Kiloheartsの無料プラグインバンドル、KILOHEARTS ESSENTIALSに入っているディレイ。
KILOHEARTS ESSENTIALSは以前、有料だったのが、いつのまにか無料になっていた。
snapheapやmultipass、phaseplantなどに組み込むためのモジュール群なんだけど、単体でも十分使えるやつが多い。
前に、全部まとめて、何の説明もなしに紹介したのだが、改めて、1つずつ紹介してみようと思う。
まぁ、何の説明もなしにしたのは、説明するほど、難しいものがないからなんですけどね・・・
シンプルな機能しかないのですが、それ故に、重宝するプラグインたちです。
基本情報
ダウンロードはこちら。
KILOHEARTS ESSENTIALSのダウンロードはこちら。
インストール方法
Kilohearts Installerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
Settings Panel・バイパス
右上にマウスを持っていくと、三角ボタンが表示されます。
そこをクリックすると、Settings Panelが表示されます。
ここで、プリセットの選択ができます。
右端のさいころマークは、ランダムです。
左上の名前の横の青い四角が、電源ボタンになります。
オフにするとバイパスです。
Delay Time・Multiplier
左の1/4と表示されているのが、Delay Timeで原音に対してどれだけ遅らせてならすか、ですね。
隣が音符マークになっていますが、この場合、DAWと同期している状態です。
時間での設定にも変更できます。
その隣の×0.25と書かれているのがMultiplierで、デュアルディレイのデュアルたる所以ですね。
同じものをさらに遅らせた(速めた)ものが、もう一つ鳴るようになっています。
そのもう一つをどれぐらい遅らせるか(速めるか)を設定するのが、ここですね。
Feedback・Spread
Feedbackは何回繰り返すか、ですね。
Spreadは、二つのディレイ音を右と左に振り分けるつまみです。
せっかくのデュアルディレイなので、Spreadは100%にするのもありですね。
Tone・Duck
Toneはディレイ音を高音寄りにするか、低音よりにする。
Duckは、原音の音量が大きくなったときに、ディレイ音を小さくするようなつまみです。
元音の邪魔になるからかなぁ。
Crosstalk・Mix
Crosstalkはマニュアルを見てもよくわからない。
マニュアルによると、「The amount of “bleeding” between the two delay lines.」らしい。
英語だからわからないということではなく、日本語にしてもわからない。
とりあえず、単純な音で確認して、ボクが理解したことによると、Crosstalkを最大まで上げると、2つのディレイ音のフィードバックの最後が揃うということ。
0のときは、2つのディレイ音をずらしていれば当然ずれたままなんだけど、最大に上げると最後、消えていくのが揃う。
ディレイタイムがだんだん速くなっていってるってことなのかなぁ?
MixはDRYとWETの割合ですね。
シンプルにスネアで確認。
まとめ
ディレイもシンプルでしたが、それがデュアルになってるってやつ。
おもしろい。
意図的に使わないと、何がなにやらわからなくなってしまいますが、ちゃんと設定をすると、なかなか面白い感じになりますね。
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