布団に入って、さぁ、寝るかってときに、ふと思った。
1小節の全てのリズムパターンを網羅したら、勉強になるのではないか。
1小節ってことは、全音符1つで終わりだ。
全休符1つでも終わりだ。
まぁ、全音符と全休符がすぐに終わるのは、ボクにも、わかっているさ。
で、ボクの使う音符で一番短いのは16分音符。
いや、32分を絶対使わないかといえば、そうでもないんだが、まぁ、とりあえずは16分音符までで良いだろう。
16分音符が終わってから、必要なら32分音符も試してみよう。
えーっと、全音符と全休符はとりあえず良いとして、次は2分音符、2分休符だね。
2分音符・2分音符
2分音符・2分休符
2分休符・2分音符
2分休符・2分休符
うん、単純。
さらに4分音符、4分休符。
4音・4音・4音・4音
4音・4音・4音・4休
4音・4音・4休・4音
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・いや、ちょっと待て、これ、思いの外、多くないか。
そもそも、4分音符は、前提として、2分音符との組み合わせもあるんだからなぁ。
えっ、8分音符もあるんだよなぁ。
8分音符って、2分音符と4分音符とも組み合わせられるわけだよなぁ。
えっ、16分音符って???
え、逆から考えるべきか?
16分音符が16こ並ぶだろう?
16分のパターンが・・・
おっ?
おっ?おっ?
あれ?
ちょっと待て。
これ、もしかして、ものすごいことになるんじゃないか?
えっと、と、とりあえず、どれぐらいあるんだ?
どうやったら数えられる?
樹形図か?
樹形図なのか?
最初が2分音符で、残りが2分音符分の長さ。
ということは、2つめが2分音符、2分休符、4分音符が2つ、4分音符と4分休符、8分音符と・・・いや、4分音符と8分音符2つが先か?
いや、布団の中で、頭の中で、できるようなもんじゃねぇや、これは。
とりあえず、正確じゃなくてもいいから、ざっくりとした数を出せないか?
うーん・・・
うーん・・・
うーん・・・と。
やっぱり逆からいくか。
とりあえず、16分音符が1小節の中に16こあるわけだ。
○○○○○○○○○○○○○○○○
で、音の長さはさておき、音がスタートするところを決めてみよう。
●○○○○○○○○○○○○○○○
この場合、一番最初からスタートするから、ここの音符は全音符かもしれないし、4分音符かもしれないし、8分音符かもしれないが、とりあえず、それは置いておこう。
●○○○○●○○○●○○●○●○
例えば、こんな感じにもなるわけだ。
繰り返すが、これが全部16分音符と16分休符の集まりかもしれないが、4分音符、4分音符、8分音符、16分音符、16分音符かもしれないが、これもまた、とりあえず置いておこう。
とりあえず、この16この色塗りの仕方のパターンを考えると、1番前が黒か白、2番目も黒か白、3番目も黒か白・・・
ってことは、だ。
2×2×2×2・・・ってことで、2の16乗だよな、きっと。
2の16乗って・・・65536!
65536!
6万5千5百3十6!
六万五千五百三十六!
ろくまんごせんごひゃくさんじゅうろく!
六万だと?!
え、さっき、とりあえず置いていたが、後ろが白の場合は、休符の可能性もくっつく可能性もあるんだよな。
えっ?
ちょっとまて、これが、もっと膨れ上がるんだろ、それって。
あっ!
そういえば、付点とかなかったっけ?
付点4分音符・・・とか。
って、ことは、付点4分音符と8分音符との組み合わせとかも考えないといけなくない?
16分音符より長い、付点16分音符を使ったら、16分音符の半分のところからスタートとかもありうるんじゃないのか。
ってことは、32分割で考えないといけないのではないか?
16分音符よりも短い32分音符までは考えないと決めたけど、しかし、16分音符より長い付点16分音符は・・・外す理由がねぇ。
こ、これは・・・無理だ。
えっ、1小節ですよ。
ちょっと1小節でつくれるリズムパターンを網羅しようと思っただけですよ。
全然無理じゃん。
しかも、ここにピッチが加わって、8小節とかで創るわけですよ。
そりゃ、新しい曲が生まれ続けるわけだ。
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