1061.UVI社のTAPE DELAYを使ってみよう♪ ~ディレイ~ 有料プラグイン

TAPE SUITEに入っているDELAY。

TAPE SUITEはテープベースのエフェクトでCHORUS、COLOR、DELAY、FLANGERの4つがセットになっています。
ちなみに公式には「アナログテープエフェクトスイートの決定版」と書かれています。

4つ、別々に紹介していこうかと思います。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

UVI PORTALというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

delay time・sync・level・pan・multiplier

見たらわかるように、原音に対して、ディレイ音が4つあるわけですね。
で、上の所のスライダーで、原音に対して、どれだけ遅れて鳴るかを設定します。
右上のメトロノームマークをクリックすると、DAWと同期します。

下の部分は、4つのディレイ音の音量、パンの設定ですね。

multiplierは、上のdelay timeを相対関係を維持しながら、時間を調整するためのつまみです。

ping-pong・feedback

ping-pongはオンにするとピンポンディレイになります。
右、左、右、左と鳴るやつです。

feedbackは、1回鳴ったディレイ音の後、さらにディレイ音を続ける量の設定ですね。

上の4つの丸は、どのディレイ音を繰り返すかの設定です。
左上が一番上、右上が二番目、左下が三番目、右下が四番目のディレイ音を繰り返すようになります。
一番下の長方形は、全部のディレイ音が繰り返されるようになります。

gain in・gain out・drive・mix

gain in、gain outはインプットゲイン、アウトプットゲインですね。
driveは歪み。
mixはDRYとWETの割合ですね。

テープ設定

右側のボタンを押すと、テープ設定の画面を表示することができます。
この部分は、TAPE SUITEのプラグイン共通の部分になります。

このテープ設定自体のプリセットもあります。

tape simulation

テープの特性や特質の設定ですね。

materialは素材ですね。
hardnessは硬度で、磁気特性と歪の調整。
resistanceは抵抗で、磁性によるハイパスカットオフの調整。

degradeは劣化の設定ですね。
depthはランダム除磁量の設定。
rateはランダム除磁率の設定。
noiseは内部ノイズ量の設定。
右上はノイズゲートのボタン。

compander

ノイズリダクションの設定らしいです。

上がノイズリダクションエンコーダーの設定。
下がノイズリダクションデコーダーの設定。

noneはバイパス。
basicは10kHz以上を強調。
type Aは応答型4バンドフィルター。
type Bは応答型シェルフ。

真ん中はリンクスイッチで、エンコーダーとデコーダーを同じ設定にします。

playback filtering

再生ヘッドに関する設定。

speedはテープの速度の設定。
spacingはヘッドとテープの間隔の設定。
thicknessはテープの厚みの設定。
azimuthはヘッドとテープの角度の設定。
widthはヘッドとテープ幅の比率の設定。

modulations

再生駆動に関する設定。

「modulation」という表示の横にあるマークは、低レンテシーモードのボタンらしく、レイテンシーを60msから10msに切り替えるそうです。

wowのdepthは低域の揺れの強さ。
wowのrateは低域の揺れの細かさ。

flatterのdepthは中域の揺れの強さ。
flatterのrateは中域の揺れの細かさ。

randomのdepthは不規則な揺れの強さ。
randomのrateは不規則な揺れの細かさ。
randomの右上のボタンはチャンネル間のランダムモジュレーションの同期の解除で、結果、音が広がります。

まとめ

ディレイとして、使いやすい感じですね。
ディレイはmixを下げるので、テープの設定の影響がわかりにくい感じがします。
まぁ、個人的にはテープはどうでもいいんだけど。

価格

【定価】
99ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・

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