594.有料プラグイン iZotope社のOzone11 Maximizerを使ってみよう♪ ~マキシマイザー~

さすがにというべきか、Ozoneさん、マキシマイザーに関しては、随分変えてきました。
ただ、ほぼほぼ、10と変わらないですね。

いや、もしかしたら、全く変わらないのか?

見た目と名称が変わっているので、ちょっとしっかりと見ていきます。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

iZotope Product Portalというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

Gain

とりあえず、Gainを上げていけば、音圧が上がるという仕組みです。
最初は音量が小さくても、音圧も上がりますが、とりあえず音量が上がっていくので、ご注意ください。

Output Level

Output LevelはOzone10まではCeilingと呼ばれていたものです。
画像では、0になっていますが、これは、0dB以上にはしない、ということですね。

デフォルトでは0になっています。

Link・True Peak

Linkをオンにすると、Gainを上げると、Output Levelが下がるようになっています。

True Peakは、簡単に言えば、ものすごく厳密にチェックするという感じですね。
その代わりに、CPU負荷も高くなります。

Character

キャラクターとなっていますが、簡単に言えば、アタック、リリースですね。
1つのつまみで設定するようになっていますね。

右に動かすと、特にリリースが遅くなっている感じですね。

Mode

モードが随分増えていますね。
単純に言えば、IRC1から4にいくにつれ、精度が高く、CPU負荷も高い。
・・・が、そう簡単でもなく、これはもう、好みの問題だと思われますね。

ちなみに、「IRC Low Latency」はIRC1で、さらにレイテンシーが低いモードのようです。
なぜか、表示が一番下になっていますけど。

Learn Input Gain

Learn Input Gainをクリックして、曲を再生すると、自動的にGainを調整してくれます。
で、どう調整するかというと、その隣の-11.0LUFSになるように、ですね。

つまり、ここを調整することで、自分の求める音圧にしてくれるわけです。

ただし、モードやOutput Level、Characterなどは変更してくれません。

Upward Compress

大きい音を押さえるのではなく、小さい音を持ち上げる方ですね。

こちらは、10dBまでですね。

Soft Clip

Soft Clipには、H、M、Lの3種類があります。

クリッパーですね。
上のラインを見てもらうとわかるんですが、CLIPを上げていくと、マキシマイザーが反応しなくなります。
気のせいかもしれませんが、クリッパーの性能上がってませんか?

気のせいでしょうか???

Transient Emphasis

ざっくりと言えば、トランジェントを強調するためのものでしょうか。
トランジェントを潰しすぎないようにするためでしょうか。

Stereo Independence

トランジェントへの反応とサステインへの反応を調整するスライダーのようです。

まとめ

うん、OzoneをOzoneたらしめているものは、他にも色々ありますが、やっぱりマキシマイザーな気がします。
なんなら、これを手に入れるだけでも価値があるんじゃないかとも思いますね。

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