307.有料プラグイン UJAM社のBeatmakerを使ってみよう♪ ~ビートメーカー~

買ってもないのに、なぜか増えていくujam製のプラグイン。
無料配布をしていたのかもしれないし、購入時のプレゼントだったのかもしれないし、調べてみないとわからないが。

結構、新しいイメージなんだけど、最近、人気があるのかな。
お手軽ビート作成マッシーンですな。

そして、これを書くために、色々確認していったら、思っていた以上に使えるプラグインだとわかった。
それぞれの音の変更や調整できたり、MIDIの書き出しができたり、特定の音源をミュートできたり。

で、ujamって、1つのシステムでジャンルごとのバージョンをつくるというスタイルのようです。
だから、タイトルにBeatmakerと書いているけど、正確にはBeatmakerの○○というそれぞれ、別のプラグインなんですが、基本的に使い方が同じなので、共通部分のみを書いていこうかと。
この後、個別で違うところもまとめていこうかと思います。

ちなみに、他にもVirtual DrummerとかVirtual Bassistとかもあって、それらもまた、ジャンルごとにプラグインがいくつかある感じです。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

これは、Beatmakerの中のHypeというプラグインの画像です。
たとえば、VOIDというのは、こんな感じ。

基本的には、同じような見た目ですね。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

Style


基本的に、ここに表示されているようにC3~B4で演奏されます。

白鍵が下に、黒鍵が上に表示されています。
Versesは日本ではAメロ、Chorusesがサビと考えたら良いかと。
海外では、Bメロという概念がないそうですね。

Specialsがスペシャルで、introsがイントロ、Fillsがフィル、Endingsがアウトロ、Buildupsがビルドアップ。

まぁ、それ用につくっているというだけで、ChorusesをAメロで使おうが、Bメロで使おうが、好きにすればよいと思いますが。

まぁ、ループ素材と考えれば、非常に便利ですね。

Style その2

鍵盤の上の方に点が6つ並んだ記号がついた部分が区切られています。
これは、MIDIノートの書き出しです。
ここをクリックしてトラックに引っ張っていけば、MIDIノートが書き出しできます。

上のLatchはONにすると、キーボードを押すとずっと演奏が続きます。

右下のB4を押すと、演奏が止まります。

128bpmーBeachballと表示されている部分は、変更することで、ビートも変更されます。

Style その3


Micro Timingという部分をクリックすると、表示が変更されます。


Player SyncはDAWのテンポ設定と同期して、4分音符、8分音符、16分音符、Song Positionに合わせて演奏をクオンタイズします。

Speedは×1から、半分の/2、倍速の×2に変更できます。

その横のSwingもプラグインによって変わるそうですので、個別で。

Instrument


自動演奏がいらないとか、部分的に変えたいという場合は、こちらですね。
こちらは、C1~D#2までになっていますね。

こちらも、書いている通りですね。
バスからスネアから全部そろっているので、自分でビートをつくることもできます。

Instrument その2

それぞれの音源の変更や調整もできます。
下の部分に、BD1-Devilzと書かれていますが、ここを変更することで、音源を変えることができます。

また、Volume、Decay、Pitch、Filterで、細かい調整ができます。

Decayは左に回すとエンベロープが短く、右に回すと長くなります。

Pitchは±6半音。

Filterは左に回すとローパス、右に回すとハイパス。

パラアウトもできます。
デフォルトではOutputのところがMasterになっていますが、individualにすることでパラアウトになります。

また、Sはソロ、Mはミュートです。
つまり、キックだけミュートにしたり、スネアだけなくしたりもできるというわけですね。

これらは、キックだけではなく、それぞれの音源を選ぶことで、変更できるようになります。

Kit

真ん中のKitでドラムキットを変更できます。

左側のKickとSnareと書かれたつまみは、キックとスネアの音量を調整するためのものです。

右側は、この画像ではRiseと書いていますが、これは、それぞれのプラグインによって異なりますので、個別に紹介します。

Mix


Mixも、それぞれのプラグインによって異なるようなので、個別に紹介します。

Master


マスターの設定ですね。
ちなみに、パラアウトした音源は適用されません。

Sweepは左に回すとローパス、右がハイパス。

Saturateはサチュレーション量。

Maximizeはマキシマイザー。

Ambienceはアンビエンスの設定。アンビエンスは上の部分で設定を変えられます。

Volumeはボリューム。

プリセット

音源やビート、音源の調整など、全ての設定を保存することができるのがプリセット。
もちろん、元々入っているプリセットを使用しても構わないのですが。

さて、無料でもらったプラグインだったから、何となく触って、自由度が低いから使いにくいなと思っていたのですが、全くそんなことなかったということが分かりました。
ほぼ、何でもできるじゃないですか。
これはなかなか、よいプラグインですね。

価格

【定価】
69ドル(2022年7月段階では、全て69ドルで統一されているようです)

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
セール等の価格は、種類ごとに変わるので、個別の方を見てください。                

2023年12月 3799円(Media Integrationさん)
※500人購入するごとに1つプレゼント(最大4つまで。2024年1月4日終了)
※2000人達成で4つプレゼント決定。1つ約760円。

UJAM社の他のプラグインはこちら

Beatmakerシリーズ

Hype

Void

Hustle

コメント