ローファイエフェクトらしいです。
Mellotronという鍵盤楽器風なサウンドにするプラグイン。
Mellotronという鍵盤楽器は何かというと、1960年ごろにつくられたテープで録音した音を鍵盤で鳴らすというサンプラー的楽器のようです。
テープで録音しているので、当然、テープで録音したような音が出るわけです。
このMellotronという楽器は、ARTURIAはMELLOTRON Vという音源プラグインとして作っているわけです。
今回のTape MELLO-FIは、音源プラグインではなく、普通の音源をMellotron風の音源にするエフェクトプラグインになっているわけです。
そうかぁ、と思って使ってみたけど、うん、よくわからない。
いわゆるローファイにはなる。
が、これがMellotron風なのかはわからない。
ということで(どういうこと?)、見ていきましょう♪
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
Arturia Software Centerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
電源・OUTPUT・DRIVE・TONE・NOISE
ON/OFFは電源ですね。
OUTPUTはアウトプットの音量。
DRIVEはハーモニックディストーション。
サチュレーションであり、上げすぎると歪むやつ。
下にあるボタンは、DRIVEをオンにするボタンではなく、ブーストするボタン。
ブーストすると、サチュレーションというより、オーバードライブ。
TONEはEQですね。
詳しいカーブとかはわかりませんが、とりあえず左に回すと高音が抑えられ、右に回すと低音が抑えられる感じ。
TONEの下のボタンは、TONEのオン/オフ。
NOISEは名前の通り、ノイズが加わります。
FLUTTER・WOW
FLUTTERはテープデッキのモーターの回転の不安定により起こるもの。
WOWはホイールやキャプスタン、ピンチローラーの劣化により起こるものらしいです。
まぁ、劣化したテープの歪んだ(ゆがんだ。ひずんだじゃあない)感じの音が出ます。
全開まで上げると、聴けたものじゃない。
いや、もう50%でも聴けたものじゃない。
ローファイにしたい人でも、ここまで求めていないのでは?と思うのだが、そうでもないのか?
WEAR・MACHANICS
WEARはテープの摩耗を再現するつまみ。
MACHANICSは、Mellotronが使用する電気モーターで回転する重たいフライホイールが生み出すノイズの量を調整するつまみ。
NOISEとMACHANICSの違いがよくわからない。
・・・が、FLUTTERやWOW、WEARに比べて、ノイズはなんとなくわかるんですよねぇ。
なんとなく、ローファイ的な雰囲気を出したいときに、ボクもまれに使う。
けど、ノイズ以外の変なゆがみはいらない。
まぁ、これも本当にローファイにしたい人には求められているのか?
Tape Stop
Mellotronについているのかどうかは知りませんが、テープストップがついています。
Mellotronについているんだとしたら、意味が分からないんですけどねぇ。
楽器ですよねぇ。
必要なくない?
まぁ、それはそれとして、テープストップを持っていない人(まぁ、無料で結構あるけどね)は、これを使うのもありかもしれません。
ストップ側は隣の1 BARというところで、どれぐらいの速度で止めるかを設定できますが、再生はすぐです。
FILTER
ローパスフィルターとハイパスフィルターですね。
がっつりかかります。
ハイパスフィルターでややローをなくすと、ちゃちぃ音になりますよね。
Tape Catch-up・Stereo Width
見逃していました。
Tape Catch-upはInstantとFast-Forwardが選択でき、Fast-Forwardにすると、テープストップから再生するときも、時間をかけて再生するようになります。
Stereo WidthはFLUTTERやWOWを設定したときに左右で微妙に設定が異なり、それにより、音が広がったように感じるやつみたいです。
まとめ
ローファイは別に好きじゃない・・・
と言ってしまっては、失礼ですね。
が、別に好きじゃないから、特にこれといったコメントができなひ。
まぁ、ローファイ好きのためのプラグインです♪
価格
【定価】
99ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
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