94.楽器などに全く触れたことがない人でも、パソコンで、100%、曲を創れる方法 その3 ~レベルが上がった気になれる方法~

さて、前回までの方法で、色々な表現ができるようになると思います。
ただ、ずっとやっていると、飽きがくるのも正直なところではないでしょうか。

今回は、簡単にできて、曲のレベルが急激に上がったような気になれる方法について書きます。
「上がったような気になれる」と書きましたが、実は、前回までの方法を繰り返す方が本当のレベルは上がります。

ただ、今回の方法を使うことで、たぶん、これを読み始めた人が想定していた作曲、あるいは曲に近づくのではないかと思います。

やっぱりモチベーションの問題もありますしね。

何をするかというと、楽器を変える、楽器を増やすんです。
それだけで、レベルが上がったような気になれます。

楽器を変える

今までピアノの音を使っていましたが、この音を変えるだけでも、雰囲気が変わります。

音の変更をするためには、まず、ピアノマークをクリック。

こんなのが出てくるので、「Grand Piano」と書いているところの横の▽をクリックすると、色々な楽器が出てきます。

どうですか、楽器が変わると、また雰囲気がかわりますよね。

楽器を増やす

コードとメロディの楽器を変える

楽器が増えると、また良い感じになります。
試しに、コードとメロディを別にしてみましょう。

最初にやったように、新しい楽器のトラックを増やします。

そして、片方にメロディのみ、もう片方はコードのみにします。

こんな感じですね。
ちなみに、トラックの順番は入れ替えができます。
また、上の画像は「メロディ」「コード」と書いています。

楽器を追加したときは、ここに楽器名が表示されていると思います。
この部分をダブルクリックすることで、表示を変えることができます。

あとは、メロディの楽器、コードの楽器を選ぶことで、2種類の音が鳴ります。

音が2種類になるだけで、随分、豪華になりますよね。

コードを鳴らす楽器を増やす

コードを、2種類の音で鳴らしてみましょう。

またまた、変わってきましたね。

メロディを鳴らす楽器を増やす

メロディも、2種類使ってみます。

はいはい、どんどんいきます。

音の高さを変える

2種類の音の高さを変えるという方法もあります。

このように、同じメロディ、同じコードを、1オクターブ上、1オクターブ下などにするわけです。

こんな感じですね。

また、コードなどは、同じ高さでも、リズムを変えると、これまた変わります。

音量、パンを変える

楽器によって音量を変えたり、パンを動かすというのも良いでしょう。
音量はさておき、パンというのは音が鳴る位置です。

トラックの、どこでもよいのですが、何もないところでダブルクリックします。
すると、下にミキサー画面が出てきます。

上側がパン、下側が音量の設定になっています。

パンは左右に、音量は上下に動かします。

こんな風に、ただ、音を重ねるだけではなく、左右に動かしたり、音量を調整したりすることで、聴こえ方も随分と変わります。

ドラムをくわえる

さぁ、ここまでで、雰囲気は変わってきましたが、ドラムを入れると、劇的に変わりますよ。

「Drum Kits」の「Basic Kit」の音源を用意しましょう。
とりあえず、こんな風に並べてみましょう。

ドラムが入ると、やっぱりグッと変わってきます。
今回は簡単なドラムにしましたが、もちろん、ドラムのパターンもいくらでもありますし、自分の好きな感じにならしたらよいと思います。
ちなみに、今回はキック(バスドラム)、スネア、ハイハットしか入れていませんが、他にも色々な音源が入っています。

ベースをくわえる

ベースも、聞いたことがある楽器かと思います。
低音が加わります。

とりあえず、「Bass」の中の「Pop Bass」というのを選んでみましょう。

ベースは、こんな感じで並べてみましょう。

上の薄いやつは、コードです。
ベースは、コードの中の一番下の音と同じ音を鳴らしておけば、とりあえずはOKです。

エレキギターをくわえる

何となく、曲といえば、エレキギターが入っているというイメージが大きいのではないでしょうか。
別に必ず入れないといけないわけではありませんが、入れたいという人もいるのではないでしょうか。

エレキギターには「Guitar」の中の、「Distoted Gtr」、「Overdiven Gtr」を選びましょう。

きっと、エレキギターのイメージの音は、このあたりかと思います。

エレキギターはこんな感じ。

上の薄いのが、元々のコード。
下がギターですが、見たらわかるように、コードの真ん中の音がないですね。

エレキギターに関しては、とりあえず深く考えずに、コードの真ん中の音を抜いて、打ち込んでいきましょう。

こんな感じになりますね。

いかがでしょうか。
何となくイメージしていた、「曲」というものになってきたんじゃないでしょうか。

最初に書いたように、今回書いたのは、「曲のレベルが急激に上がったような気になれる方法」です。
作曲の本質ではないと思います。

けど、やっぱり、こうなってきた方が楽しいですよね♪

その4はこちら。

その2はこちら。

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