自作パソコンに興味がある人もいるかもしれませんので、ちょっと書いてみようかと。
パソコンを自作しているという話をすると、結構、驚かれたりします。
パソコンを自作するって、ものすごく簡単で、なんならプラモデルの方が難しいんじゃないかと思っていたりします。
パソコンをつくるということを全く知らない人たちにそんな話をすると、だいたい言われるのが2つ。
1つは、
部品とかつくるんですか?
ってやつ。
つくんねぇよ(笑)
いや、もしかしたら、そこからつくる人もいるのかもしれませんけど。
パソコンをつくるには、パソコンに必要なパーツをただただ集めて、差し込んだり、つないだりすれば、出来上がります。
まぁ、それは今回の話じゃないんですよね。
今回の話は、もう1つの方。
自作パソコンって安いんでしょ
こいつです、こいつ。
パソコンをつくってみたいと思っている人。
自作パソコンって、安くないですよ!!!
たぶん、メーカー製のパソコンの方が安いですよ。
モノってのは、同じものをたくさん作った方が安いんですよ。
自分のための、自分だけの、オリジナルの、世界に一つ(かどうかはしらないが)をつくるなんて、高いに決まってます。
ただ、こう書いてしまうと、ちょっと誤解が生じてしまうので、もう少し正確に書きましょう。
自作PCは2台目以降は安い。
まぁ、2台目という表現も正しいかどうかはわかりませんけど・・・
つまり、今、使っているパソコンの性能がイマイチだなぁと感じ始めたとき、ですね。
メーカー製パソコンの場合、新しいパソコンを購入する必要があるわけです。
一応書いておくと、メーカー製パソコンであっても、メモリやCPU、ストレージを追加したり、交換したりすることができる場合もあります。
それも、メーカー保証内の場合もあれば、保証が切れてしまう場合もあるかと。
ただし、自作PCは、この時に安くなるわけです。
性能がイマイチだなぁとなった、原因となるパーツだけ買えばいいわけですから。
まぁ、モノによっては、原因となるパーツを変えるには、別のパーツも変えないといけない、なんてこともあるので、「だけ」とは言えないかもしれませんけど。
一番変えないといけなくなる場合って、たぶんCPUを変えるときで、CPUって形があるんですよね。
世代によって、同じ形の場合もあったり、違う形になったりするんですよ。
そうなると、マザーボードという、板から変えないといけない。
マザーボードを変えるとなると、これまた、メモリも、もしかしたら変えないといけないかもしれない。
それでも、ストレージとかは、概ね、そのまま使えるだろうし、電源やケースも、概ねそのまま使える。
いや、電源やケースは、状況によっては変えないといけないかもしれません。
あと、Windowsもそのまま使えます。
Windowsって、意外と高いんですよねぇ。
最悪、Windows代だけでも安くなりますね。
ということで、自作パソコンは、安いとは言えないけど、使っていく上では、結局安かったりします。
もちろん、安いかどうかで、パソコンをつくろうということでもないんですけどね、つくる人って。
やっぱり、自分の好みのケース、自分の求める性能、自分が必要とする容量、それが実現できるという魅力は大きい。
例えば、ボクのパソコンには、現在、22TBのストレージが積まれています。
8TB、8TB、6TBです。
外付けにも、8TBありますし。
無駄と思われるかもしれませんが、DTMを行うにあたって、ストレージの容量って、結構大事なんですよね。
まぁ、CPUもメモリも重要なんですけど。
こんなのだって、メーカー製で22TBあるよ、っていうパソコンはないでしょうし。
だから、DTMerとパソコンを自作する人って、親和性高いんじゃないかなぁ。
まぁ、そんなこんなで、自分の求めるPCを手に入れられて、最初は高いかもしれないけど後々は安いんだったら、自作PCの方がいいんじゃないか?という話かというと、はっきり言って、そんな簡単じゃないです。
自作PCでは絶対に手に入らないもの、それがメーカー保証です。
部品自体の保証はあるんですけどね。
不具合が起きたときは、とにかく自力で何とかする。
その覚悟、その恐怖。
とは言え、自作パソコンでも、持っていったらちゃんと直してくれるところもあるから、大丈夫なんだけどねぇ。
自作パソコン、楽しいよぉ。
色々あるけど、どれだけ動かなくて泣きそうになったかわかりませんけど、自分の好きが詰まったPCが、がんばって動いているのを見ているだけでも幸せになりますよぉ。
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