アナライザーです。
何も楽しくないやつです。
音を良くしてくれるわけでもないです。
でも、音の確認のためには何らかのアナライザーは必要です。
このプラグインは、ステレオポジショニングと周波数ごとの音量、位相のずれを確認できます。
他のDAWは知りませんけど、Studio Oneには付属しています。
ただ、Studio Oneはそれぞれ別々のプラグインになっていますので、これがあると、便利と言えば便利。
それ以上でも、それ以下でもない感じですね。
シルバーバンドルに入っているので、バンドルを買ったら入っているよね、という程度でよいかと。
基本情報
見た目はこんな感じ。
ダウンロードはこちら。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
基本的な見方
見たままですよね。
見たままなんですが、このプラグインを入れると、PAZ Frequency(Stereo/mono)、PAZ Meters(Stereo/mono)、PAZ Position(Stereo)がついてきます。
上、左、右のモニタをばらしたものです。
見方もそのままで、上は周波数ごとの音量。
下の青い部分はLRの音量。
赤の部分は位相のずれ。
何度か書いていますが、位相がずれると、音が広がっている感じがするんですって。
右側は全体の音量ですね。
一番、見慣れたやつ。
左右のピーク値と真ん中がラウドネスメーターなんですが、ラウドネスメーターは6dB引かれたものを表示するらしいです。
その方が分析しやすいとマニュアルには書いていますが、なぜ、6dB引くのかよくわかんないのですけど・・・
順番に見ていきましょう。
Peak Hold・Clear・Freeze・Show
Peak Holdは最大音量の表示・非表示。
Clearで最大音量を一旦クリアする。
これを押さない限りは、最大音量をずっと表示し続けます
Freezeで、一旦表示を止める。
ShowはL+Rの表示と、L・R個別の表示の切り替え。
Detect・Response
DetectでPEAKとRMS、いわゆるラウドネスの切り替え。
Responseは、Peakのときはリリース時間、RMSのときは平均化する時間の調整。
どちらにせよ、反応が速いか、遅いかという認識でよいと思います。
Navigate・Zoom
ここはグラフの拡大ですね。
Zoomで上下、左右の拡大。
Navigateで、表示する位置の設定。
Reset Zoomで拡大のリセット。
LF res
LF resは40Hz、20Hz、10Hzの3種類から選択。
これは、250Hz以下をどれだけ精密に解析するか、の選択です。
40Hzは40Hz刻み、10Hzは10Hz刻みで表示ですので、10Hzを選択すると一番細かく分析できます。
10Hzにした方が、線の折れ曲がる部分が多いのがわかりますね。
Weight
Weightは、人間には聴きとりづらい低音と超高音をカットするという、よくわからないもの。
A、B、Cと3種類もある。
聴きとりづらいから表示しない、というのもよくわからないので、あえて触る必要がないとも思うのですけど・・・
Graph>Mem・Clear Mem
Graph>Memを押すと、ピークのグラフをメモリー、記録することができます。
MemはMemoryですね。
これは、2つの音源とかを比較する時などに使うのでしょうね。
こんな風に、2つの音源までなら、比較が可能ですね。
ということで、アナライザー。
数分で終わらせる予定が、わからないことがたくさん出てきて、かなり時間がかかった。
たかが、音をモニターするだけのプラグインだと思っていたのに、実は、ちゃんと理解していなかったということが、よくわかりました。
価格
【定価】
129ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年11月 29.99ドル
2022年3月 29.99ドル
2022年11月 19.99ドル
2023年4月 29.99ドル
2023年6月 4400円
2023年8月 29.99ドル(本家さま)
2023年9月 29.99ドル(本家さま)
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