MeldaProduction社のプラグインは、ボク的には見た目が残念系。
なのですが、なかなかの高性能。
というのも、ほぼ全てのプラグインで、L(R)だけ、M(S)だけにエフェクトをかけることができたりする。
そして、設定も8つまで用意できる(2つや4つは見かけるけど、8つはなかなか見かけない)。
あと、MeldaProduction社のプラグインは、インストール用のアプリを使用して行うのですが、購入していないプラグインもインストールすることができます。
購入していないプラグインは15日間の試用ができますが、試用が終わったらアンインストールするか、最初からインストールしないようにしないと、使えもしないのに、ストレージを使ってしまいますよ。
さて、MeldaProduction社のプラグインは、各プラグインの設定の他に、Toolbarという共通の設定画面があります。
共通とは言え、Toolbarがないプラグインや、中身が違うものがあったりするのですが・・・
ということで、Toolbarの説明を先にしておきましょう。
Toolbarの設定
アップサンプリング(オーバーサンプリング)
1xと書いているやつ。
1x、2x、3x、4x、5x、6x、7x、8x、16x、32x、64x、128x、256x、512x、1024x。
1024xなんて、よほど性能がよいパソコンじゃないと、すぐに落ちてしまいますね。
チャンネルモード
L+Rと表示されているやつ。
Left+Right・・・左と右の両方にエフェクトがかかる
Left・・・左だけにエフェクトがかかる
Right・・・右だけにエフェクトがかかる
Mid・・・ミッドだけにエフェクトがかかる
Side・・・サイドだけにエフェクトがかかる
Mid+Side・・・ミッドとサイドの両方にエフェクトがかかる。大部分はL+Rと結果が変わらないけど、結果が異なる場合もあるようです。
Left+Rigth(neg)・・・左と右の両方にエフェクトがかかるが、右の位相が反転する。
Left&zero Right・・・左にエフェクトがかかり、右がミュート
Right&zero Left・・・右にエフェクトがかかり、左がミュート
Mid&zero Side・・・ミッドにエフェクトがかかり、サイドがミュート
Side&zero Mid・・・サイドにエフェクトがかかり、ミッドがミュート
Surround・・・サラウンドモード。たぶん、だいたいの人が使わない。
Activate Ambisonics・・・アンビソニックスモード(3Dシステム)を有効にする。アンビソニックスモードは、Surround以上に使わないと思う。
自動ゲインコントロール
AGCと書いているやつ。
曲を再生しながらSetを押すことで、出力音量を調整。
AGCをクリックすることでオフになる。
リミッター
Limiterと書いているやつ。
そのまま、リミッターですね。
エフェクトの確認
Diffと書いているやつ。
エフェクトがかかっている部分だけを確認することができる。
プリセットセレクターと比較
A~Hと書いているやつがプリセットセレクター。
設定を8つまで保存できる。
A/Bと書いているやつで比較できます。
AとBを比較するわけではなく、今選択している設定と、一つ前に設定していたA~Hのプリセットを切り替える。
モーフィング
左にあるボタンを押すと、ABCD MORPHINGというのが表示されます。
A~Dの4つの設定をして、Eを選んで、ABCD MORPHINGを表示する。
で、4つの角にABCDが表示されています。
白い二重丸を動かすことで、それぞれの設定を混ぜ合わせることができます。
混ぜ合わされた設定がEになるわけですね。
設定のコピー、ペースト
モーフィングの隣は、設定のコピーとペースト。
Aの設定をBにコピーする、などですね。
MIDI設定
MIDIと書いているやつ。
MIDI設定ウィンドウが表示されます。
MIDIノートで設定できるようにするやつですね。
WAVファイル処理
WAVと書いているやつ。
フォルダからWAVファイルを選択すると、そのプラグインの設定で音源を処理します。
例えば、コンプであればコンプがかかった音になるということですね。
ただし、上書きされてしまいますので、処理する音源は元データを使わない方がよいですね。
無料版では使えない機能
MeldaProductionは無料のプラグインが37種類あります。
ただし、無料プラグインは使えない機能があるようです。
・プリセットの保存
・GUIのサイズ変更
・アップサンプリング
・・・別になくてもいいか。
有料で、フルバージョンにアップグレードできるらしいです。
MeldaProduction社のプラグイン一覧
MAGC

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