位相問題を調整するためのプラグインですね。
複数のマイクで録音したときに、音源との距離によって、位相がずれる場合があるそうです。
まぁ、DTMであっても、位相のずれというのは起きるものなので、使えないわけでもないと思われます。
とりあえず、見ていきましょうか。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
Waves Centralというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
α・β

UIが上下に分割されています。
デフォルトでは、αがLの音、βがRの音になっています。
つまり、LとRの位相を調整しよう、というものですね。
ただし、Processのところで設定を変えられて、αはCH1(つまりL)からCH1/2(つまりステレオ)に変更できます。
αをCH1/2にすると、自動的にβはSideCh(つまりサイドチェーン)に変わります。
逆にβをSideChにすると、αはC自動的にH1/2になります。
SideChということは、挿しているトラックと別の音源との位相の関係を調整することができるということですね。
ではでは、調整の方法を見ていきましょう。
Capture・Correlation・表示設定

まずは、音を再生しながら、Captureをクリックすると、モニターに表示されます。

こんな感じですね。
まず、下のCorrelationというのが、位相のずれを表しているわけです。
0~+1であれば問題なし、0~-1だとずれてると考えればよいかと。
+1というのは、完全同一の音ということです。
ちなみに、上の画像は、同じ音源を、左右でわざと位相を反転させているものなので、-1まで振り切れていますね。
で、音を聞きながら調整すればいいんですけど、一応、波形を見たい場合は上のモニターを見ます。
が、これだけだと何もわかりませんので、拡大します。
上下方向も拡大できますが、位相を見たいのであれば、左右方向が重要になるでしょうね。
上にオレンジの三角みたいなのと、オレンジの線が表示されています。
これは、左右の拡大をする際に、ここを中心に拡大するという印です。
もちろん、自由に動かせます。
拡大したらわかるように、完全に位相が反転していましたね。
これを調整していこう、ということです。
ちなみに、位相はずれてはいけない、ということでもないです。
さきほどの音源、左右で位相が完全に反転していましたが、左右で位相が反転した音が出たら、音が広がった感じになります。
ただ、これ、どちらもセンターに持っていくと、音は消えます。
面白いですよね。
だから、位相がずれているのを必ず直さないといけないわけではないですが、位相がずれていることにより、音が弱まる場合もあるので、意図していない場合は、やはり修正が必要になります。
φ・Delay

φは位相反転ですね。
Delayで位相をずらします。
微調整でよければ、Delayでなんとかなります。
位相の調整方法を確認しているわけですが、位相がずれると音がどんな風に聞こえるかの確認になりますね。
位相がぴったり合ってると、どっしりとした感じに、ずれるにしたがって、音が広がったように聞こえたんじゃないでしょうか。
位相を調整するためのプラグインですが、ステレオイメージャー的にも使えますね。
今は全く同じ音を使っていますが、違う音の場合は、波形も全く異なるもの同士なので、こんなわかりやすくはないんですけどね・・・
Type・Freq・Q

基本的にはφとDelayで調整できればそれでよし。
が、先ほども書きましたが、違う音同士の位相を調整するには、そんな簡単にいかないわけです。
その場合に使うのがこちらで、見るからにフィルターというかEQというか、そんな感じですよね。
これは、位相だけを調整するフィルターみたいです。
ハイシェルフっぽいやつは位相を90°ずらす、ベルっぽいやつは位相を180°ずらすようです。
で、周波数やQの設定ができるので、全体を調整するわけではない、ってことですね。
このあたりは、音を聞きながら、もしくは、右下のCorrelationを見ながらの調整でしょうかねぇ。
まとめ
あとはMonitorでαの音だけとか、ベータの音だけ確認できたり、Outputの設定ができたりしますが、まぁ、そのあたりはわかるでしょう。
最初にみたとき、このプラグインの意味がわからなくって、途方に暮れていたんだけどね・・・
マイク録音しなくても、位相のずれは色々な音を重ねていくうちによく起きています。
単独の音だといい感じなのに、全体だと音が弱くなるなぁという場合は、もしかしたら位相の関係かもしれません。
そのあたりを調整したい場合には重宝しそうですね。
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