500.無料プラグイン Cymatics社のOriginを使ってみよう♪ ~ローファイエフェクター~

無料のプラグインです。
Cymaticsと言えば、多数のサンプルパックを販売していて、少数のプラグインも販売しています。
2023年9月現在で、8つのプラグイン、うち3つが無料という、なんだか、どうなんだ?ってメーカーなんですが、なかなかどうして、これがまた、しっかりしているんですよね。

以前、紹介したDiablo Liteも、ここのやつですね。

Diablo Liteに比べると、見た目が普通なんですよねぇ・・・

iZotope社のVinylなんかも同じ感じですが、Originの方がシンプルですね。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

Resample Freq

このプラグインはサンプルレートを下げるようです。
サンプルレートを下げつつ、いわゆるローパスフィルターがかかるようになっているようです。

ただサンプルレートを下げるだけだと、ビットクラッシャーみたいになるから、云々ということらしいのですが・・・

で、ローパスフィルターは、リサンプルを行う前にかけるのがPRE、かけた後にかけるのがPOST、どちらにもかけることができます。

さらに、ハイパスフィルターもデフォルトではかかっています。
200Hz以下はバッサリと。

リサンプルしているのかどうかはよくわかりませんが、ローとハイをカットされたら、まぁ、ビンテージ感、ローファイ感がでますね。

たしかに、高音域にフィルターがかかっていないと、ビットクラッシャー感がでてきますね。
よく考えられているものです。

Saturation

サチュレーションですね。
倍音を付加します。
ローファイ感を増します。

ちなみに、下にあるつまみは、どれもリサンプルの前か後かをきめるためのつまみみたいです。

後からかけると、かなりきつめになりますね。
いずれにせよ、100%はないか。

Movement

テープや、もっと古いオープンリールデッキなどのように、速度が安定しない感じになります。
あまり上げると、ローファイが求めるものはこれか?と疑問に思ってしまいます。

Reel To Reel I


リールがどうとかと書いていますが、つまりはノイズです。
断言できます、ノイズです。

というのも、マニュアルにNoiseと書いている上に、マニュアルの画像にもNoiseと書かれているからです。
そして、これは、楽しいと思います。

今回の動画は、曲の前と後ろにやや空白をつくっています。
そして、最初から、これ最大にしておきます。

あまり使わないですが、このチリチリ・・・は好きなんですよねぇ。

Chorus

コーラスです。

まとめ

まぁ、実際にどうかというのもありますが、言っても無料ですから、試してみたらよいのではないかと思います。
Noiseのチリチリを使えるだけでも、価値があるかと思いますけど。

まぁ、チリチリをWAV化して保存してしまえば、それだけでも良いという考え方もできなくもないけれども・・・
そもそも、ローファイは範疇じゃないんだよなぁ。

他の無料プラグインはこちら

コメント

  1. 匿名 より:

    わかりやすかった ありがとん

  2. SSS SSS より:

    コメント ありがとん