822.ARTURIA社のTape MELLO-FIを使ってみよう♪ ~ローファイ~ 有料プラグイン

ローファイエフェクトらしいです。
Mellotronという鍵盤楽器風なサウンドにするプラグイン。

Mellotronという鍵盤楽器は何かというと、1960年ごろにつくられたテープで録音した音を鍵盤で鳴らすというサンプラー的楽器のようです。
テープで録音しているので、当然、テープで録音したような音が出るわけです。

このMellotronという楽器は、ARTURIAはMELLOTRON Vという音源プラグインとして作っているわけです。

今回のTape MELLO-FIは、音源プラグインではなく、普通の音源をMellotron風の音源にするエフェクトプラグインになっているわけです。
そうかぁ、と思って使ってみたけど、うん、よくわからない。

いわゆるローファイにはなる。
が、これがMellotron風なのかはわからない。

ということで(どういうこと?)、見ていきましょう♪

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

Arturia Software Centerというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

電源・OUTPUT・DRIVE・TONE・NOISE

ON/OFFは電源ですね。
OUTPUTはアウトプットの音量。

DRIVEはハーモニックディストーション。
サチュレーションであり、上げすぎると歪むやつ。
下にあるボタンは、DRIVEをオンにするボタンではなく、ブーストするボタン。
ブーストすると、サチュレーションというより、オーバードライブ。

TONEはEQですね。
詳しいカーブとかはわかりませんが、とりあえず左に回すと高音が抑えられ、右に回すと低音が抑えられる感じ。
TONEの下のボタンは、TONEのオン/オフ。

NOISEは名前の通り、ノイズが加わります。

FLUTTER・WOW

FLUTTERはテープデッキのモーターの回転の不安定により起こるもの。
WOWはホイールやキャプスタン、ピンチローラーの劣化により起こるものらしいです。

まぁ、劣化したテープの歪んだ(ゆがんだ。ひずんだじゃあない)感じの音が出ます。
全開まで上げると、聴けたものじゃない。

いや、もう50%でも聴けたものじゃない。
ローファイにしたい人でも、ここまで求めていないのでは?と思うのだが、そうでもないのか?

WEAR・MACHANICS

WEARはテープの摩耗を再現するつまみ。
MACHANICSは、Mellotronが使用する電気モーターで回転する重たいフライホイールが生み出すノイズの量を調整するつまみ。

NOISEとMACHANICSの違いがよくわからない。
・・・が、FLUTTERやWOW、WEARに比べて、ノイズはなんとなくわかるんですよねぇ。
なんとなく、ローファイ的な雰囲気を出したいときに、ボクもまれに使う。

けど、ノイズ以外の変なゆがみはいらない。
まぁ、これも本当にローファイにしたい人には求められているのか?

Tape Stop


Mellotronについているのかどうかは知りませんが、テープストップがついています。
Mellotronについているんだとしたら、意味が分からないんですけどねぇ。
楽器ですよねぇ。
必要なくない?

まぁ、それはそれとして、テープストップを持っていない人(まぁ、無料で結構あるけどね)は、これを使うのもありかもしれません。
ストップ側は隣の1 BARというところで、どれぐらいの速度で止めるかを設定できますが、再生はすぐです。

FILTER

ローパスフィルターとハイパスフィルターですね。
がっつりかかります。

ハイパスフィルターでややローをなくすと、ちゃちぃ音になりますよね。

Tape Catch-up・Stereo Width

見逃していました。
Tape Catch-upはInstantとFast-Forwardが選択でき、Fast-Forwardにすると、テープストップから再生するときも、時間をかけて再生するようになります。

Stereo WidthはFLUTTERやWOWを設定したときに左右で微妙に設定が異なり、それにより、音が広がったように感じるやつみたいです。

まとめ

ローファイは別に好きじゃない・・・

と言ってしまっては、失礼ですね。

が、別に好きじゃないから、特にこれといったコメントができなひ。

まぁ、ローファイ好きのためのプラグインです♪

価格

【定価】
99ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・

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