とうとう出てきました、AI-Rack。
これまでのAIシリーズを全部使っていい感じにしてくれるやつです。
だから、これをプラグインというのかどうかは、ちょっとわからないです。
Mシリーズとかに、Mix Assistとかがつきだして、AIシリーズの存在意義ってなんなのだ?と思っていたんですが、ここにいきつくわけですね。
まぁ、そうだろうね、って感じの進化ではありますね。
そして、AI-Rackは、これまでのAIシリーズの全部入りになっているので、AIバンドルがなくなりましたね。
あぁ、各AIシリーズのプラグインは単体でも使用できるようになっています。
ちなみに、入っているのは、
AI-Loudener
AI-Clarity
AI-De-Esser
AI-Impactor
AI-Compressor
の5つ。
今のところは。
で、単体では販売されていない(単体使用もできない)、Tilt EQがAI-Rack用に入っています。
ということで、見ていきましょうか。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
インストールファイルでインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
Learn
とりあえず、挿したら、この画面なので、Leranを押して、音楽を再生するのみです。
このあたりは、AIシリーズですので、変わらないですね。
すると、こんな感じになります。
ここから、必要に応じて調整。
基本的には、真ん中のつまみを上げたり、下げたりすることで、エフェクトを強めたり、弱めたりできます。
いわば、Amountみたいなものですね。
エフェクターによって、diff(原音との差の確認)やMix(DryとWetの割合)も設定できます。
右上の三点の部分をクリックすると、これも、エフェクターによって、いくつか、追加の設定もできます。
Edit Plugi-in Chain
Edit Plugi-in Chainをクリックすると、上のような表示が追加されます。
ここで、追加したいエフェクターを選んだり、使われているエフェクターを外したりすることが可能です。
AIを信じられない場合(笑)、ここで追加したり、外したりすることができます。
ちなみに、今後、アップデートされるかなぁ、と思うんですが、順番の入れ替えができないんですね。
追加したエフェクターは後ろになるので、順番を変えようと思ったら、RemoveしてからAddをすればいいわけです。
面倒ですけど。
追加したり、削除したりすると、改めて、各エフェクターの設定を調整してくれます。
Plugi-in Chain Locked
一度、提案されても、Learnを押せば、改めて提案してくれます。
音楽のどの部分を聞かせるかによっても変わりますしね。
ここで、使用しているエフェクターを変更したくない場合は、Plug-in Chain Lockedにしておかないといけません。
逆に、今使用しているエフェクターを一度ゼロにして、改めて提案してもらいたい場合は、クリックして、Plug-in Chain Unlockedにします。
同じ感じのやつをずっとループしてるので、アンロックにしても、概ね変わりませんね。
そりゃそうだ。
Presets
右上の三本線をクリックすると、さらに設定できることが出てきますが、その中にプリセットがあります。
このプリセットは、エフェクトチェーンのプリセットになっていますので、ここから選ぶと、Learnのステップが省略されます。
ただ、設定は必要なので、音楽を聞かせる必要はあります。
まとめ
右下にMixとOutputがありますが、これは、全体のMixとOutputですね。
AIシリーズの完成形ですね。
やっとAIシリーズの立ち位置がはっきりした感じです。
たぶん、構想は最初からあったんじゃないかな、と思うんですけど。
そして、これまた、たぶん、AIシリーズは増えていくんじゃないかな、と。
AIが好きな人はいい感じかと。
価格
【定価】
799ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2025年7月 299ドル(本家さま)
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