パラレルコンプレッションを簡単に実現するプラグイン。
パラレルコンプレッションという方法はニューヨークを中心に使われるようになったから、ニューヨークコンプレッションと呼ばれているらしいです。
だから、名前にNYが入っているんですね。
パラレルコンプレッションとは、コンプレッサーの欠点を補う方法ですね。
コンプレッサーとはこれ。
コンプを使うことで、音量のばらつきが減る。
大きすぎる音を抑えることで、全体的に音量をUPすることができます。
逆に言えば、大きい音も小さい音も同じような大きさになってしまうわけです。
そうなると、メリハリがなくなってしまう。
また、音の認識の多くはアタックの音の要素が大きいのですが、アタック音は基本音が大きい。
つまりは、アタック音が抑えられるので、本来の音の感じと違ってしまうわけです。
そのデメリットをなくすためにはどうすればよいのか。
同じ音源を2つ用意して、片方はそのまま、もう片方にコンプをかける、それを混ぜれば両方の良いところを得られる、という単純と言えば単純な話。
で、パラレルってのは「並列」ってこと。
この2つの音源を並べるってのが並列ですね。
で、それをプラグイン内で行ってしまうのが、このプラグイン。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
インストールファイルでインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
基本的な設定
ニューヨークを名乗るだけあって、なんか見た目がかっこいい。
見た通り、設定するところもほとんどない。
左のSPANKがコンプのかけ具合、真ん中のPARALEL SIGNALで並列側の音量。
OUTPUTは当然、最終的な音量。
特にこだわりがなければ、この左と右の部分が白から赤になるので、赤になる手前ぐらいにすれば、いい感じにしてくれるみたいです。
となると、とりあえず、SPANKを赤になる手前ぐらいに調整する。
あとは、PARALEL SIGNALに合わせて、OUTPUTを合わせていけばよいということになります。
ということで、SPANKを何となく良い感じで調整し、PARALEL SIGNALを上げていきます。
それに合わせてOUTPUTも調整していきます。
後半はバイパスと交互に。
このプラグインはバイパスがないので、Studio Oneの方のバイパスを使用。
劇的、ということでもないですけれども、変化がわかりますか。
SOLOは確認しませんけど、これは、パラレル側のみ、元の音源は出ない状態。
つまりは、通常のコンプレッサーと一緒の状態になります。
単純なプラグインなので、今回は以上。
価格
【定価】
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