WAVES社のCosmosが無料配布されて、それとセットで売り出されたサンプラー。
とは言え、別にCosmosが無くても、全く問題がないんですけど。
どちらかと言えば、Cosmosの方が便利な気がする。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
Waves Centralというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
サンプルの取り込み
一番簡単なのは、音源ファイルをそのまま、この枠にひっぱってくることでしょう。
虫眼鏡マークをクリックするとCosmosが起動します。
下向き矢印は、フォルダから選択する場合。
サンプルの再生方法
Play mode(左)
Play・・・MIDIノートの間だけ音が出る
Launch・・・MIDIノートをトリガーにして、サンプルを全て再生する。次のMIDIノートが入力されると、また最初から再生される。
Schemes(左から2番目)
Beats・・・ドラムループなどパーカッシブ系
Harmonic・・・ギター、ピアノ、シンセ、弦など
Melodic・・・ベースやサックスなど
Voice・・・歌声など
Classic・・・ファイルの元の長さを保持したり、時間内に同期しなくて良い場合。
マニュアルにはこう書いています。
再生速度やピッチを調整する調整の仕方が違うようです。
これらの違いが、設定のどういう違いなのかは、正直わかりません・・・
たとえば、Beatsを選ぶと、元のサンプルをそのまま再生するのではなく、リズムに合うように再生するようになっているみたいですけど、それ以外はイマイチわかんない。
Sync and Voice Controls(さらに右)
OFF・・・DAWのBPMとの同期をオフにする
音符・・・DAWのBPMとの同期をオンにする
音符&鍵・・・DAWのBPMと完全に同期するが、ノートが入力されて音が出るまでに一瞬無音になる
矢印・・・トランジェントの区切りの線が表示される・・・だけだと思います
UNISON・・・ユニゾン。音を重ねてくれます。
FLAT・・・サンプル内のピッチを一定にする
S.MONO・・・同時に複数の音が出せる設定になっていても、S.MONOをONにすると、そのサンプルに関しては、同時に複数の音が出ないようになる
サンプルの調整
波形の左上、右上のスライダーを調整して、サンプル内の再生する範囲を設定する。
GAIN・・・元のサンプルの音量
ROOT・・・元のサンプルのピッチをそのまま出すキー。C3になっていると、C3を押したときに、元のサンプルのキーが出て、それに合わせて他のキーのピッチを設定する。左のト音記号を押すと、自動でよき感じを選んでくれる。
BPM・・・サンプルの長さを調整。サンプルの再生速度が変わる。左のメトロノームのマークを押すと、自動でよき感じを選んでくれる。
TUNE・・・ピッチ調整
FINE・・・細かいピッチ調整
SPEED・・・速度
WIDTH・・・広がり
PAN・・・パン
VOL・・・出力音量
サンプルの調整 2
波形の下のスライダー・・・フェードイン、フェードアウト
右側の設定・・・上から、スライダーを自由に動かす、リズムに合わせて動かす、トランジェントに合わせる
波形の右下・・・再生する範囲を設定して、ここをクリックすると、その部分だけトリミングされる。
サンプルの特殊な再生方法
ループのマーク・・・ONにすると、再生を繰り返す部分の設定ができる。波形の左上に繰り返しの開始の設定用スライダーが表示される。
1B・・・ループが1小節。繰り返す範囲を設定すると、この部分の表示が変わる
♪・・・DAWのBPMと同期していない場合、OFFであれば元のサンプルのBPMを基準に、ONであればDAWのBPMを基準に、繰り返し範囲の長さを表記する。手のひらマーク・・・ONにすると、サンプルの再生位置を1か所に設定
左向き矢印・・・逆再生
左右矢印・・・再生と逆再生を繰り返す
フィルターとADSR
Filter
GROUP・・・複数音源に同じ設定のフィルターを割り当てるときに使用。同じGROUPにすれば、同じ設定になる。
線と12・24・・・フィルターの形と12dB/oct.、24dB/oct.の選択
CUTOFF・・・周波数
RES・・・レゾナンス
DRIVE・・・歪み
ADSR
ATTACK・・・アタック
DECAY・・・ディケイ
SUSTAIN・・・サスティン
RELEASE・・・リリースLEGATO・・・OFFのときは、ノート再生中に別のノートがトリガーされると、最初から再生される。ONのときは、別のノートがトリガーされたときに、元のノートの再生位置から再生する。
VEL・・・ベロシティの影響度。0だとベロシティに影響されない。100でベロシティに最も影響を受ける。-100でベロシティと反対の影響を受ける。
サンプルの追加
この+を押せば、新たにサンプルを追加できます。
最大8つまで追加できます。
キーボードゾーン
ただサンプルを追加していくと、全てのサンプルがただ同時に鳴るだけになります。
同時に音を出したいものと、同時には出したくないものがある場合は、分ける必要があります。
それをこの画面で設定します。
PITCH・・・キーの割り当て
VELOCITY・・・ベロシティの設定
ROOT・・・ルート
SCALING・・・ルートに対するピッチの設定。100のとき、ルートがCであれば、Dは2半音上のピッチになる。
全サンプルの一括設定
この画面で、部分的にですが、各音源の設定もできます。
右上の部分は、各サンプルではなく、全サンプルに対する一括の設定になります。
モジュレーション
モジュレーションも各種取り揃えられています。
LFO、シーケンサー、ADSR。
LFO、シーケンサーは、左のフォルダマークにいくつかのパターンが用意されていますし、鉛筆マークで描くことも可能です。
概ね、こんな感じでしょうか。
もう少し、いい感じに設定できたらよかったのですけど・・・
Studio OneのArtist以上を使っている人は、Sample One XTが入っています。
Sample One XTでも、ほぼ同じことができますが、こちらの方ができることが多いでしょうか。
価格
【定価】
64.99ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2022年2月 9.99ドル
2022年11月 19.99ドル
2023年4月 29.99ドル
2023年8月 29.99ドル(本家さま)
2023年9月 29.99ドル(本家さま)
2023年12月 24.99ドル(本家さま)
2024年2月 29.99ドル(本家さま)
2024年6月 29.99ドル(本家さま)
2024年8月 29.99ドル(本家さま)
2024年10月 34.99ドル(本家さま)
2024年11月 24.99ドル(本家さま)
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