことのは」に関しては、ボクらしさが出るかもしれませんね。
とは言え、「ことのは」・・・いわゆる歌詞ですね、歌詞だって、それぞれの人がそれぞれの人らしさだから、特筆して、ボクの「ことのは」だけが個性的かというと、そうでもないし。
そして、本当にボクの創るものが、ずば抜けて個性的であるならば、ボクは凹まないわけです(笑)
と考えると、やはりボクの創るものは個性的ではないんじゃないかと思うわけです。
というか、個性というのは、やはり技術の上に成り立つものと思うんですよね。
あれもできる、これもできる、こんな方法もできる、こんな楽器も使える、そして、様々な選択肢の中から、いや、ここはこれだ、と選ぶ。
その選び方こそが個性なんじゃないかな、と。
ボクの場合、選択肢の中から選んでいるわけじゃないんですよね。
できることをやっているだけで。
やりたいことをやっているだけで。
それを個性的というならば、ほぼ全ての人が個性的だし、
それを個性的といわないならば・・・ならば、もなにも、ボクは個性的じゃないってことですね。
端的に言えば、結局はクオリティだと思うわけですよね。
クオリティが担保された上で、個性が関係してくる。
というより、個性なんて、誰かが何かを創れば、個性なんだから、クオリティが低ければ、個性的も何も、誰も見向きもしないわけです。
見向いてもらった上での個性かと。
なぜ、こんなことを書いているかというと、別に僻んでいるとか、拗ねているとか、そういう話じゃなくって、すごい人がたくさんいて、そんな人たちが「個性が・・・」なんて気にしていることが、どうも・・・ねぇ。
いやいや、「お前に対してかける言葉がないから、そう書いているだけだ。何を言葉通りにとっているんだ」と笑われそうですが、もちろん、そう思っているんですよ。
ただ、中には、本当に「個性が・・・」って思っている人がいるんじゃないか、と。
ボクは、そういう方に、「そんなこと全く気にしなくていい」と伝えたいだけなんですよね。
「それだけ素晴らしいものを創っていて、『個性』なんてことに惑わされなくていい」と伝えたいだけなんです。
誰だって、自分のやっていることに、全て満足なんてことにはならないとは思うんです。
ボクは結構満足していますけど(笑)
より良いものを創ろうという想いが強ければ強いほど、満足なんていかないんだろうなぁ、と。
大変ですよねぇ、きっと。
満足しないことは、向上につながるわけですので、全否定する気はないですが、とは言え、「あなたはすごいものを創っているんですよ」と伝えたいわけです。
まぁ、ボクが伝えたところで、たいした足しにもならないんですけど。
ということで、ボクも「個性的」なんて言われているようではだめで、「すごい」と言われないといけないんですよねぇ。
ホントにすごいものは、「すごい」以外の表現はないと思うんです。
もしかしたら、「すごい」という言葉すら出てこないものかもしれません。
ということで、もっともっと技術を磨かねば、とちょっとかっこよく書いてみたけど、正直なところは、これまで通り、楽しく活動していきたいなぁ、と思うボクでした。
コメント
僕はSSSさんの歌詞が個性的で好きになったので、そこは自信持って良いと思います!
200BPM16音符はもちろん個性的過ぎるくらい個性的ですが、僕が好きなのは歌詞の方ですね!
僕は自分の曲は描きたいテーマ・歌詞にこだわりがあるので、割と個性的で、個性・差別化については悩んでないです。
僕も曲のクオリティの低さ(主に編曲力の圧倒的な差)と、あと再生数の少なさに悩んでいますね。
でも凄く技術があり高いクォリティの曲が作れる人でも、誰かの二番煎じみたいな曲しか創れないって悩んでいる人はいるのかもしれないですね。
そういう意味で、作曲力とか作詩力のオリジナリティは、曲のクォリティとはまた別の能力というか、別の評価軸なのかなと思ったりしています。
「ことのは」が好きって言ってもらえるのは、本当に嬉しい♪
クオリティの低さと再生数の少なさは・・・ほんと。
まぁ、クオリティが低くて、再生数が少ないのは、当たり前と言えば当たり前なんですが・・・
たくさん聴いてもらえると嬉しいですよね、やっぱり。
誰かの二番煎じみたいな曲が創れるなら、十分だと思うんですけどねぇ、ボクは。
というか、二番煎じが創れるなら、絶対、自分なりのものを創れますもん。
ボクなんて、二番煎じが創れなくて、どうしようもないんですから(笑)
確かに二番煎じが作れれば大した技術力ですよね
まぁどのレベル帯の人も同じくらいの悩みをそれぞれ抱えがちという、よくある法則的なやつですかね
色々込めて創った曲なので、やはりたくさん聴いて欲しいですよね!
昔よりボカロブームが去ったというのがあるのか、自分と繋がりのあるボカロPが減ってしまったのか、以前より再生数がガクッと減ってしまったのはやはりショックでしたね;
それでも一人でも心に刺さったと言ってくれる人がいるとモチベになるので、誰か一人にでも刺さる曲を創れるのは、凄い事なんだと思います
そうですね。
自分としては、色々込めているんで、聴いてほしいですよね。
とはいえ、最初に創り始めたときなんて、1回も聴いてもらえなかったですしねぇ。
こういうのって、UPすれば聴いてもらえるもんだと思っていたんですけどね(笑)
そのころから比べると、ずいぶん聴いてもらえているわけで、最初のころのボクからすれば、それだけ聴いてもらえて何が不満だ、となるでしょうし。
ボクより多く再生されている方を見ると、それだけ聴いてもらえてるじゃないか、となるし(笑)
ボカロブームが去ったと言われているけど、そうなのかなぁ?と思う。
ブームが去ったというか、一般化してしまったんじゃないかなぁ。
普遍化というか・・・
どちらにせよ、再生数が0というわけじゃないんだよね。
0じゃないということは、それ以上広がらないのは、やっぱりそこまでだってことなんですよね。
もちろん、ボクの創った「ことのは/おといろ」が誰かに届くだけでも、十分、ボクにとって感動的なことなんですけど・・・
どうしても、もっと、って思ってしまうのも、仕方がないですよねぇ。
なるほど、確かにブームが去ったというより一般化したという方がしっくりきますね
Vtuberとかもそうですが、ボカロPも星の数ほどいる中で、見つけて聴いてもらえるだけでありがたいですね
SSSさんが地道にコツコツ曲を投稿したり、イベントに参加したり、そうした努力が再生数に繋がっているんだと思います!
僕もまだまだやれることは色々るはずだし、頑張らなきゃなと思います!
そうですねぇ。今や、ボカロPなんて、いくらでもいて、DTMなんて誰でも参加できて、公開できる。
そんな中で、音楽のド素人が作ったものを聴いてくれているんだから、改めて考えると、ものすごく幸せなことなんですよね。
人間、欲深いですよねぇ。
努力が再生数につながっているのかもしれないけど、あまり努力しているという意識もないんだよねぇ。
今のところ、楽しいことをやっているというだけで。
いや、努力していないのが悪いのか?(笑)