439.有料プラグイン Brainworx社のSPL Transient Designer Plusを使ってみよう♪ ~トランジェントデザイナー~

前にSPL社のAttacker Plusを紹介しました。

これは、アタック感をプラスするから、Attacker Plusでした。
で、今回のは、その兄貴分というのか、親分というのか、トランジェントをデザインするので、Transient Designerですね。

Attacker Plusより設定できることが多いわけです。
アタック感も、Attacker Plusはプラスするだけでしたが、こちらは、マイナスもできる。
で、サステインも調整できるというもの。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

ATTACK・SUSTAIN

このプラグインの根幹は、この2つのつまみです。
他は、まぁ、あってもなくても、という感じです。

右に回せば、アタック、サステインが強く、左に回せば、アタック、サステインが弱くなる、というだけです。
キックとスネアを鳴らしますが、スネアだけにTransient Designerを挿します。

これ以上ないぐらい、わかりやすい効果ですね。

基本的にはこれだけのプラグインです。

PARALLEL MIX・LIMIT

PARALLEL MIXはそのまま、DRYとWETの割合ですね。

LIMITも、そのままリミッターです。
ただ、このリミッターは、やんわりリミッターらしく、まぁ、気持ちリミッターがかかるぐらいで。

SIDE CHAIN FILTER・SC ON・SC SOLO

サイドチェーンフィルターは、先ほどは、スネアだけにかけましたが、例えばドラム全体に挿す場合に使います。
スネアにアタック感を出したいけど、キックは出したくない、とかですね。

書いているとおり、左に回すとLOW側、右に回すとHIGH側にエフェクトをかけます。
SC ONをオンにしないと機能しません。
SC SOLOは、選んでいる帯域のみの音を聴く場合です。

今回は、キックとスネアをまとめたものに挿しています。

うーん、たしかに、そうなのかもしれませんが、基本、単体でかけた方が良いですね。
ドラム音源で、分けられない場合とかにはこちらを使う必要があるのかもしれませんが・・・

ちなみに、SC EXTは外部音源のサイドチェーンですね。
キックの音量を基準に、スネアのトランジェントを調整するとか。
・・・まぁ、よほど面白いものを創りたい場合でなければ、あまり使わない気がしますねぇ。

周りの音量が大きい時だけ、スネアのアタック感を強める、とかかなぁ。

LINK

ステレオ音源の場合の左右へのエフェクトのかけかたですね。
LINKがオンになっていると、左右の音量の大きい方を基準にして、左右に同じエフェクトをかける。
オフになっていると、左右それぞれの音量に合わせて、左右それぞれにエフェクトをかける、というもの。

同じフレーズを、LINKをオン、オフで聴いてみましょう。

まぁ、違うといえば、違いますね。

まとめ

パーカッション系には、ものすごく有効なプラグインですね。
ただ、いろいろな設定があるんだけど、可能な限り、単体の音源にかける方がよいでしょうね。

価格

【定価】
199ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2023年6月 19.99ドル
2023年7月 25.5ドル
2023年8月 29.99ドル(2つ買うと2つ無料)
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