smartのサイドパネルをアクリル化してみる

前にグラフィックボードを入れた話を書いた。
そして、abeeのパソコンケース、smartは中が見えないと書いた。

今までsmartのカッコよさに満足していた(※1)。

※1
これが、うちのsmartくん。
前面、こんな感じのメタリック。渋い。
5インチベイとかに色々つけたかったのだが、銀がない。
ほぼ黒。
PCケースを買う時は、こういうタイプを選ぶと、何もつけられない。
もちろん、気にせずにつけてもいいのだが、ボクはそれができなかった。
ただ、どうしてもカードリーダーは必要だったので、
銀色のものをさがしまくって、みつけたのが、SILVER STONEのこれ。
もう売ってないらしい。
これは、前面のベゼルを交換でき、黒、白、銀があった。
こういうのあまりないんだよねぇ。
金属じゃないが残念なんだけど。

しかし、中が見えないと、せっかくのファンレスグラフィックボード(※2)の
メタリックな感じが楽しめない。

いっそサイドパネルを開けっ放しにしようかとも思ったのだが、
サイドパネルの開けっ放しに関しては、賛否両論。
エアフローがなくなって逆に悪いとか、開けっ放しで使ってるけど問題ないとか。

そもそも、サイドパネルを開けっ放しにするのは、
ストレートに中が見える利点(※3)はあるのだが、
つい手がすべってボーリングの玉(※4)なんぞをマザーボードにぶち当ててしまったりしたら、目も当てられない。

※3
ガラスやアクリルを通して見るのと、直接見るのとでは、大きな差がある。
どうしても反射するからなぁ。
※4
ボーリングは行き着くと、どうしてもマイボールが必要になる。
ボーリング場でもないのに、自宅でマイボールを磨く。
マイボールって、やたらとカラフルなんですよね。
まぁ、ボクは持ってないけど。

となると、やはりサイドパネルは必要か。

なら、どうする?
そうだ、サイドパネルをアクリルにすれば(※5)いいのではないのか。

※5
アクリルではボーリングの球は防げない

ということで、アクリル化計画。

ネットで調べてみたけど、パーツについて語ってる人や、ライティングについて語っている人はいるが、
サイドパネルをアクリル化するという人はほとんどいないようだ(※6)。

※6
ネットで調べた結果、1人だけいた。
そして、もう1人は、そもそもアクリルの箱からパソコンケースを作ろうとしていた。
それはそれですごい。

そもそも、アクリルって加工できるのか?
調べてみると、何とかなりそうだ。

では、やってみよう♪

まずは構想を練る。
アクリル板を必要な大きさにしてサイドに貼る。
以上。

・・・つまんないなぁ。

そうだ!サイドにファン(※7)をつけてやろう。
マザーボードがファンレスで、やはりファンなしより熱をもつらしい。
もちろん、そうならないような構造になっているのだが。

※7
今回購入したのはこれ。
白っていいよね、うん。

どうせするなら、それぐらいはしたいよなぁ。

ということで、必要なもの。

アクリル板

アクリル用カッター

アクリル用ビット

アクリル用接着剤

まずはカット。
これは買ったアクリル板が、ちょうど縦の長さとほぼ同じだったので、
横だけをカット。

アクリルカッターで削る、削る、削る(※8)。
ずっと削っていって、だいたいできたらパキッと割る。
おお、きれいだ。

※8
アクリルカッターって、ヘンな形をしている。
切るというより削る感じ。
白い糸(もちろん、糸じゃないが)がたくさん出てくる。
掃除機が必要。

次、ファンのためのビス穴をあける。
これはファンをセロハンテープで固定して、3mmのアクリル用ビットで少し穴を開ける。
それを印に5mmのビットで開けていく。

もともと金属用のビットで開けようと思っていたのだが、
どうも金属用ビットは割れたり、欠けたり、傷が入ったりするという情報が多い。
細いもので開けて、ちょっとずつ大きくすると大丈夫という情報もあったのだが、
アクリル用ビットはすごくきれいに開くと皆が言う。
やっぱり初めてだしなぁ。
ということでアクリル用ビットを使ったのだが、たしかに綺麗に開く。
驚くほどすんなりといく。

これは、初めてでも問題なくできるのではないか?

次、ファン用の穴を開ける。
アクリルカッターで削って、削って、と。

ここで、問題発生。
いや、予測はしていたんだが・・・

アクリルを切ったり、穴を開けるのは簡単なのだが、
くり抜くのは、えげつなく難しい。

ファンの構造上、八角形に穴を開ける。
直線はいいんだ、直線は。
どうしても角が切れないんですよね。

仕方なく、3mmのビットで端の周辺に穴を開ける。
とにかく抜いてから、後で綺麗にしようという作戦。
ボコボコ穴を開けていって、ようやく八角形を抜ける。
切り抜けた達成感を味わい、当然のようにたいした処理をしていない(※9)。
面倒くさそうだし・・・

※9
「ことのは/おといろ」を創るときと一緒だなぁ。
歌メロができちゃうと、編曲段階で飽きちゃうんだよなぁ。

あとは、サイドパネルをどうつけるか。

もともとのサイドパネルは、背面でねじ止めをしている。
現在の状態はアクリルの板。
直角にアクリルの板をくっつける。
が、背面には色々なねじがあり、背面に使える板はすごく細い。

元のサイドパネルは上下の溝にはめて重さを分散させていたが、
さすがに溝は無理。
下の部分にアクリル板を何枚か重ねて、溝にのっける形にするか。

と、構想はしたものの、出来る気がしねぇ。

次善の策として、ケースに穴を開ける形を考える。
ケースに穴を開けて、アクリル板を直接ケースに貼りつける感じ。
元のサイドパネルをつければ隠れる部分だから、穴を開けても大丈夫。

なのだが、どこまでする必要があるのか?という想いがもやもやと。
なにしろ、ファン用の穴を開けた時点で、疲れがピークなのだ。

で、どうしようもないときのために買っておいたマジックテープの出番です。
マジックテープで直接貼ってしまおうという、なんとも安易な考え。

はい、完成。

まだ未完成。
ボクのマザボはASUSで、マークの部分が白く光っている。
これは元々はレインボーに光る。
そのままでも良かったんだけど、自作PCでよく見られる、
ピカピカのやつもなんとなく、うーん・・・(※10)

で、ASUSのHPからAURAというソフトをダウンロード。
このソフトで色の管理ができるんです。

とりあえず、白く光らせる。
そのために、ファンも白を選んだ。
白のファンを眺めながら、背面のファンも白がいいよなぁ、と思ったので、もう一つ同じものを購入。
まだ届いていない。

※10
実は、どうせならピカピカにしてみようかと、だいぶケースファンを見てみたんだけど・・・
AURAに対応しているやつで、できれば枠も透明がいいなぁ。
ファンが光るのと枠が光るのとどっちがいいかなぁ。
散々見た結果、やっぱ品が無いかな、と。
いや主観ですよ、主観。

そして、このアクリル化をすることを決めた時点で、Thermaltake Engine 27を購入。
これもまだ届いていない。

ということで、背面ファンが白くなって、CPUファンがEngine 27になる予定。
それが終わったら、もう一度、写真をUPしてもいいかな。

あっ、あとファンのための穴をきれいにしないとなぁ。

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