Kiloheartsの無料プラグインバンドル、KILOHEARTS ESSENTIALSに入っているダッキング用エフェクター。
KILOHEARTS ESSENTIALSは以前、有料だったのが、いつのまにか無料になっていた。
snapheapやmultipass、phaseplantなどに組み込むためのモジュール群なんだけど、単体でも十分使えるやつが多い。
前に、全部まとめて、何の説明もなしに紹介したのだが、改めて、1つずつ紹介してみようと思う。
まぁ、何の説明もなしにしたのは、説明するほど、難しいものがないからなんですけどね・・・
シンプルな機能しかないのですが、それ故に、重宝するプラグインたちです。
基本情報
ダウンロードはこちら。
KILOHEARTS ESSENTIALSのダウンロードはこちら。
インストール方法
Kilohearts Installerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
Settings Panel・バイパス
右上にマウスを持っていくと、三角ボタンが表示されます。
そこをクリックすると、Settings Panelが表示されます。
ここで、プリセットの選択ができます。
右端のさいころマークは、ランダムです。
左上の名前の横の青い四角が、電源ボタンになります。
オフにするとバイパスです。
説明なしでしたが、ダッキングなので、サイドチェーンの設定を先にしておかないといけません。
今回は、キックをサイドチェーンで、Compactorに流しています。
で、プリセットを見るとわかるんですけど、ダッキングなので、サイドチェーンをオフにすると、いわゆる普通のコンプ的なプラグインになりますね。
コンプというのか、リミッターというのか・・・
Threshold・Range・Stereo・Mix
Thresholdがスレッショルド、Rangeは結局、ニーのことみたいです。
Stereoは100%だと左右で独立して処理をするようになります。
Mixはミックスですね。
とりあえず、サイドチェーンなしで、普通にコンプ的に使って確認してみましょう。
Mode
PEAK、ISP、RMSの3種類。
PEAKは瞬間的なピークをトリガーにする。
RMSは平均的な音量をトリガーにする。
ISPはInter Sample Peakのことっぽいんだけど、よくわかんない。
なんか、パソコンでは音をデジタル(点)でとらえるんだけど、デジタルだと0dBをこえてなくても、アナログに戻したとき(線)に、0dBを超えてしまうことがあるんだって。
そのアナログに戻した時の音量をトリガーにする、みたいな感じでしょうか。
ふーん。
Sidechain・ATTACK・HOLD・RELEASE
せっかくのダッキングなので、サイドチェーンをオンにしましょう。
サイドチェーン自体の設定はDAW側で行っておきましょう。
ATTACK、RELEASEはアタックとリリースですね。
HOLDは、入力がスレッショルドを上回らなくなった後、どれだけの時間信号をダッキングするかを決定するつまみです。
まとめ
無料ということで、細かい設定はできませんが、いわゆるダッキングを行うには十分という感じですね。
なかなか、良いのではないでしょうか。
安定のKiloheartsですね。
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