130.有料プラグイン Boz Digital Labs社の Pan Knobを使ってみよう♪ ~パン~

パンのためのプラグイン。
このプラグインは、誰かが紹介してたのを聴いて、存在は知ってはいたのだけど、何のプラグインなのかよくわかってなかった。

そもそも、パンって、DAWについているよね。
じゃ、要らないんじゃないの?って話。

だから、色々調べてたんだけど、「ヘッドフォンの場合の問題」とかやたらと書いてるんだけど、それもどういう意味かわからなかった・・・
のだが、実際にいじりまくって、やっと理解できた。

プラグインの解説(特に動画)って、日本語が少なすぎて、わからんのだよねぇ。
自動翻訳しても、所々、理解不明な日本語が並んで、集中できないんですよ。

このプラグインの効果を書く前に、ヘッドフォン問題を先に解決しておこう。
このプラグインをいじっているうちに、ヘッドフォン問題の意味がわかったので。

スピーカーとヘッドフォンは何が違うのか。

例えば、ある音源を完全に右に100%ふってみる。
ヘッドフォンで聴くと、当然のように、右からだけ音が聴こえる。
左は無音。

スピーカーも同様で、右のスピーカーからのみ音が出て、左のスピーカーは無音。
ただし、スピーカーの場合は、右から出てる音を、「左耳でも聴いてる」んですよね。

ヘッドフォンでは、右から出てる音を、左耳では聴けない。

ボクは、スピーカーを使わないから、気づかなかった・・・
たぶん、どちらも使っている人は、すぐにわかったんでしょうけど。

で、それを解決するためのプラグイン。
もちろん、それを解決するだけのためだけでもなく、スピーカーの場合のパンにも関わってくるプラグインです。

ヘッドフォンほどではないだけで。

ということで、DAWのパンと何が違うのか、見ていきましょう。

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

このプラグインを確認するためにこんな音源を用意しました。
今は、Pan Knobはバイパスにしています。

DAWのパンでL100%にしたものとR100%にしたものを合わせたものですね。
センターにある1つの音源に、このプラグインを挿すのが通常なのでしょうが、このプラグインを理解するには、この方が良さそうなので。
ちなみに、隣にあるのは別の分析用のプラグインです。

真ん中のつまみが当然パンです。
これを左右に振ります。

MODEがBALANCEとPANの2種類です。

何が違うか聴いてみましょう。

BALANCEの場合、左に振ると、右の音量が無くなっていくので、左の音だけが出ます。
PANの場合は、左に振ると、右の音量が無くなっていくのは同じなのですが、元々右にあった音も左に振られていきます。

さて、今見ていただいたらわかるように、LもRも120%まであります。
120%って何だ?と思うのですが、これは、その隣にある、X OVER(クロスオーバー)と関係してきます。

先ほどの動画はクロスオーバーがOFFになっていました。
クロスオーバーがOFFのときは、100%以上にしても100%のときと違いはありません。

では、このクロスオーバーとは何か。
これが、このプラグインのメイン機能です。

クロスオーバーの電源をONにして、つまみを端までまわすと15000Hzになります。
この状態でパンを動かしてみましょう。

変化がないですね。

このクロスオーバーで、設定した周波数より下の音はパンの影響を受けないのです。
ざっくりと言えば、2バンド パンと言い換えてもいいのかもしれませんね。
2バンドと言うほど、くっきり分かれるわけではないですけど。

ということで、右に完全に振って、クロスオーバーの数値を下げてみましょう。

今度は、1つの音源をセンターにおいて、確認してみましょう。
一般的には、この使い方が正しいのだと思います。


という感じですね。

そう、これがヘッドフォンの問題への解決ですね。
パンを100%振っても、反対側もやや聴こえる。

そして、これはヘッドフォンだけの問題ではなく、スピーカーにも関係します。
よく、低音はあまり左右に振らずに、センターにある方が安定すると言われます。
つまり、パンを振っても、低音はセンターに残すことができるわけです。

さて、120%の話に戻ります。
低音をセンターに残すということは、パンを100%で振っても、センターに残っているので、やや中心に寄っているわけです。
それをさらに振る(振ったように聴こえる)ために、100%以上のパンが存在します。

ということで、とりあえずクロスオーバーを500Hzに固定して、100%~120%の間を動かしてみましょう。

1250Hz。

やや、広がっている(寄っている)感じはしますね。

こだわる人はこだわる部分なのかもしれません。

最後にLAW。
LINEAR、-3dB、-4.5dB、-6dBがあります。
一応ブーストするらしいのですが・・・
たしかに、L+Rで見ると音量が上がります。
が、LとRを別でみると、Rに振った時に、Lの音量が上がったりしているので、単純に音量ってだけでもないみたいですが、仕組みはよくわかりません。

とりあえず、色々なパンの状態で、LAWを変えてみましょう。
LとRの別々のものと、L+Rを合わせたものをアナライザーで見てみます。

いかがですかねぇ。

ちなみに、LAWの下の矢印。

見たまんま、PANを右左反転させることができます。

また、プリセットもあります。

ということで、パン用のプラグイン。
単なるパンも奥が深いものです。

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